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2005年9月

2005/09/30

Just Older

お盆に実家に帰ったときに,スーツケースも持って行った。
普段は実家に帰るときは(たいていの旅行のときも)バックパック一つ
なのだが,事情があったので。
実は,実家の近所に住んでいる伯母夫婦が生まれて初めて海外旅行に
行くというのである。来週の月曜から一週間ニュージーランドへ。
伯母と言っても,正確には母方の祖母の姉。
つまり年齢的には「おばちゃん」というより「おばあちゃん」である。
この歳になって今まで行ったことのない海外に行くなんて,たいしたもの
である。
スーツケースを持ってなくて,一度の旅行のために買うのはバカらしい
だろうということで貸してあげたのである。
そもそものいきさつは,生け花の先生をやっている伯父の流派の支部が
ニュージーランドにあってそこのイベントに招待されたらしい。
伯母が背中を押す形で,思いきって行くことにしたのだとか。

伯母は良い意味で,とても変わった人である。こんなエピソードがある。
一人暮らしを始めて間もない頃に,何かと金がいるだろう,と小遣いを送って
くれたのでお礼の電話をしたのだが,「元気にやってるか?」と聞かれて
「元気だ」と答えると,「じゃあ何も言うことはない」と電話を切ってしまった。
このときはさすがに面食らったが,とても機知に富んでいて尊敬できる人だ。
十年以上も前に定年退職したが,もともと中学校の国語の教師だった。
「言葉」の持つ力をよく知っている人で,事実,彼女の言葉には重みがある。
近年は私設通信「たんぽぽ」という名目で,定期的にエッセイを書いている。
実家に毎回届けてくれるので,よく読んでいたがなかなか楽しい。
日ごろの何気ないできごとや,過去の嬉しかったことや悲しかったことなど
も時として題材になっている。
何年か前の誕生日に送られてきた手紙にも記事が添えられていて,なんと
それは僕が生まれた日のことに関する内容だった。
自分がこれだけ祝福されて生まれてきたのだと思うと,照れくさくも誇らしい
気分になり,期待に応えねばと新たな決意が湧き出てくるのである。

元に戻って,海外旅行の話。
スーツケースの使い方(ダイヤルロックの暗証番号変更など)がちゃんと
分かるか心配で,昨夜電話してみたのだがもうすでに荷造りは終わっていた。
まだ出発の四日前だというのに。さすがの行動力,心配するまでもなかったか。
伯母がどんな人なのかを分かっていただくためには,「金八先生」の女性版を
想像していただければいいだろう。
と言っても金八先生を見たことがないのでよくわからないが(←いい加減)。
とにかく熱い。そして若い。
今回の旅行で伯父を後押ししたことからも分かるように,何事にもポジティブな
考えを持っていて,積極的である。見習わねば。
歳をとることを知らないのか。それとも歳をとることを楽しんでいるのか。
ある歌の中に「It's not old, just older」という歌詞がある。
これをうまく日本語に訳すのは至難の業だが,言っていることは簡単で,
たいていの方が理解できるだろう。
伯母を見ているとまさにこの言葉がふさわしいのである。
自分と同じくガタがきているけど使い慣れたベッドが好き。
お気に入りの擦り切れたジーンズのように,自分を包みこむこの肌が自分に
とってはちょうどいい。
そう,「年寄り」なのではなく「ちょっと歳を重ねただけ」なのである。

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2005/09/27

あっさり

先々週だったか,欲しいCDがたくさんあってかなり迷っていたのだが
今朝そのうちのひとつを買ってきた。
ボンジョビのニューアルバム。輸入版が出ていたので。
前回あれだけ迷っていたのは何だったのか?というくらいにあっさり。
まあ,そんなもの。
しかし今日CD屋で見かけたB.B.キングの80歳の誕生日記念アルバム
というのにかなり惹かれてしまった。
試聴してみると,これがまた渋い!欲しい!
また選択肢を増やしてしまった。。。
最近出たベスト・クラシック100だとかいう,根っからのクラシック好きが
いかにも嫌がりそうなCDも欲しい。
もともとクラシックもわりと聴くほうなので何枚かは持っているが,これは
クラシックのオールタイム・ベスト的な感じでしかも安いので惹かれる。
次から次へと欲しいものが増えるのでもう収拾がつかない。

