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2005年2月

2005/02/28

今度はカタカナ化

全国にバカさ加減を露呈してしまった自治体がいた。
今,何かと話題の中部国際空港(セントレア)を巻き込んだ
美浜町と南知多町の合併問題だ。
合併すると当然新しい町の名前をつけなければならないが,
住民の公募の中にはなかった「南セントレア市」という名前を
行政側で勝手につけたらしい。
で,住民は猛反対。
そりゃそうだろ。
正常な反応だ。こんな名前が支持されるようなら,この町に未来はない。

最近,行政はなんでもひらがな化が大好きだ。
僕には,他の多くの人同様,そのよさがちっともわからない。
はたして「さいたま市」に愛着を覚える人がいるのだろうか。

そして今度はカナカナ化だ。
実は,「中央アルプス市」なんてのもひっそりと頓挫していたらしい。
合併失敗の原因は名前ではなかったようだが。

しかし「南セントレア市」というのは実にセンスが悪い。
町長たちが自信満々にこの名前について話しているのをテレビで
見たが,確かにこういう名前が好きそうな顔をしている。
「センスのない田舎もの」オーラがブラウン管からにじみ出ている。
住民の予想外の反発に面食らった様子だった。
おおいに予想される反応だと思うが。
で,仕方なく,どの名前がいいかアンケートをとったらしい。
まあ結局,住民のアンケート結果以前に,住民投票で合併そのものが
中止になったみたいだが。

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2005/02/27

メス化

ようやく風邪が完治した。
こないだ,ほとんど治りかけのときに念のため例の怪しい薬を
もらいに保健センターに行ったのだが,そのとき医者に
「ああ,この薬で治るんだあ。じゃあまた四日分出しますね。」
と言われた。そんないい加減な薬だったのかよ。
また95円取られた。

風邪も治ったし実験再開!
ウニから精子を取り出すことから実験は始まるのだが,
困った,精子が取れない。
最近なぜかオスのウニがいない。
オスとメスは外見では区別がつかない。
外見でオスとメスを見分ける方法があれば,我々の業界では
ノーベル賞級の発見だ。いや,言い過ぎた。
とにかく実際に中の精子か卵を出すまでオスなのかメスなのかわからない。
で,手当たりしだい水槽からウニを取って中身を出すのだが,
今季のバフンウニ(冬はバフンウニというウニを使っている)はなぜか
メスばかりだ。メスは元気で,卵をたくさん出す。
しかし僕の実験では卵は使わないので何のありがたみもない。

ウニの生態など全然知らないが,経験上,性比は1:1である。
つまり10匹のウニを取り出せば,確率的には半分はオスである。
ところが今季のバフンウニは10匹中オスは1~2匹である。
しかもすこぶる調子が悪い。あまり精子を出さない。

今年の異常気象が原因か,はたまた環境ホルモンの影響か。
などと無駄な深読みをしながら今日も顕微鏡に向かう。

Murasaki_Niigata3
参考写真:卵を出すムラサキウニ(夏はムラサキウニを使う)

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2005/02/25

受験

東京ではこないだ春一番がふいたかと思うと今朝は一転,積雪だ。
予想通りの渋滞。
まあ自転車通学の僕は高みの見物だが。いい気分である。

今日は国立大学の入試らしい。
おかげでいつも使っている裏口が封鎖され,わざわざ正門まで
まわらされた上に身分証の提示を求められ,研究室に来るのに
いつもより10分くらい余計に時間がかかってしまった。
ちょっと昼飯を食いに出るためにまた身分証を見せなければ
ならないと思うと面倒で憂鬱だ。

最近,某メーカーのチョコレートが,受験生応援を前面に押し出し
売られているのをよく見かける。
受験とチョコレートと何の関係があるのだろうか。
電車の広告を読んでみると,どうやら携帯電話からインターネットを
使って合格祈願の絵馬を受け付けるサービスもやっているらしい。
どうやら最近は神様もITを導入したようだ。
そのうち初詣もインターネット上で済まされるようになるのでは。
金額を入力してクリックすれば自動的に自分の口座からさい銭が
振り込まれる。
どうせ皆たいした信仰心を持っているわけではないので
こんなもんで十分だろ。

