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2005年8月

2005/08/31

CD購入

結局買ってしまった。
エリッククラプトンのニューアルバム。
どうしようかと迷っていたが,「迷っている」ということはもう「買う」ということである。
買い物に行くとたいてい,いつもそう。
例えば気に入った服を見つけたとき,とりあえず喫茶店に入って買うかどうか考える
のだが,この状態に陥った時点で99%買うことが決定している。
「迷う」というのは買い物の時の一種の儀式で,ほとんど意味をなしていない。

で,つまり買うべくして買ったこのCD。
内容は思っていたよりもよい。期待薄だっただけにけっこう満足。
輸入版なので当然歌詞カードや解説書といった洒落たものはついていない。
ひまだから勝手に解説書でも書こうか。
( )の中身は勝手につけた邦題なのであまり気になさらずに。

冒頭の「01 So Tired (子育ては正直しんどい)」はけっこうお気に入り。
曲中に入ってる赤ちゃんの声はクラプトンの子供か?!
何も知らなきゃ怪奇現象みたいだ。
日本でSMAPが歌ってた「02 Say What You Will (はよ言え)」は,改めてちゃんと
聞くと,ゆる~い感じが案外いいかも。
でもアイドルに歌わせちゃあいかんよ。爽やかすぎて腹が立つから。

「04 Love Don't Love Nobody」と言っておきながら「06 Love Comes To Everyone」
って,関西人でなくても「どっちやねん」とつっこみたくなる。
まあ「06」はジョージハリスンのカバーだけど。
あっ,「04」もJoseph Jefferson & Charles Simmons作になってる。
誰だか知らんがこっちもカバーか。
どうやらクラプトンが自己矛盾に陥っているわけではないようだ。
いや,でも「Love」はみんなのところへやっては来るけれども愛してはくれないよ,と
解釈すれば矛盾しないか。「Love」は来るだけ来て何もしない。
地元の岡山在住(?)の妖怪で人ん家に勝手に上がりこんで,ただタバコを吸うだけ
という「ぬらりひょん」というやつがいるが,ここで言う「Love」とはきっとぬらりひょん
みたいなものだろう。
ちなみにこのぬらりひょん,「ゲゲゲの鬼太郎」では悪役のボスである。
我等が岡山人の誇り!負けるなぬらりひょん!!

話がそれた。

まあそんな感じで(←いい加減)つらつらと進んで最後はこのアルバムのタイトル曲
「12 Back Home (浅めの外野フライ,ランナータッチアップ)」である。
カントリー調のブルース。けっこう好き。
いや,音楽はあまり詳しくないのでこの曲を本当に「カントリー調のブルース」と呼んで
いいのかどうかは知らないが。
そもそもカントリーなんか聞いたことないし。勝手なイメージ。
有名な「Take Me Home, Country Roads」はカントリー??
曲名に「Country」って入ってるし(←いい加減)。
大好きな曲でブライアン・メイの「'39」というのがあるが,この曲に雰囲気が似ている。
プロの解説によると「'39」は「フォークっぽい」らしい。
ふむふむ,じゃあ「Back Home」もフォーク調ブルースか??
と,あれこれ一人で議論してみたが,結局のところジャンルなどどうでもよい。
これだけやっておいて今さら言うのもなんだが,「分類」というのが大嫌いである。
「私は文系だから」だとか「俺は理系だから」だとかいうくだらんことを言うやつも嫌い。
人間がそんなにきれいに二つに分かれるか!
そんな社会が決めた枠には納まりたくない,人と同じはいやだ!!
という主張自体が案外,人と同じでありふれたものだったりする。

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2005/08/30

使い捨てるのはもったいない

最近はカメラ付きケイタイを含めてデジカメがかなり浸透しているので,
レンズ付きフィルム,いわゆる使い捨てカメラを見かける機会がめっきり
少なくなった。
数年前までは,何かあれば必ず「写ルンです」が登場していたが,最近
ではカメラ付きケイタイやらデジカメやらばかり。
かつては「ウォークマン」のごとく一般名詞化してたのに。

もはや普通の写ルンですでは売れないので,最近の写ルンですには
けっこうバリエーションがある。
例えば夜景用の写ルンです。
単に高感度フィルムを使っただけだが,なんとISO1600。
普通のコンパクトデジカメではここまで高感度なものはなかなかないし,
だいたいデジカメでここまで感度を上げるとノイズがひどい。
やはりまだまだフィルムの方が性能は上か。

夜景用に感度を上げると,昼間は逆に使いにくくなる。
が,昼も夜も使えるという写ルンですもある。
シャッター速度と絞りが調節できるらしい。
夜景モードでは絞りは開放状態で,昼モードにスイッチを切り替えると
絞りが出てくる仕組み。同時にシャッター速度も切り替わるらしい。
もちろんF値を自由に設定できるわけではなく,絞るか開放かの二段階。
ストロボオン・オフの二段階あり,もしやシンクロ撮影もできるのかと期待
してみたが,ストロボオン・オフは昼モードのときで,夜景モードは強制
オフのようだ。

先日,新潟でシュノーケリングをした際に重宝したのが防水仕様の
写ルンです。
なんと水深10mまで耐えられるらしい。
フィルムもISO800で,光量不足な水中でも晴れていれば問題ない。
コンパクトデジカメ用の防水ケースは1~2万円くらいするが,年に一度
くらいしか使わないので買うのがばからしい。
それでも水中で写真を撮りたかったので写ルンですを試してみた。
接写ができなかったり,ゴーグルをつけてるとファインダーが見にくかったり
かなり使いにくいが,まあ値段相応の価値はあった。

他にもAE(自動露出)機能付きのものまであるらしい。
と言ってもシャッター速度は固定で絞りを二段階で自動調節するだけのもの。
こうやって見ると写ルンですもけっこう充実している。
デジカメを使っている人々の大半はその機能をほとんど使いこなせていない
ように見える。彼らには写ルンですで十分。
かなり多いのが,夜景に向かってストロボ撮影している残念な人々。
「バカか,お前らは」と,つい心の中で叫んでしまう。
本気で,そんな光で夜景を照らせるとでも思っているのだろうか??
まあ確かにストロボの光はけっこう遠くまで届く。
実際,東京タワーの下に行ってみると,はるか上の展望台からピカピカと
哀れなストロボの光が見える。
が,問題なのは当然,反射光なのである。
光が届いたって,その光が物体に当たってカメラまではね返ってこなければ
写真を撮る上では,もちろん無意味である。
カメラ付きケイタイのおもちゃみたいなライトで一生懸命,夜景を照らそうと
しているチャレンジ精神旺盛な人々にいたっては笑止千万。
サッカーのキックオフと同時にいっせいに光るフラッシュも同様。
まああれはあれで風物詩的になっているのでいいか。
結局デジカメを持っていても「宝の持ち腐れ」になっている多くの人々は,
夜景撮影では夜景用写ルンですを使うべきだろう。
と,勧めておきながら自分はと言うと,けっこういいカメラ(デジタル一眼レフ)を
持っているので夜景用に写ルンですを使うつもりはないのだが。