買ってきたボンジョビのCDは,まあそれなりの仕上がり。
熱烈なファンの間ではあれこれ論争があるようだが,まあ気楽に
聞き流すにはちょうどいいのでは?
それほど期待もせずに買ったのだがよくも悪くも期待を裏切らない
予想通りのアルバムである。
ちょっと気になるのがリッチー(ギタリスト,昔はあこがれてて彼の
ギタースタイルをけっこう真似てた)が最近トーキングモジュレーター
を使いすぎているということ。
おそらく一番有名な「Livin' on a prayer」で印象的なサウンドを作り
出しているエフェクターである。
「It' my life」でひさびさにこのエフェクターを使ったときは新鮮だったが,
最近は多用しすぎて,インパクトに欠ける気が。。。

そういえば最近ずっと見たがっていた昔の映画「シザーハンズ」を,
あれだけ熱烈に見たがっていたわりには特にブログに書くこともなく
あっさりとビデオを借りて見た。
別につまらなかったから感想を書かなかったということではなく,むしろ
とてもおもしろかったのだが,なんとなく書かなかった。
ちょうどイギリス人研究者のトーマス氏が遊びに来ているときに見たの
だが,彼に「シザーハンズ(原題:Edward Scissorhands)はおもしろかった」
と言うと,「あんなの子供の見る映画だ」と一蹴。
かわいそうに,彼の心は荒んでしまっているのであろう。
まあ彼は「ティムバートンが好きだ」と言うと「誰それ?俳優?」と答える
くらい普段は映画を見ないらしいのでシザーハンズもたぶん見たことない
のだろう。彼と映画の話をすると実に盛り上がらない。

     ・
     ・
     ・

うまいオチが思い浮かばない。
あっさりと締めたかったのだが,なんとも後味が悪い。

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2005/09/26

気がつけば2

研究室で(研究用ではなく趣味で飼っている)メダカ達が寿命で相次いで
お亡くなりになって,いつの間にやら全滅していた。
と言ってもメダカ以外にもミッキーマウスプラティーという熱帯魚(これも
メダカの一種)が二匹とコケ取り用のミナミヌマエビが数匹残っているので
水槽自体はにぎやかなものである。
ミッキーマウスプラティーというのはいわゆる卵胎生メダカというやつで,
メスが腹の中で卵をふ化させるため,繁殖させやすい。
なにしろやつらは自分の子供だろうが何だろうが口に入るものは見境なく
食べてしまうので,卵の間母親が守ってくれるというのはありがたい。
普通のメダカは母親が自分の産んだ卵を食べてしまうのである。
オスとメスを一匹ずつ買っていて,名前はもちろんミッキーとミニー。
先日ミニーが稚魚を産んでいたのだが,親に食べられる前に回収しようと
思ったらいきないミッキーが追いかけまわし始めた。
ちょっと見失ったきり,気がつくと稚魚はいなくなった。
きっと親父に食われたのだろう。あの野郎。

ところで先週イギリスから遊びに来ていたトーマス氏と話していて気づいた
のだが,いつの間にか英語力がアップしている。
数ヶ月前ニューヨークに行ったときは予想外に彼らが何を言っているのか
聞き取れなくて落ち込んだのだが,今回トーマス氏の言っていることは
たいてい聞き取れた。
彼は初めのうちはゆっくりしゃべってくれるのだが,何しろ話好きな人なので
ノッてくるともうマシンガン・トーク。止まらない。まさに機関車。
そのため多くの日本人がそうであるように,会話をよく理解せずにテキトーに
「ア~ハ~,ン~フ~,イエ~」を繰り返してしまうのである。

「今日はいい天気だね」 ― 「ア~ハ~」
「本当に?雨降ってるよ」 ― 「ン~フ~」
「お前,バカか?」 ― 「イエ~」

しかし一年前は多用していたこのいい加減な相槌が,今年は激減。
彼の言っていることの9割くらいは理解できた。
よく聞き取れないことももう一度確認すればたいてい理解できた。
別に駅前留学したわけでもないのに,なぜ??
そういえば中学のとき,苦手だった英語の読み書きがある日突然できるように
なって,それ以来得意科目になってしまった。
特に勉強したわけではないのだが,気がつくと感覚で理解できるようになって
いたのである。
今言える最も確からしい原因は,寝ている間に宇宙人に誘拐され脳をいじくられた
ということである。他に考えようがない。何も努力してないのだから。

気がつけばトーマス氏の方も変な日本語を覚えてしまっているようだ。
日本語のスラングをいくつか教えたのだが,微妙なニュアンスを英語で伝えるのって
かなり難しい。と言うか英語で100%正しく説明するのは無理だろう。
言語なんてそんなもので,英語と日本語は,哀れな受験生が信じているように1対1
では対応しないのである。
まあとにかく今回の来日でトーマス氏の覚えた言葉。
「ボッタクリ」
「まったり」
そして,ボケとツッコミの概念。