そもそも僕は初詣など興味がない。
普段は神様などに興味を示さないくせに都合のいいときだけ
お願い事をするというのはばかげている。
新年を祝うのもよくわからない。
黙っていても新しい年はくる。
何がめでたいのだろうか。
誕生日も同じだ。
しかし何をしたわけでもないのに勝手に祝ってくれていろいろもらえる
という意味で誕生日は好きだ。
どうせなら毎月祝ってくれ。

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2005/02/23

永遠の弟分

風邪がだいぶよくなってきた。
怪しい薬の効果への疑念は確信に変わりつつあるが,
回復しているのは事実である。
間違いなく自然治癒力によるものだろう。

ところで,「ビートルズのメンバーで誰が好きか?」と聞かれると
僕は「ジョージ・ハリスン」と答える。
なんで突然こんな話を始めるかというと,まあ特に何かきっかけがあった
わけではない。だいたいいつもこんな調子だ。
強いて言うなら啓示のようなものである。
ブログの神様が突然舞い降りてきて,
「なあ,おまえ,ちょっとジョージの記事を書いてみろよ。」
と肩をたたいたのである。

ジョージはビートルズの中では明らかに個性がなく平凡である。
ジョンやポールのような歌唱力やカリスマ性はない。
リンゴのように,あえて下手な歌を前面に押し出せるキャラクターも
持ち合わせていない。
でも,ビートルズでギターを弾くのは,エリック・クラプトンではなく,
キース・リチャーズでもなく,ジョージ・ハリスンでなくてはならないのだ。

同じくイギリスのバンド・クイーンのベーシストであるジョン・ディーコンも
ジョージと似ている存在かもしれない。
目立たない。メンバーの中で唯一歌えない。
しかし彼のことを知れば知るほどクイーンでベースを弾くのは
シド・ヴィシャスではなくジョン・ディーコンでなくてはならないことがわかる。

彼らはそれぞれのバンドで末弟的なポジションからバンドを支えていた。
僕自身そのようなポジションに憧れることはないが,
どのような組織にも必ず必要な存在なのかもしれない。

どうでもいいが,先日釈放されたチリ人妻・アニータは
スティーブン・タイラーの娘に違いないと思うのはおれだけか?

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2005/02/22

すずらん

風邪ひいてしまった。。。
とりあえず大学の保健センターとかいうところで薬をもらったのだが,
四日分で95円という破格の値段だった。
どうせならタダにしろよ,と思ったがまあいい。
薬がちゃんと効いているのかどうかかなり疑わしいが,
とりあえずは回復傾向だ。

話は変わるが,先日,とあるベトナム人女性と親しくなる機会があった。
顔が日本人によく似ている(非常に美しい!)うえに,かなり流暢に
日本語を話すので,名前を聞くまで日本人だと思っていた。
もう日本にやってきて8年になるそうだ。
カメラつき携帯を使いこなす様子などは日本人そのものだ。

今年の夏には大学院の試験を受けるらしい。
外国にきて自分のやりたいことを見つけ,行動に移すという
彼女の行動力に感心した。
彼女の話を聞くことはとても刺激的だった。

東京に来て一年になるが,あまり刺激的な人に出会えないという不満が,
実は密かにあった。
以前,福岡に住んでいたころの友達というのは,突然思いつきで
ふらふらと海外を一人旅するような行動力のあるやつらだった。
もちろん,東京で知り合った人たちもそれぞれ長所はあるのだが,
(馬鹿にしているわけではないということを,誤解しないでいただきたい)
僕に強い影響を与えてくれる人はほとんどいない。
そんな中,ベトナム人の彼女との出会いはとても新鮮だった。

以前にも話したが,この春からアメリカへ旅立つ隣の研究室の
美人ドクター(通称:ママ)は,そういう意味ではとてもよい刺激を与えてくれる。

これら,自分の国を離れてがんばっている(がんばろうとしている)人たちを見ると,
僕自身がかねてから考えている海外進出の野望に火がつくのである。
やっぱりいつまでも安定した環境にいてはいかんよ!

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2005/02/19

出ました,セガール新作!