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2005/08/29

音楽

お盆に実家に帰ったときに高校時代のビデオを発掘した。
当時バンドをやっていて,そのライブ映像。
若いな。そして自分で言うのもなんだが,けっこうギターうまいな。
少なくとも今の自分よりはかなりうまい。
バンド活動から遠ざかってもう何年も経つ。
大学に入った年に,友人に頼まれてフォークソング部(と言ってもフォークソングを
やってる人は全くいない,実質的には軽音楽部)に入ったことがある。
ほとんどトラウマ的な経験である。
依頼主の友人はベースを買ったばかりの初心者。
しかも彼はパンク好き。全く音楽性が合わない。
皆で練習するときに,彼は三日間徹夜で練習してくるのだが,僕は30分もあれば
マスターできる。そのくらい技術力に差があった。
好きな音楽ならもっとまじめに練習するが,興味のない音楽だったので全く練習
せずにその場で楽譜を見ながらセッションすることもしばしば。
やる気のなさに友人は明らかにいらいらしていたが,他にギターを弾いてくれる
人がいないのであまり文句を言えないというかわいそうな状況。
しかも最終的にはダークサイドに堕ちて,一方的に離脱してしまった。

まあそれはさておき,高校時代のバンドはかなり楽しかった。
一番の思い出はやっぱり学園祭か。
熾烈なオーディションに,三年目にしてついに受かったときの興奮を覚えている。
本番当日の客は1000人!
これはステージに立ったことのある人にしかわからないが,大勢の人の前に立つ
というのは実に興奮するものである。
もちろん緊張するが,その緊張感がたまらない。
そしてひとたび人前に出てしまえばもうトランス状態である。
今でも学会などで人前に立つのが好きだ。内容はさておき。
発掘したビデオには学園祭の様子も録画されていた。
う~ん,飛び跳ねてる。かなり興奮してるな。若いな。
興奮しすぎて演奏めちゃくちゃだ。
そういえばこの曲は楽譜読むのがめんどくさくてソロは全部アドリブだった気が。
16分音符がたくさん出てくると,読む気力がなくなるのである。
この頃からいい加減な性格は健在。

ビデオを見てひさびさに音楽をやりたくなった。
実はバンドを辞めてからも部屋にギターはずっと置いていて,まれに一人で弾いたり
しているのである。腕は鈍る一方だが。
そういえば最近,アメリカに渡った友人がひさびさにピアノの演奏を再開したらしい。
楽譜を買いあさっていろいろ弾いているのだとか。
今度会ったらセッション組もうか。
バンド名はDynein & The Domainsで。
Derek & The Dominosのパロディーのつもりだが,Derek & The Dominosを知っていて
なおかつ生物学の知識のある人にしかわからない。マニアックすぎるか。
以前いた研究室のimfk氏ならきっとわかってくれるはず。。。

Derek & The Dominosで思い出したが,明日はエリッククラプトンのニューアルバムが
発売される。オリジナルアルバムは四年ぶり。
そういえばちょっと前に日本でSMAPが歌ってた曲がクラプトンのカバーだと知人に
聞いたのだが,「そんな曲は知らんぞ」と思っていたら新曲らしい。
最近の傾向だとニューアルバムもたぶんあんな雰囲気の曲ばかりだろうな。
去年発売されたロバートジョンソンのカバーアルバムはけっこうよかったが,今回は
「SMAPが歌ってた曲」を聴いた時点で期待薄。
と言いつつも明日は買ってしまうんだろうな。

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2005/08/28

買い物狂時代

昨日は朝から映画を見に行ってきた。「ヒトラー 最期の12日間」である。
新宿で,朝9時45分の回。
かなり早起きして出かけたつもりだ。
以前住んでいた福岡なら,こんな時間にミニシアターに行っても客はせいぜい
10人程度だろう。
その「貸し切り感」が好きで,マイナーな映画を見るときにはよく朝一番や,
レイトショーで見ていた。
しかし,やはりここは東京。
上映5分前に着いたが,もうほぼ満席。
話題作だったせいもあるだろうが,みんな朝はゆっくり寝ろよ,という心境。
最前列の一番端っこ。最悪だ。首が痛い。
終わる頃には寝違えたみたいになっていた。軽い頭痛も。。。

映画を見終わってもまだ昼なので,とりあえず昼飯を食ってぶらぶらすることに。
ジャケットがほしかったので探してみることにした。
よく行く店を一通りまわって,特に悩むこともなくあっさりとジャケット購入。
即決の理由は,他にあまりいいのが見つからなかったことと,夏の最終セールで
60%割引になっていたということ。
けっこうデザインは気に入ったしサイズもちょうどいいのが残っていたのでラッキー。
しかし夏のセールでなぜジャケットが??
もしや春から売れ残っているのだろうか。きっとそうに違いない。
まあ売れ残りでも何でも気に入ればそれでよし。安いのだからなお,よし。

欲しい物が尽きない。
こないだもジャージを衝動買いしたばかりだ。
今開催中のハンズメッセなど冷やかしに行くと,ついつい何か買ってしまう。
買い物が好きなのである。
何かを買って家に帰っているとき,そして家で袋を開けるときが至福のときなので
ある。何とも言えない満足感と幸福感。
そして財布の中を見たときの脱力感。

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2005/08/27

ひさびさに映画

今日,「ヒトラー 最期の12日間」という映画を見てきた。
けっこう話題になっていてずっと気になっていたのを,ついに見ることにした。
感想はというと期待したほどではないが,けっこうおもしろかった。
ヒトラーの人間性を注視した映画だという売り込みだったが,本当にそうなのか。
その割には外観的な描写しか伝わってこなかった気がする。
単なる理解不足かもしれないが。
しかし劇中で「総統の内面は謎だ」と言っている秘書が原作者なのだから,ヒトラーの
内面を描くことなど不可能なはず。
手塚治虫の「アドルフに告ぐ」を思い出したがヒトラーを含め登場人物の人間性の描写
においては手塚治虫のほうがおもしろいかな,という印象。
漫画本と実写映画を比べるのもおかしな話かもしれないが。