別にセガールのファンというわけではないが,セガールについて語るのが好きである。
幸運にも研究室内によき理解者もいる。

で,新作が今日から公開らしい。
タイトルは「ICHIGEKI /一撃」らしい。

そういえば以前「DENGEKI/電撃」っていう映画出してたよな。
「沈黙」シリーズをやめてこれからは「~撃」シリーズを売り出すのだろうか。

しかし「~撃」という言葉はけっこう少ない。
辞書で調べたら「狙撃」というのがあった。

セガール待望の新作「SOGEKI/狙撃」

なんだか弱いな。ちなみに辞書にはこう書いてある。
「ひそかにうかがってねらいうつ。また,ねらいうち。」
うん,確かにそうだろうが改めて意味を調べるとなんだかすごい卑怯だよな。
セガールが急に小さな人間に見えてきた。これはだめだ。

セガール待望の新作「BIGEKI/尾撃」

意味は
「逃げる相手をうしろから追いかけて攻撃すること。」
恐ろしい。
あんなのに追いかけられたら敵は逃げる気なくして映画は3分くらいで終わるだろう。
これら二作品ではおそらくセガールは忍者みたいな格好してるんだろうな。
監督はタランティーノで。ニンニン。

なにも「撃」という漢字にこだわる必要はないか。

セガール待望の新作「KAGEKI/過激」

辞書に載っている意味もシンプルだ。
「激しすぎる」
基本的にセガールのアクションは激しいのだが,なにしろ
「激しすぎる」のだ。期待が高まる。
さらに上があった。

セガール待望の新作「KIGEKI/詭激」

意味はこうだ。
「いうことや行いが普通の程度をこえてはげしい。言行が普通とちがって過激であること。」
このくらいになるとおそらくセガールの髪型が乱れるようなアクションだろう。
髪をほどいたセガールを見てみたい。

こんなのもあった。

セガール待望の新作「KAGEKI/過隙」

意味は「すき間を通り過ぎる。」
勝手に通り過ぎてくれ。

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2005/02/18

虚無感

少しさぼってました。
いつも読んでくださっている方々すみません。
いや,そんな人いるのか?
そもそもどのくらいの人がこの記事を読んでいるのかわからない。
アクセス数ってどうやったらわかるんだろう。
「なんだ,そんなことも知らないのか」
という方,ぜひ教えてください。

前置きが長くなったが,なぜ数日間さぼっていたのかというと,
ちょっとあちこち遠出していたのである。
遠足気分での旅はうかれて楽しいのだが,このようなイベントが終わってしまうと
たいてい虚無感に襲われるものである。
というわけで今日は非常に無気力である。(たいていいつも無気力だが)

このような虚無感は日常でもよく感じる。
ずっと携帯電話の電波が届かないところにいた後,メールの問い合わせを
しても一件も届いていないときなどである。

先日の旅のときにも,デジカメのデータを保存しようとパソコンを持って行ったのだが,
カードリーダーを忘れて,パソコンがただのうっとおしい箱になったときもそうである。

原付のエンジンをかけようとすると一度目は必ず失敗する。

ガスコンロの点火も一度目は必ず失敗する。

正月,実家に帰らずに研究室で実験すると言っていた後輩に感心していたら,
しっかり冬休みをとって実家に帰っていた。

携帯電話の電波が悪いとき,とりあえず電話を振ってみている人を見たとき。

一度すべったボケを,どこがおもしろいのか自分で説明しているとき。

夜中に大きな地震があったのに自分だけ気づかずに寝ていたとき。

こんなことを考えている自分に虚無感を覚えてきた。

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2005/02/14

バレンタイン

毎年この時期になると世の男どもはそわそわし始める。

「まあおれはバレンタインなんて興味ないけどね」

これは見栄である。

「そもそもバレンタインデーにプレゼントをあげるのは男でも女でもよくって
むしろ欧米では男の子が女の子にプレゼントをあげるのが一般的で
女の子がチョコレートをあげるなんて日本だけだよ」

チョコをもらえないやつにかぎってこういうことに詳しい。

そして,こんなやつがクラスに一人はいる。
バレンタインデーに,今年一番ぐらい気合の入った格好をして登校。
たいてい女の子は前もってチョコレートを買っているので,
当日かっこよかろうが悪かろうが関係ないことは,
もはや冷静を失っている彼の頭では考えられない。

どうでもいいが,女の子が,チョコレートを好きな男の子の下駄箱にいれて渡す,
というシーンが一昔前のドラマやまんがでありがちだ。
どうもこれは理解できない。
トイレの汚れた床の上を歩いた上靴とチョコレートが並んで置いてある。。。
冷静にそう考えるとなんだかチョコレートが急にまずいものに見えてくる。
はっきり言ってそんなものもらっても迷惑だろ!

これもやはりチョコをもらえない男のたわごとである。

で,チョコをもらえない男ってのは誰かって??
そんなこと聞くなよ。。。

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2005/02/12

新生日本!