ヒトラーに関する映画といえばチャップリンの「独裁者」がかなり印象深い。
「一人を殺せば犯罪だが,戦争という名の大量殺戮は英雄的行為として容認される」
といった内容のセリフがかなり印象的。
いや,違う。これは「殺人狂時代」のセリフだったか?!
あいかわらずいい加減な記憶である。

ヨーロッパではヒトラーの人間性を描くことはタブーであるというのはよく耳にするが,
彼を単に「モンスターだった」と片付けるのは間違っていると思う。
そうやって封印してしまうのは楽な方法かもしれないが,彼の人間性を直視しなければ
過去の失敗を学べないだろうから。

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2005/08/26

台風本当に来たのか??

昨夜,関東に台風が接近しているということで早めに帰ることにした。
いつもは自転車で通っているが,朝から雨が降っていたので昨日は電車で。
駅に向かう途中,偶然後輩のしろっぺといっしょになった。
同じ研究室なのに「偶然いっしょになる」というのも変な話だが,彼は神出鬼没
だから。で,流れでなんとなく飯でも食いに行くかというような雰囲気に。
前日も一緒に超大盛りの定食屋に行ったばかりだが,
「二日続けてあそこに行く,というところがバカっぽくてよくないですか?」
という彼の挑発に乗ってしまった。
そんな前フリをされて断れるタイプではない。
正直,コーヒー飲み過ぎて若干気持ち悪かったのだが。

夏休みで学生がいないので一部メニューが100円引き。
あまり腹が減っていないときには物理的に山盛りにできない麻婆豆腐定食などが
よいのだが,割引対象外。
二人そろって肉野菜炒め定食を注文。
この店初心者であるしろっぺは,料理が出てきたときに必死に笑いをこらえていた。
そりゃあこんなのが出てくれば何かの冗談かと思うだろう。
NEC_0284

帰りの電車は通常この時間帯(夜八時前)だとありえないくらいに空いていた。
みんな仕事を終えてさっさと家に帰ったのだろう。
電車を降りたら雨が降り注いできた。しまった,ホームに屋根のない場所だ。
いつもは乗換駅・着駅での階段や出口の場所,混雑具合などをを計算して
乗る車両を決める(趣味のひとつ)のだが,今回は駆け込み乗車で車両を選ぶ
ひまがなかった。
しかし,まさかこんな中途半端な位置で屋根が途切れているとは。。。
隣のドアから出ればぎりぎり屋根があったのに。

確かに雨は降ってるし多少風もあるがまだほとんど台風の接近を感じさせる
ような状況ではない。
そのまま寝て起きたが,本当に台風が来たのか?!
なんだか台風の実感がないままに通り過ぎてしまったようだ。
「台風一過の青空」と言うほどでもない中途半端な天気。
台風の後というのは空気が澄んでいて絶好の写真日和だったりすることが
あるのでわざわざ三脚を持ってきたが,今の天気ではわざわざ出かける気
にはならない。夜まで待てばすっきり晴れ渡るだろうか。

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2005/08/25

どうにも止まらない

日焼けした腕や足の皮がむけはじめた。
何の対策もなしに丸々二日間泳ぎ続けたもんだからかなりの日焼け。
あまり室内にこもっているタイプではないので夏になると毎年かなり焼けるが,
今年はかなりひどい。
こんな風に皮がむけるのは生まれて初めてかもしれない。
どういうわけか子供の頃から日焼けしても皮がむけるようなことはなかった。
皮がむけるというのはこんな感じなのか。なかなか楽しい。
ちょっとめくれているとついついはがしたくなってしまう。かさぶたみたいだ。
実験中も気になって仕方がない。
ちょっとした待ち時間に,気づいたら皮をはがしてしまっている。
しかもゴミ箱まで捨てに行くのが面倒なので,足元にある医療廃棄物用の
回収箱に不法投棄。いや,人体の一部なんだからむしろ正しい判断か?!
いったいどこまでが可燃ごみでどこからが医療廃棄物なんだろうか。
とにかく「皮はぎ」が止まらない。

止まらない,というと先輩のアルパカ氏がよくmechanismと発音するときに
ついついmechanismsと,最後にsをつけてしまう。
日本語の会話の中に「メカニズム」と出てきても「メカニズムズ」とは言わないが,
英語で会話していると流れでなぜかmechanismsと言ってしまうらしい。
専門用語でmetachronismというのがあるが,これもやはりmetachronisms
と発音してしまう。
どうやらismと発音すると勢いあまって最後にsがくっついてくる様子。

高校の友人で同じようなやつがいた。
高校の有機化学で「マルコフニコフ則」という分子の付加に関する法則が
あるが,そいつはなぜか「マルコフニコフ」と言おうとすると勢いあまって
「マルコフニコフホフ」と言ってしまうのである。
ホフって何だよ!
何度言ってもダメ。彼にとってはもう「マルコフニコフホフ」なのである。
まあ「アルケンに水素化合物HXが付加する際、Hは、C=C結合orC≡C結合
のうちH原子がより多く結合しているC原子側に付加しやすいという法則の
名前は何か」などというくだらない問題が試験に出ることはまずないので
もう「マルコフニコフホフ」でいいのである。

そういえば最近(いつも?)食欲が止まらない。
基本的にいつも空腹だ。
今も空腹のあまり意識が朦朧(もうろう)としている。
朝飯はウィダーインゼリーのみ。
エネルギーは補給できているのかもしれないが,あんなものでは空腹は
満たされない。
以前いた大学の食堂の朝定がなつかしい。
あきらかに前日の残り物が出てくる。
しかも火を通しておけば大丈夫だといういい加減な発想からか,必ず全て
の料理が揚げ物である。目玉焼きでさえ揚げてある。
量も半端ではない。特に,朝定が終了する午前10時頃に行くとすさまじい。
全部処分してしまえ,ということなのか知らないが,とにかくてんこ盛り。
朝定を食うと午後2時くらいまで胃がもたれて腹が減らないので,実験の
都合上,昼食が遅くなる日などにはもってこい。

しかしなんでこんなに腹が減るのか。
昨日も研究室の近くの,まずいけどとにかく量が多いことで有名な定食屋
で通常の二倍くらいの焼肉定食を食ったが,家に帰る頃にはもう腹が
減っていた。
飯の話をしているとよけいに腹が減ってきた。
最近行ってないからなあ。久々に行きたいなあ,インドカレー食い放題。

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2005/08/24

再び新潟

昨日,また新潟に行ってきた。
二週間前に行ってきたばかりだが,今度は遊び抜きで。研究用のウニ採集。
前回は急な天候悪化で水中の視界が悪くなり,あまりウニが取れなかった。
不幸にも今回も天気が悪く,前回と同じく視界最悪。1m先が見えない。
自分の手の先ぐらいまでがやっと。足の先なんて見えない。
まあ二回の悪天候の中の採集で,正味一回分取れた感じなので必要量は
確保できた。後は実験をがんばるのみ。

今回はボスの要望により,途中墓参りのため小千谷に寄った。
中越地震でよく報道されていたのが記憶に新しい。
うちの研究室にいた学生で,数年前に亡くなったらしい。
研究室に残っている試薬などの痕跡から,名前だけは知っていたがもちろん
会ったことはないし,顔も知らない。
亡くなっていたなんて最近まで知らなかった。
詳しいことは知らないが,くも膜下出血で25歳という若さで亡くなったらしい。
墓石を見て驚いた。
薄いピンク色で,見たこともないような変わったデザイン。
墓というよりも記念碑だ。犬の置物まで据え付けられている。
女性で,犬が好きだったらしい。
しかも驚くほどよく手入れがされている。
花もこの2~3日以内に取り替えられた様子。
ご両親は現在この近くに住んでいるらしく,割と頻繁に足を運んでいるのだろう。
この一風変わった墓や,手入れの細やかさを見ていると,親の無念の気持ちが
ひしひしと伝わってくる。
まだまだこれから,という時期にご両親を残して先立ってしまった子への強い
思いが感じられる。
会ったこともないし顔もしらない方だが,この墓を見ているだけでなんだかとても
切ない気持ちになった。

まあ悲しいことばかりではない。
気を取り直してこのあたりの名物へぎ蕎麦を食いに。
「へぎ」って何だ??蕎麦に何か入ってんのか??
ボスがへぎ蕎麦を食おうと言い出したのに,意味を知らないらしい。
とりあえずボスおすすめの店(なぜかうちのボスはこのあたりの温泉やうまい店
に詳しい。出身は全く関係ない鹿児島なのに。)に入ると入り口にちゃんと説明が
あった。どうやら蕎麦の入っている入れ物が「へぎ」らしい。
別に蕎麦に「へぎ」というものが入っているわけではなく,蕎麦自体はいたって
普通の蕎麦なのである。「へぎ蕎麦」といっても要はざる蕎麦。
「いや~,このへぎの歯ごたえがたまらんですね~。」
「むむ~,実によい風味のへぎだ。」
などと知ったかぶりで恥をかかなくてよかった。
みんな10個盛りだがボスは一人だけ五合盛り(15個盛り=二人前)。
これから泳ぐってのによく食う人だ。
Hegi
(左:10個盛り,右:五合盛り)

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2005/08/22

Thousand summers

昨日の記事と前後するが,先週金曜日は渡米した友人の誕生日だった。
しかしそれを知ったのは土曜日の朝。大慌てでお祝いメールを送った。
幸いにも時差のおかげであちらではまだ金曜の夜だった。
昼の12時に送ったので夜の11時に届いているはず。ぎりぎりセーフ。
その返事のメールにはいろいろとためになることが書いてあった。
どさくさにまぎれて悩み相談メールを送ったりもして,いろいろとグチを聞いて
もらった。
よき友人であり,頼れる先輩研究者である。

今,まわりでは受験ラッシュ。
社会に出てから大学院を受けなおしたり,生物系の大学院から医学部へ学士
編入したり。
そのうちの一人であるベトナム人の美しい友人は,本命とは別に受けた医学系
の大学院の筆記試験にとりあえず受かったらしい。
彼女はこの一年,本当によく勉強していたのできっと本命も受かるだろう。
しかもすごいのは働きながら大学の講義や実習に参加していたということ。
日本に来て確かもう9年目だが,最初は看護系の大学を卒業し,今では看護士
として経済的には完全に自立して生活している。
それどころか,同じく日本の大学院で研究している妹にも少し援助しているそうだ。
ただし,日本の大学を卒業していることから,受験資格が外国人ではなく日本人
として扱われるらしい。日本語の問題を日本人と同じ枠で受けなければならない
ので大変だろうが彼女なら受かると思う。

こうやって紆余曲折を経ている友人にくらべれば,順風満帆にこれまでやってきて
いるのであまり進路について迷ったことがない。
やりたいようにやってきて,それでも大きな挫折を味わったことがないから。
でも最近は将来に関して不安は増える一方。
まわりのやつらが次々と就職していくとやはり不安になる。
ずっと学生を続けていてその先に確固たる未来が約束されているのであればよいが
実際のところ何の保障もない。
普通の人より何年も余分に学歴を積んでおきながら,言い方は悪いが,結局普通の
仕事に就く可能性だって大いにある。
誕生日祝いのつもりだったのにいつしかそんなグチのメールのやり取りになって
しまっていた。
けど,いろいろとためになる話を聞けて少しすっきりした。
別に何が解決したわけでもないけど。まさに人生は時々,晴れ。
今度その友人に会うときにはぜひ飲みながら語り合いたいものだ。

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2005/08/21

葉月

今日は我が愛しのはづきさんの誕生日。
今日から約30歳である。
葉っぱみたいな変な名前なのはもちろん8月生まれだから。
こんな名前で実は12月生まれだったりすると詐欺である。
8月生まれでよかった。神無月とかではなくてよかった。
名前だけはよくほめられる。名前だけは。

去年は誕生日当日に本人から言われるまですっかり忘れていて
かなり怒られた。
で,今年はなんとなく覚えていたが帰りが遅くなってしまったので
午前0時きっかりにメールを送ってみたりしたが返事がない。
家に帰って電話してみるとどうやらもう寝ていたらしい。
忘れていれば怒るくせに珍しく覚えていれば寝ている。
まったくわがままな女王様である,獅子座のB型というのは。