昨日は,祝日の趣旨を知らずに休日気分を満喫していた。
どうやら建国記念の日だったらしい。
具体的に何の日なのかは,やはりわからないが。

建国記念を祝うのもいいが,やはり,これからの日本を考えなければならない。

道路公団民営化,郵政民営化。。。

あんな無駄ばかりの組織を民営化するのは大いに結構。
しかし,小泉さん,こんなのはどうでしょう?

日本民営化

文字通り,日本政府を日の丸株式会社にしてしまおう。
で,株の50%をアメリカ政府に保有してもらう。
これでアメリカにぺこぺこ頭下げることにも大義名分ができる。

しかしそうなると中国も黙ってはいないだろう。
東証(この状況で存在するのか?)取引開始前に日本株の35%を買う。。。
なにやら,どこぞのベンチャー企業とテレビ局の争いの様相を呈してきた。


うん,今日も実に無駄な文章が書けた。

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2005/02/11

別れの季節だなあ

昨日うちの卒研生の卒論発表だった。
練習のときはかなりぐだぐだで,どうなるものかと思ったが
なかなかよくできていたと思う。
最後の質問の切り返しなど,かなりよかった。

こいつ(通称:ホッケーバカ)は普段はかなり緊張感がなく,
「こいつ大丈夫か?」とまわりが心配するほどである。

まあ実は陰では緊張していたようであるが。
普段はばかっぽいのだが,ブログではなかなか大人っぽいことを書いている。
ブログ上での威厳を現実世界でも保てればなかなか貫禄があるのだが。。。

このホッケーバカは別の分野の研究室に進学することが決まっている。
なにやら再生医療など金になる分野に進出するらしい。
しかしそんなに遠くに行くわけではないのでたまには遊びに来るだろう。
というかかなり頻繁に遊びにきそうな気がする。。。
研究室のイベントごとには絶対参加するだろうな。


こないだ紹介した(銀行で憤慨していた)ママも,来年はいなくなる。
なんとアメリカで研究職に就くのだ。
かっこいい限りである。

こないだぼやいた通り,僕は今,海外旅行を計画しているのだが,
その候補地のひとつがニューヨークである。
ママの職場もニューヨーク州らしいので,もしニューヨークに行くことになれば
勝手に押しかけてやろうかと企んでいる。

ほかにも何人かいなくなるのだが,まあその辺はいいや。勝手に旅立て。


なんだか皆が旅立って行くのを見送るのは寂しいものだ。
まわりが旅立つのを見ると,自分も何か行動を起こしたくなる。
元来,落ち着きがなく,じっとしていられない性分である。
美容院で一時間ほど座っていなければならないことが苦痛でたまらない。
歯医者で口をあけて寝転がっていると気が狂いそうになる。
しかし,今の研究室にはあと数年は厚かましくも居座るつもりだ。
まあ成果を得るためにはある程度の期間は必要だ。

今の研究室は非常に居心地がいいのだが,もちろんここで骨を埋める気はない。
安定した環境では人はだめになる(と信じている)。
常に変化が必要だし,自分自身,不安定を欲している。

「がんばれ」だなんて押し付けがましいことは言わない。
この春研究室を出て行く仲間たちにはぜひ,変化を楽しんでもらいたい。

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2005/02/10

サッカーの話はしません

昨日は我が心の友・こうでぃん氏の家でサッカーを見る約束をしていた。
どうせ今日のブログ界ではサッカーの記事が氾濫しているだろうから
ここではそんな話はしない。
で,昨日試合が始まるちょっと前にブログを更新しようと記事を書いていた。
しかし,こうでぃん氏が早くしろと急かすもんだから記事の後半は
推敲する間もなく(どうせいつもしてないが),かなりぐだぐだになっている。

冒頭が長くなったが,以上が言い訳である。

で,結局昨日は何が言いたかったのかというと。。。
思い出せない。
そもそもいつも思いつくままにテキトーに書いているので
間が空くともう何がなんだか。

たぶん「旅行したい!」といううっぷんを晴らしたかったのだろう。

学会にかこつけて国内を旅する機会が増えてきた。
今年は神戸・京都・大阪と立て続けに関西だった。
来年は北海道,さらに再来年は沖縄に行くことになりそうだ。

どうせなら海外の学会(という名目の旅行)に行きたいものだ。
うちのボスなどはよく仕事でハワイに行っているので
ぜひとも便乗したいのだが,当面ハワイに行く用事はないらしい。。。