前にも書いたとおり,はづきさんは動物病院で働いている。
昔から生き物好きで,やはり好きなことを仕事にできるというのは
とても幸せなことだと思う。
職場では年長者が結婚して仕事を辞めていく一方で新入りもやって
きて世代交代が少しずつ進んでいるらしい。
そんな中,はづきさんも人の上にたって後輩を指導しなければ
ならないため,責任感を抱いている様子。
そんな人一倍まじめな性格は彼女の取り得である。
これからも,仕事も含め人生を楽しめるよう願っている。
まだ約20歳の僕も見習わねば。

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2005/08/20

リフレッシュ

昨日,突然先輩のアルパカ氏が飲みに行きたいと言い出した。
特に理由はないが飲みに行きたかったらしい。
アルパカ氏が提案して飲みに行くのはかなりひさびさである。
後輩のしろっぺと三人で渋谷に繰り出すことに。

最近は研究ばかりですっかりおとなしくなってしまっていたアルパカ氏が
昨日は妙にハイテンションだった。
率先して店選び,というかもうアルパカ氏の独断でふらふらとセンター街
をさまよっていつの間にか店が決まっていた。
店に着くなり,メニュー片手にかなりの勢いで次々と注文し始めた。
よっぽどうっぷんがたまっていたのだろうか。

飲んでいる間は終始上機嫌。
こんなにご機嫌なアルパカ氏を見るのは久しぶり。
しかもいつもは悪酔いするのだが,昨日はいい感じに酔っ払っていた。
せっかくのアルパカ氏の誘いを無礼にも断りやがった後輩のホッケーバカ
も絶対に来るべきだった。
吐血した後,順調に回復したアルパカ氏は,一人でガンダムラーメンという
研究室の近くのラーメン屋に飲みに行ったらしい。
もちろん「ガンダムラーメン」というのは正式名称ではなく,我々が勝手に
そう呼んでいるだけである。
このラーメン屋にはちょっとした一品料理もあり,居酒屋風に楽しむことも
できる。
いつもは普通にラーメンしか食ったことがないので,いつか飲みに行こうと
ホッケーバカとよく言っていたが,アルパカ氏に出し抜かれてしまった。
「誘ってくださいよ」というホッケーバカの姿が目に浮かぶ。
その話をしたら,「いや,一人で行きたい気分だった」とアルパカ氏。
「そんな寂しいこと言わんといてくださいよ~」といつの間にかホッケーバカ
の言いそうなセリフ予想大会になってしまっていた。
彼を知らない人には全くわからないだろうが,本当にこう言いそうなのである。
言いそう,というかもう絶対にこう言う。
文章では表情や雰囲気の細かなニュアンスが伝わらないのが残念。

アルパカ氏の上機嫌は今朝も続いている。
いつもは朝来てもあいさつだけしてむすっとしているのだが,今朝は違った。
機種変更したいらしく,携帯電話のカタログを広げてにこにこしながらどれに
しようかと相談してきた。
「電子コンパス」という日常,まず間違いなく必要のない機能のついた機種や
テレビが見られる機種(アルパカ氏はテレビを持っていない)に惹かれている
ようだった。

だらだらと長くなってしまったが,とにかくアルパカ氏が上機嫌だとこちらも
いい気分になってくる。
昨夜飲みに行ったことでリフレッシュできたようで何より。

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2005/08/19

水不足

お盆を過ぎたが相変わらず暑い。
先日高知の桂浜にドライブに行ってきた。
地元の岡山からなので,片道2~3時間というドライブにはほどよい距離。
瀬戸大橋を渡るので距離の割りに高速代がかなり高いが。
四国は今,水不足。
ローカルニュースで夏の定番とも言えるのが,早明浦(さめうら)ダムの
貯水率。
四国の水がめで,このダムの貯水率が今日にも0%になるかもしれない。
何年か前の猛暑のときにも瀬戸内地方は深刻な水不足になって,
そのときは僕の住んでいた岡山でも断水になったのを覚えている。
ため池が多く,よく釣りに行っていたのだが,その多くが干上がってしまって
腐った魚の死体が強烈な悪臭を放っていた。
風呂の水をためておいて庭の草木にまいたり,トイレの水に使っていた。

日本は水資源の豊かな国だなんて誰が言い出したんだ?
16日か17日付けの朝日新聞だったと思うが(相変わらずいい加減な記憶),
日本の水資源についておもしろい記事が載っていた。
日本はその急峻な地形から,大雨が降ればすぐに土砂災害が起こるし,
逆に少雨のときにはすぐに水不足になる。
つまり水を貯めておくことができないのである。
日本の総雨量を人口で割った,一人当たりの雨の量というのは,世界平均の
四分の一しかないのだそうだ。
しかも実際に水資源として利用できる量はもっと少ないらしい。
日本は決して水資源の豊かな国とは言えないのである。

特に僕の生まれ育った岡山を含む瀬戸内地方は年間降水量が少ない。
北は中国山地,南は四国山地と,南北を山地に挟まれているため,夏も冬も
季節風による雨や雪が遮断されてしまうのである。
今年の国体に向けて岡山は数年前から「晴れの国」としてアピールしているが,
確かに岡山はいつも晴れている。
岡山にいた頃は特に気にならなかったが,福岡や東京に住んで岡山がいかに
いつも晴れているかということがよくわかった。
雨が降らないせいかオープンカーの普及率も高いのだとか。
確かに岡山を車で走っているとオープンカーをよく見かける。
それでも岡山には,降雪量の多い県北部に水源を持つ大きな川が三本も流れて
いるので深刻な渇水になることはあまりない。
気候的には案外住みやすい土地なのかもしれない。
心配なのは財政。
もともと借金が多くて悪名高い県なのに,最近の国体熱で県内,特に岡山市内で
めまぐるしい再開発が推し進められている。
そんなに金をかけてあちこち手直しして国体でそれに見合うだけの収入が期待
できるのだろうか。
未だに住民票を移していない岡山県民の僕としては不安である。
昨日,山手線で見かけた,外装が全て岡山の宣伝になっている車両によって
不安はいっそう高まった。
しかも岡山の宣伝に星野仙一・元阪神監督を使う意地汚さにますます落ち込んだ。

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2005/08/12

たまにはのろけたい

友人の真似をしてのろけてみよう。
現在交際している,はづきさんという美人(と書かなければ殺される)の話。
けっこう個性的な人で生き物(特に魚)好きということからムツゴロウ王国に行った
ことがあったり,ダイビングのライセンスを持っていたり。
そして現在は動物病院で看護士をやっている。
と,ここまで書いて思い出した。そういえば以前同じことを書いたな(こちら)。

なんだかんだでもうすぐ付き合い始めて五年がたつ。
互いに無関心な様子からよく熟年夫婦のようだと言われるが,実際は無関心と
いうよりはそれぞれの独立性が高く維持されている,と言うべきである。
何かをするというと必ず「二人で」という縛りがある人々がよくいるが,うちの場合は
単独行動がけっこう多い。
こないだのニューヨーク旅行やらその前のロンドン旅行やらも一人で行ったし,
はづきさんは特に何も言わなかった。
そういや何年か前にはづきさんは僕をほったらかしてロスへ遊びに行っていたな。
もちろん二人で旅行に行くこともあるが。
東京の大学院へ進学することを決めたときも,何かにつけて「二人で」やりたがる
人々の「東京に彼女がいるの?」という質問にはうんざりした。
そんなくだらん理由で自分の人生を決めるか!

ただし,我々二人の間には絶対的な権力の差がある。
僕ははづきさんには絶対服従。
例えば街を歩いていてはづきさんが
「ちょっとあの店入っていい?」
と聞いてくるときは,
「ちょっとあの店入っていい?(それとも東京湾に沈みたい?)
という続きが暗にこめられている。
つまりこのセリフは同意を求めているのではなく,脅迫めいた命令なのである。
「え,めんどくさいからイヤ」
などと言うと海の底に沈められることになる。
彼女が習得しているダークサイドの力は強大だ。
しかも僕は経済的にも彼女に完全に依存している。
なにしろこちらは貧乏学生,あちらは富豪の令嬢(いわゆるセレブ)でしかも
働いているので二人の間には著しい経済格差がある。
経済制裁を発動されるとかなり困ったことになるので逆らえない。

やばい。
なんだか悪口めいた内容になってしまった。
はづきさんがこの記事を読んだら(というか必ず読むだろう)僕は沈められる
かもしれない。いまさらながらほめておこう。
はづきさんは美しく,落ち着いたしっかり者である。
何より自分の好きなことを仕事にしていることが素晴らしいし,尊敬に値する。
お世辞でなく,本当にそう思う。
これで許してもらえるだろうか。手遅れになってなければいいが。
もしこのブログがしばらく更新されないようなら,そのときは東京湾の底を捜索
していただきたい。

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2005/08/11

海!

新潟の能生までゼミ合宿と言う名の三日間の旅行に行ってきた。
三日間の出来事を順に書いてみよう。

一日目
朝,研究室を出発。特に波乱もなく夕方には能生に到着。
おやつがわりにカニを食った。
去年もサンプリングのため能生に来たのだが(去年は日帰り),
そのときの昼食もこのカニだった。
市場で,ゆでたカニを買ってそのとなりにあるカニを食うためだけに
ある施設で食す。
バケツに入ったカニを皆が無言でもくもくと食べる様子は異様だ。
まさに「むさぼり食う」という表現がぴったり。

一応「ゼミ合宿」という名目なので,夜は持参したパソコンと
プロジェクターを用いて各自研究の進展具合などを紹介しながら
ディスカッション。
しかしなんだかんだで結局いつものメンバーなので特に斬新な
ことも起こらず。
しかも直前の夕食で皆ビールを飲んでいたし,和室だったので
ごろごろと寝転がりながらの意見交換。なんていい加減だ。
まあこれでとりあえず名目は果たした(つもり)。

二日目
海水浴!
と言っても砂浜の海水浴場なんていう軟派なところではない。
我々が泳ぐのは磯である。
本来,研究用のウニ採集が目的だから。
潮に流され岩場にぶつかりまくるので,怪我防止のため着衣水泳。
服を着るだけでも泳ぎにくいが,さらに靴もはくので相当に泳ぎ
にくい状態になっている。
とりあえず海へ入ろう。

海に飛び込んだ瞬間足を滑らせ転倒。
しかも岩にぶつけたらしくかなり足の指が痛い。
しかしここは耐え忍んで沖へと進む。痛い。
今日はウニ採集のノルマは課せられていないので自由に泳ぎまわって
楽しんだ。念願だった水中写真の撮影も。
Fish
バーベキューなどをしながら一日中泳いでいた。
日焼けであちこち痛い。
しかもTシャツを着て軍手をつけていたので変な焼け方をしてしまった。
そして最初にぶつけた足の指が痛い。
見た目にも痛々しく紫色にはれ上がり,骨にひびでもはいってたら
どうしようかと心配になるほどだった。かなり痛い。
よし,温泉で治療しよう(ただ温泉に入りたいだけ)。
あれ?本当に治った??
飛び跳ねてみる。
「うぐっ。。。」
温泉治療失敗。。。

三日目
雨と雷の音で(正確には空腹に耐えられず)目が覚めた。
これはやばい。
最近のニュースを見ていると雷の中,泳ぐ気にはなれない。
しかしウニを取って帰らなければ実験ができない。
まあ考えてもしょうがないので気にせず朝飯前に温泉へ。
寝ている間に指の痛みは少し治まった。見た目は相変わらず痛々しい。
日焼けした肌に湯がしみる。激痛にもだえながらも入浴。
見事に誰もいなくて一人きりだったので湯船で泳いだりしてみた。

朝飯を食い終わる頃には雨は止んでいて天気は上り坂だった。
これならいけそうだ,ということでとりあえず午前中は泳いで遊んでいた。
すると昼ごろから急に風が強くなり始めて,かなり海が荒れてきた。
天気はいいのに,またしてもウニ採集に暗雲が。
まあ考えてもしょうがないので砂浜の海水浴場に移動して大波と戯れて
遊んでいるうちに夕方に。
風もいくらか落ち着いたのでなんとかウニ採集もできた。

振り返ってみるとなんともいい加減な旅行である。
まあそれが我々の研究室らしいといえばそうなのだが。

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2005/08/08

きれそうな研究生活

本当に多忙だ。
最近,実験が順調なもんだから帰るに帰れない。
まさにうれしい悲鳴。
いや,でも正直さすがに疲れた。
今日から新潟へセミナー合宿という名の旅行!!
あちらではサンプリングという名の海水浴!!
野郎ばかり,七人の侍(マリオ先生談)でむさ苦しいが,
ひさびさにはじけてくるとするか。