うん,今日も何が言いたいのかよく分からん。

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2005/02/09

一人で旅して何が悪い

卒業シーズンだ。
うちの卒研生たちも皆,卒業旅行に海外に行くらしい。
優雅なもんだ。

僕は大学の卒業旅行で鹿児島に行ってきた。
当時住んでいた福岡から夜行バスで往復。
指宿でレンタカーを借りて一人で乗り回していた。

卒業旅行というのは,どうやら一般的には
「これでお別れだから,仲のいい友達と最後にいっしょに旅行しよう」的な
コンセプトをもっているらしい。

僕の場合は卒業旅行のコンセプトを履き違えて一人で旅してしまった。

いや,そもそも一人旅が好きなのだ。
かなりテキトーで気まぐれな性格なので,旅の予定はリアルタイムで変化する。
もし誰かが同行しているとかなり迷惑するだろう。
勝手に隣で迷惑されるのは,こちらとしても邪魔くさいかぎりなので,
はじめから一人で行くことにしている。

思えば生まれてはじめての海外旅行も一人だった。
ロンドンに数日間滞在したのだが,あれはさすがに怖かった。
飛行機からロンドンの街並みが見えた瞬間,家に帰りたくなった。
しかし,いざ日本に帰るというときになると,逆ホームシックになって
ちょっとでも長くロンドンを味わおうと空港でぶらぶらしていたら
危うく飛行機に乗り遅れるところだった。
ホテルの近くのフィッシュアンドチップスのインド人風の店員と
仲良くなれたのも,一人旅ならではのことだろう。

最近の話に戻るが,まわりが皆,海外旅行に行くことに触発され,
僕も近々海外旅行に行こうかと企んでいる。
もちろん一人旅だ。

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2005/02/08

沈黙の銀行員

隣の研究室の先輩で,事実上研究室を支配している美人ドクター(通称:ママ)がいるのだが,
そのママが,昨日激怒していた。(今朝関東地方で起こった地震はその影響によるものだろう)

銀行の窓口でちょっと込み入った相談をしていたらしいのだが,
そのときの係員の対応が非常に悪かったというものである。
数年前の合併時,弱者の寄せ集めと呼ばれ,さらにATMのトラブルが相次いだ
あの,銀行である。

僕自身銀行の窓口で不愉快な経験をしたことがある。
口座を開設しようと思って行ったのだが,受付の接客態度の悪さに憤慨し,
その銀行での口座開設を取りやめてやった。
同じ財閥の自動車部門はリコール隠しで大変なことになった
あの,銀行である。

そもそも我々預金者はやつら銀行に金を貸してやってる立場だ。
窓口のやつらは金を借りるのになんであんなに偉そうなんた。
貸した金を返してもらうのに手数料を取るなど論外だ。

だいたいあの仰々しい監視カメラはなんだ!
せっかく金を貸してやろうっていうのに疑ってかかるとは何事だ。
そんなに金を守りたいか,金の亡者どもめ。
いや,まあそうは言っても預金をちゃんと守ってくれなきゃこっちも困るが。

銀行強盗を恐れるならこいつを雇うといい。

「沈黙の銀行員」

元グリーンベレーだ。
長髪を後ろで束ねて,黒を基調としたエスニックな感じの服を着ている。
デスクの下には多量の漢方薬を常備。
東洋の文化に精通している。

こいつなら銀行強盗どころかプロのテロリスト集団にも対応できる。
まず敵の背後に忍び寄り,首を折る。
ナイフで襲い掛かる別の敵からナイフを取り上げ返り討ちに。
さらに銃を撃とうとする別の敵に,先ほど奪ったナイフを投げ,眉間に命中。
ボスとは必ず素手で格闘する。


何やってんだ,おれ。。。

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2005/02/07

そりゃああるよ,悩みのひとつぐらい

人はしばしば見た目で判断される。
物事の内面とは見えにくいものである。

自分は見た目でどのように判断されているのだろうか。
ここ最近よく言われることランキングを発表しよう。

 1.ピンキー
 2.悩みがなさそう
 3.脱力系

いや,1位はこの際どうでもよい。
ただお気に入りのカーデガンがピンク色をしているだけでこう呼ばれるのだ。
まあ,これもひどい話であるのだが。

2位と3位については深刻である。
どちらもつまりは,おれはいいかげんでテキトーで何事にもやる気がない人間である,
と思われていることからこう言われるようだ。

いや,いいかげんでテキトーなのは認めるよ。
しかしいいかげんでテキトーなことと悩み苦しむことは別次元の話である。
少なくともおれの哲学ではそう定義されている。
こう見えてもけっこう繊細な心を持っているのである。
そりゃあ悩むことだってあるよ。

やる気がないと言われることに関しては,全く持って根も葉もない風評被害である。
初対面の人と話をしていたときに,不意に

「眠いの?」

と言われたことがある。
眠そうな顔に見えたらしいが,こちらは普通の顔をしていただけだ。
そいつが友達の知り合いでさえなければ,即座に殴り飛ばしていただろう。

その昔,テニスをしていたときのこと。
女の子たちが応援に来てくれた。
しかしなぜか怒って帰っていった。

「なんで私たちがせっかく応援しているのに,まじめにやらないの!」

いや,とんでもない!
かなり真剣にやってた。


やる気のなさそうな顔は生まれつきなのである。
こればっかりはどうしようもない。
まあたいして気にしてないけどね。
うん,やっぱりおれはテキトーな性格だな。

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2005/02/06

新・ウニの惑星

とりあえず前回までに研究の話は終えたつもりだ。

そこで,今回は重要な告白がある。


おれはウニがきらいだ!


今までウニを食ってうまいと思ったことがない。
実は研究室内でもこの事実はほとんど知られていない。


研究材料としてのウニを調達するためにあちこちウニ採集に行くのだが,
これはなかなかおもしろい。
しかし,宮城の気仙沼あたりにウニ取りに行ったとき,地元の漁労長さんが
取れたてのウニをその場であけて食べさせてくれたときなどは大変だった。
ほかの皆はうまそうに食べているのだが,おれには地獄だった。
せっかくのご好意なので「ウニは嫌いです」などと言えるはずもなく,
極力,心を無にしてがんばった。

その後もウニを食えるようになろうと多少は努力したのだ。
コンビニのウニおにぎりを買ってひそかに家で食べる練習をしたりした。
しかしやはりまずい。吐き気がした。

コンビニのウニなんか食うからだ,とか
新鮮な,上等なものを食えばうまいから食えるようになる,とか
言いたい人もいるだろう。
だが,そんな差,嫌いな人にはどうでもいいことなのである。
新鮮だろうが腐っていようがウニはウニ。まずいことに変わりはないのである。


「ウニの惑星」三部作は,この告白=オチのために企画したようなものだ。
今年の春,また気仙沼に行くかもしれない。
そうなればとても気前のいい漁労長さんと再会するのは必至だろう。
それまでにはなんとか。。。

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2005/02/05

続・ウニの惑星

自分のやってる研究の話。

精子の尻尾(べん毛)の中にはダイニンっていう分子モーター(前回の話参照)が
たくさん並んでてこいつらがべん毛の波打つような動きを作り出している。

ただ犬やら猫やらの尻尾が動くのとは少しわけが違う。

動物の尻尾は脳からの指令が神経を介して筋肉を動かしている。
でも精子には脳も神経もない。
というか精子はたった一つの細胞からできている。
おおざっぱに言えば大腸菌みたいなものだ。

もちろんべん毛の中のダイニンが好き勝手にべん毛を動かそうとすれば
べん毛は規則正しい,波打つような動きをすることなどできない。
そうなれば精子は泳ぐことができない。

じゃあどうやってべん毛の中のダイニンたちの動きは制御されてるのか?

これを調べるのがおれの研究だ。

で,それが社会の何の役に立つんだ?とよく言われる。

たぶん何の役にも立たない。
金にならないばかげたことをやっている,と冷ややかな目で見られることもよくある。

じゃあ相対性理論が確立されたことでみなさんは何か恩恵を受けただろうか?
それでもアインシュタインは賞賛された。
基礎研究をやってる人間なんてそんなもの。
いわば芸術家。

働きもせずにいつまで学生やってんだ,とよく言われる。
まあでもやりたくもないことやって無難に生きるより,
多少無謀でも,好きなことやってそれで飯も食っていける道があるんなら
そっちに挑んでみてもいいじゃないか。


予告編:
壮大な「ウニの惑星」三部作も次回ついに最終回!
驚愕の結末とは?!