話はがらりと変わるが,アメリカに渡った美人ドクターの
ママがブリジットジョーンズの日記にはまっているらしい。
DVDを買って何十回も繰り返し見ているのだとか。
僕も男のくせにこの映画はとても好きである。
まあ,だからと言って女心が理解できているわけでは
決してないが。
ママはこの映画でイギリス英語やスラングをたくさん
覚えているようだ。
研究室にイギリス人もいるらしく,わからない表現は
教えてもらっているらしい。
やはりこの環境,うらやましい。。。
きっとかなり英語が上達しているに違いない。
スラングを使いこなせるようになるとやっぱかっこいいよな。
そういえばブリジットジョーンズ役のレニーゼルウィガーは
実はアメリカ人らしい!知らなかった。。。
「ブリジットジョーンズ」ではイギリス英語をしゃべってたと
思うのだが。というほど実はよく聞き取れてないけど。。。

「ブリジットジョーンズ」と言えば!
春先に原作(輸入版)の文庫本を買ったのをまだ読み終わって
いなかった。
以前にも書いたかも知れないが変な短縮形や表現があまりにも
多くて慣れないとかなり読みづらい。
ベトナム人の美しい友人がメールでよく変な短縮形を使うのだが,
僕も「ブリジットジョーンズ」で覚えたての短縮形で対抗してみたり
している。
ちなみに彼女は日本語もぺらぺらなのだが,英語もそこいらの
日本人よりはるかにうまい。
で,原作本はどこまで読んだのか,という話。
実はもうほとんど読み終わっているのだが,最近は忙しくて
かなり長い間さぼってしまっている。
もうクリスマスイブまで読んでいるのだが。
残りわずか数ページ,という中途半端なところで放置されている。
いつになったら読み終わるのやら。
この調子ではリアルタイムでクリスマスを迎えてしまいそうだ。

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2005/08/07

猛暑の行動学

「夏」というと昔からなぜか心が躍る。
無性に動き回りたくなる(冬でも動き回っているが)。夏,大好き。
しかしこの暑さまでをも肯定しているわけではない。
暑いのは大嫌い。もちろん寒いのも。基本はやっぱり18℃。
特に東京の夏の暑さは半端ではない。
うっかり昼間に渋谷などの繁華街に出ると地獄を見ることになる。
何年か前の新聞で,渋谷で大人一人が周囲から受ける熱量は
電子レンジと同じくらいだという試算が報告されていた。
危うく,ゆで玉子になってしまうところだ。。。

そんな渋谷の近辺において,親友のこうでぃん氏の家にはエアコンがない。
唯一の冷却装置が扇風機。
しかしこの「扇風機」というのはなんとも大げさな名前だ。
せいぜい机の上の紙切れを吹き飛ばしてイライラさせる程度の風しか
起こさないくせになにが「扇風」だ。
ん?あれ??なんだ,「扇風」か。てっきり「旋風」かと思っていた。
「扇風」なら良しとしよう。
で,話は元に戻るが,こうでぃん氏は効率よく部屋を冷却するために,
二つある窓を開け,その間に扇風機を置いて空気の流れを作り出して
いるらしい。
しかも一階にも関わらず寝るときもその状態だとか。
かなり物騒だが,かといって窓を閉めて寝るとそのまま干からびてしまい
二度と目覚めることはないだろう。

こうでぃん氏は,夏場は土日も研究室に来ている。
しかし研究熱心だなと思うにはまだ早い。
実は彼が研究室にいるのは冷房が目当て。
彼の部屋は人間が生き残るにはあまりにも過酷な環境だから。
朝10時を過ぎると息苦しくなるらしい。
まだ立ち上がれる状態のうちに家を出なければそのまま干からびて
しまうだろう。
夕方6時を過ぎると帰っていく。
そして窓全開で寝る。
翌朝,生命の危険を感じながら起床。
息苦しくなると家を出る。
  ・
  ・
  ・

いい加減,クーラー買えよ。

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2005/08/05

Best Poster Presentation Award

何しろ波乱が続いていたので,書かねばならないとは思いつつすっかり
遅くなってしまった。
隣の研究室で博士号(どこぞの名誉博士号ではない)をとって,ほぼ
同時期に結婚,そしてその直後に単身渡米した美しい友人の話。
男くさい研究室において母親的な存在であったことから,通称ママ。
先輩と書くべきなのかもしれないが,あえて友人としたのは,それだけ
フランクな関係だから。
あまり上下関係を意識しない,友人のような関係になったのは最近。
僕が身分をわきまえていないからではなく,むしろ彼女の提案である。

博士課程を修了後,単身アメリカに渡りポスドク(つまり雇われ研究員)
として研究を続けている。
そして先日,学会デビューを果たしたらしい。
学会自体も結構楽しんだようだが,何よりうれしかったと思われるのは,
「Best Poster Presentation Award」という賞を受賞したということ。
手っ取り早く言うと「ポスター発表,よくできたで賞」か。
かなり興奮していたようで,国際電話で恩師のマリオ先生に報告しようと
したらしい。が,間の悪いことにマリオ先生は学会で不在。
マリオ先生によると「いるんでしょ!出なさい!」的な伝言が残っていた
らしい。その後,うちの研究室のボスにも電話がかかってきて,たまたま
僕もその場にいて話を聞いていた。
しかし,真っ先に電話したのはやっぱりご主人だったらしい。
さすがは新婚さん。
彼女のブログでも「私よりも主人のほうが喜んでくれているようで、大学の
同僚の先生や学生などにまで言って歩いたそうです」とのろける始末。
ちなみにご主人も研究者。

だんだん何が言いたいのかわからなくなってきた。
何しろ半分酔っ払っているから。
とにかく言いたいのは彼女を尊敬しているということ。
学位をとって海外で研究。
しかもこれだけの短期間にいくつか成果をあげている。
まさに僕が理想とするコースである。
彼女からのうれしい報告は,僕の研究にとって何より励みになる。
自分もあんな風になろう,というポジティブな感情が湧き起こる。
そんな彼女のもとに,渡米後初めてご主人がやってきているらしい。
四ヶ月ぶりの再会。
一週間の滞在が間もなく終わる頃だと思うが,多分のんびりとした二人
きりの時間を楽しんでいるに違いない。
のろけ話を期待しよう。

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2005/08/04

ヨーダの英語は変じゃないよーだ

いつだったか,スターウォーズの記事を書いたときにヨーダの英語は
独特だということについて触れた。
またいつもみたいに適当な知識で恥をかく可能性があるので,以下の
点を前提として寛大に続きを読んでほしい。
1.英語に関する教養はほとんどない,素人である。
2.製作者の真意は知らない。
なお,誤りに気づいた方はご指摘いただけるとありがたい。