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2005/02/04

ウニの惑星

プロフィールにも少し書いてあるが,僕はウニの研究をしている。
いや,正確にはウニの研究じゃないな。
分子モーターというタンパク質の研究。
ウニはただの材料。


分子モーターとはなんぞや??
と思う人も多いだろう。

おおざっぱにいうと生き物を動かすための力を発生させるタンパク質。
文字通り,生体内でモーターのような役割をする分子だ。
詳しい話は生物学の基礎知識から理解する必要があるのでここでは
割愛させていただくが,例えば分子モーターの仲間にミオシンと
よばれるタンパク質がある。

ミオシンは我々の日常から考えると非常に小さな物質である。
その姿は電子顕微鏡を使ってようやく見える。
ミオシンひとつの出す力は非常に小さいが,これが集まるととてつもなく
大きな力を生み出すことができる。

実はミオシンというのは筋肉を構成しているタンパク質のひとつなのだ。
この小さなミオシン分子が集まって我々の体を動かしているのである。


同じようにダイニンと呼ばれる分子モーターがある。
これは精子の尻尾(べん毛)を動かすのに使われている。
精子が尻尾を振って泳いでいる映像を見たことがある人は多いだろう。

長くなったが,何が言いたいのかというと,
つまり僕はウニの精子を使ってこのダイニンというタンパク質の
研究をしているのである。


続きはまた次回。

なんだか退屈な話になってしまったかな。
こういう話はどれくらいの人が関心を持ってくれるのだろうか。
もし知的好奇心をくすぐられた方はコメントでもいただければ幸いです。

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2005/02/03

わが心のジョージア

「わが心のジョージア レイチャールズ物語(原題:BROTHER RAY)」

買ってしまった。。。レイチャールズの自叙伝。
こないだ見た映画「レイ」の公開と同時発売,ということだったのだが
オリジナルはなんと1978年に出版されていた。
翻訳版が,新発売ということか。
だまされたというか,少し損した気分。。。
まあいいや。


で,映画「レイ」の話の続きなんだけど
見てて思ったことがある。

みんな顔が同じで誰が誰だかわかんねえ。

コーラスやらバンドやらのメンバーが皆同じ顔に見える。
何しろ皆黒人で同じ髪型してるからなあ。
戦争映画でも似たような現象が起こる。
大物俳優は別として同じ髪形の白人兵士がいっぱい出てるともう何がなんだか。

同じアジア人なら区別がつくか?
韓国映画を見たがやはり誰が誰だかわからん。
特に韓国人は名前まで皆同じに聞こえてしまうからもう大変。
一番ひどかったのはタイ映画。
登場人物の区別がつかず,結局どういう話なのか最後までわからなかった。

カラスの顔を見ても皆同じに見えるが,カラスは人の顔を見分けているらしい。
人は他人の顔をどうやって見分けてんだろうか。不思議だ。

うちの研究室の卒研生の目がいつもはひとえなのに今日はなぜか,ふたえだ。
しかしちゃんとそいつのことを認識できた。
どうやら人を見分けるポイントは,少なくとも,まぶたではないらしい。

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2005/02/02

Ray

こないだ映画見てきた。

"Ray"

レイチャールズの人生を描いた映画で前から見たかった映画だ。
なかなかおもしろかった。
レイチャールズを知らない人,ブルースに興味のない人でも抵抗なく見られるのでは?
まあ多少マニアックな感は否めないが。


あえて難を述べるなら,ちょっと長すぎるな。
途中間延びした感があった。
もうちょっとすっきり短くまとめられたのではないか?
レイの人生の後半40年をたった5分程度の字幕でまとめてしまうことができたのだから。。。


このページのタイトルにもあるとおり(タイトルは意味不明だが)もともと
ブルースが好きでよく聴いている。
レイチャールズはしばしば"ソウル"というジャンルに分類されているようだ。
CD屋に行くとたいていHip HopやらR&Bやらのコーナーに置いてある。
服はちゃんと体のサイズにあったものを着ているおれとしては
チェキラッチョな雰囲気に包まれた空間というのは妙に抵抗があって入りづらい。。。

ああいう場で人にぶつかったら"ごめんYo!"とか言ったほうがいいのだろうか?
店員さんに何か聞くときはちゃんと韻をふんだ文章をしゃべらないといけないのか?

これ以上言ってるとその方面の方々にぶっとばされそうなので今日はこのへんで失礼するYo!

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