以前触れたとおり,ヨーダの変な英語が気になってしょうがないので,
ネットで調べてみた。
すると,ネット上では「ヨーダは英語が苦手」だとか「ヨーダの英語は
めちゃくちゃ」だとかひどい言われ様。
僕の恩師に似ているお方になんてこと言うんだ!というのはまあいい
として,ヨーダの英語は本当にめちゃくちゃなのか。
少なくとも僕が聞き取れる範囲では,「めちゃくちゃ」ではない。
それなりに規則があり,いいかげんな英語を使っているわけでは
なさそうだ。
簡単にいうと逆さ言葉。語順がひっくり返っている。
ただし高校の教科書に出てくるような「倒置」とはちょっと違う。
前にも触れたが,「I am Yoda」と言うべきところを「Yoda I am」と言う。
目的語等の本来文末に来るべき語句が頭にきて,最後に主語・述語。
もうちょっとマシな例として,最近テレビでやっているエピソード3の
予告編からヨーダのセリフを抜き出してみよう。
字幕は(はっきり覚えてないが)「若きスカイウォーカーはダークサイドに
歪められてしまった」という内容の一言。
Young Skywalker has become twisted by the dark side」
と言うべきところを,
「Twisted by the dark side, young Skywalker has become
と言っている。

先に述べた通りネット上ではたいてい「ヨーダは英語が苦手」としか
書いてないが,このようにちゃんとした規則,つまり文法に基づいて
しゃべっているので,これは単に英語が間違っているのではなくて
何か独特のニュアンスがあるのではないだろうか。
そう思って探してみると,あるサイトで「ヨーダの使う倒置表現は
古典英語でよく見られる奥ゆかしい表現法である」という記述を
見つけた(書いた本人もうろ覚えらしい)。
もしこの記述が正しいならけっこう納得。
日本語で言うと大河ドラマなどで武士が使っているような表現に相当
するのではないかという独自の見解に至った。

「それがしはヨーダにて御座候」
「ライトセーバーを振りたもう音,諸行無常の響きあり」
「おごれるベイダーも久しからず」
「ジェダイなり~(コ■助風)」

さすがにやりすぎか。
しかし,あえて難解で古風なしゃべり方をすることによって賢者らしい
ニュアンスを出しているのではないだろうか。
なにしろ最期を向かえた時のヨーダの年齢は約900歳。
若い頃に普通に使ってた言葉をそのまま使ってたら,そりゃまあ
いつの間にやら古語になってしまうよな。

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2005/08/03

今年の学生は。。。

昨日も書いたとおり,レーウェンフックの顕微鏡を作成するという実習の
TA(Teaching Asistant;雑用係)をやっている。
去年から始まって,今年は二回目なのだが,去年と今年では学生の質
が少し違う気がする。
今年の学生はとにかく作業が早い。
三日間の実習のうち二日目でもうほとんど完成している学生もいる。
去年は毎日夜中の11時くらいまで粘っても三日間では完成しない学生
もけっこういた。
別に去年の学生が不器用だったわけではなく,作ろうとするものが違う
のである。
今年の学生は無難にまとめたデザインが多く,奇抜なことをやるやつが
あまりいない。
去年の学生のほうが個性的なやつが多かったような気がする。
自分の技術力を度外視した無謀な挑戦を試みるやつが何人かいた。
しかも適当に手を抜けばいいものをなかなか妥協しようとしない。
「それは無理だからやめろ」と言っても聞かない。
毎日終電まで粘って結局,未完。

彼らの独創的な発想や根性は見ていて楽しいが,さすがに毎晩つきあわ
されるのは大変である。
社会主義のTAはいくら働いたって給料が上がるわけではない。
もちろん残業手当もなし。
実習中は自分の研究もそっちのけ。
今年はしろっぺもいるので院生3人でローテーションを組めるから去年より
ずいぶん楽になった。
しかも今年の学生は夕方にはさっさと帰るし,あまり難しい作業に挑戦
しないのでTAの仕事も少ない。
しかし,手がかからないのはいいのだが,やはり物足りない。
個性的なやつの面倒をみているほうが楽しい。

完成した顕微鏡は一度こちらに提出してもらい,その後学生に返還する
ことになっている。
その際,我々で品評会を行い,奇抜でおもしろいものは「殿堂入り」という
ことでこちらで引き取るということになっている。
不思議なことに去年の顕微鏡を見ると,それを作った学生の顔がすぐに
思い浮かぶ。
今年の学生が作った顕微鏡と去年の学生が作ったそれとを比較してみる
とおもしろいかもしれない。

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2005/08/02

個性派学生実習

一山越えたと思ったらまた次の山が。
研究がなかなか進まない。課題山積。
さらに学生実習のTAまでやらなければならない。
うちのボスが去年から始めた,ちょっと変わった実習で,レーウェンフックの
顕微鏡を自作するという内容だ。
顕微鏡,と言っても球レンズ一個だけの,どちらかというと倍率の高い
虫眼鏡といった感じである。
ちなみにボス所蔵の貴重なレプリカはこちら。
Microscope
ただ試料を見るだけなら誰でもすぐに作ることができる。
ガラス球を二枚の板ではさんで終わり。
しかしボスはスライドガラスの位置ををネジで調節するなりして視野を
移動したりピントを調節できるような応用型レーウェンフックの顕微鏡を
学生に作らせるのだ。
学生は自分でアイデアを浮かべ設計図を作る。
そして夏休みに入ったこの時期に三日間の集中講義で製作する。
金属工作用の機械はこちらで用意する。
うちの研究室はよく旋盤やフライスを使って顕微鏡用の装置を自作して
しまうので,金属工作には慣れている。
もちろん,素人の学生に旋盤やフライスを使わせたりはしないが。
生物学の実習というよりは工作実習である。

この実習を見ているとなかなか楽しい。
十人十色というか,とにかく人それぞれ個性的なデザインを持ってくる。
こりすぎていて,失敗や未完のうちに終わってしまう学生がほとんどだが
彼らの発想はとても楽しい。
LEDによる照明装置を取り付けてみたり,円形に取り付けた反射板から
集光する暗視野顕微鏡など,本当に個性的。もちろん失敗だが。
どさくさにまぎれて自分でも作ってみているのだが,金属工作に不慣れな
学生を指導しながらなのでなかなか進まず。
今年も完成しないだろう。来年こそは。
いや,その前に本業の研究を完成させねば。。。

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