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2005/09/25

気がつけば

いつの間にか台風が接近していたのか。
全然気づかなかった。
朝起きたら風が強くてびっくり。
しかし最近は随分と寒くなったものだ。
これだけ急に寒くなると,今年の紅葉は期待できるかな。

気づかなかったと言えば,アメリカに渡った友人が先日入籍一周年を
迎えたらしい。
結婚式の直後に研究のため単身アメリカに渡って半年。早いものだ。
こないだアメリカに会いに行ってからもう四ヶ月か。
長かったような短かったような。
あちらは最近,新年度がスタートする時期なので大忙しだそうだ。
さらにアパートでいろいろトラブルがあるらしく少し心配。
彼女ならきっとうまくやっていけると信じている。
その前に自分の心配をしろ,という感じなのだが。
気がつけば学会を一週間半後にひかえている。
もちろんまだポスターは準備していない。
去年は学会デビューということもありかなり慎重に準備していたのだが
どうも今年は緊張感がない。

ところで最近我々研究室のメンバーは恐ろしい事実に気がついた。
なんと半年前に研究室の模様替えをして以来,全くこの研究室は掃除
されていないのである。
流しや床はかなりやばいことになっている。
そして自分の机を見ると。。。
ああ。。。
ボスがついに重い腰を持ち上げ,明日は研究室の大掃除。
それまでに各自の机を片付けておくようにとのこと。
面倒だが仕方がない。
絶妙なバランスを保つ書類の山がいつ崩壊するか怯えながらの生活から
いい加減,脱却しよう。
Desk_before-after

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2005/09/24

プレゼント

月曜日からうちの研究室に遊びに来ていたイギリス人研究者のトーマス氏。
昨日,成田へと送り出し,成田で一泊して今頃は飛行機の中だろうか。
ボスが車で東京駅まで送るというので便乗した。
ついでに秋葉原にでも遊びに行こうということになり最近できたばかりの
ヨドバシカメラを冷やかしに行った。
彼は無類のカメラ好きで,日本に来るたびに高価なレンズを買って帰る。
ヨドバシカメラがお気に入りらしく先日も新しく買ったレンズを自慢されたばかり。
僕にとってはカメラの師匠のようなもので,いろいろとアドバイスしてくれる。
散々レンズを見せびらかされた後,「今おまえが持ってるレンズでマクロ撮影が
できるようになる方法を教えてやろう」と言い出した。
先日いっしょにお茶大に行ったときに普通のレンズで一生懸命ウニを撮ろうと
していたのを見て不憫に思ったのだろう。
「マクロレンズを買うと高いから,安いエクステンションチューブというのを買って
取り付ければ今のレンズでも接写できるようになるよ」とのこと。
詳しく原理を述べるとレンズの結像公式などを持ち出してきてややこしい話に
なるので,単純に「アダプターをつければ接写ができる」と思っていただければ
よいだろう。
「キャノンの純正品は高いからケンコーのやつを買え」とのアドバイスも。
実はこのときの会話がこの二日後に起こった出来事の思わぬ伏線になっていた。

その二日後というのがつまり昨日で,トーマス氏を見送るついでに秋葉原の
ヨドバシカメラに行ったときのこと。
ボスと,途中で合流した後輩のしろっぺは用事で電気街のほうに出かけていった
のでトーマス氏と二人で時間をつぶすためカメラコーナーに行った。
そのときにまたエクステンションチューブの話になって,彼が探し始めた。
キャノンの純正品はあったのだが,彼のおすすめのケンコーのものはなかった。
エクステンションチューブは確かに欲しいが金がないので別に今すぐに買うつもりは
なかったのだが,彼はなぜか真剣に探している。
そこまで実物を見せたいものなのか??
「カウンターで聞いてみよう」というので店員に聞いてみたら在庫を探しに行ってくれた。
最初は三種類がセットになった高いのを持ってきたのでばら売りはないのかと聞くと
さらに店員が探しに行ってくれた。
ああ,買う気なんてさらさらないのに,と胸が痛む。
「ありました,これでいいですか?」と店員。
「よかったね,でも買わないよ」と心の中でつぶやいていたそのとき,トーマス氏が
おもむろに財布からヨドバシカメラのポイントカードを取り出して一言。
「ポイント デ オネガイシマス!」
え~,買ってくれるの??
ちゃんと確認したが,「買ってやるよ,プレゼントだ」ってなんて太っ腹なんだ。
純正品より安いと言っても何千円もするものである。
全部ポイントで支払ったとは言え誠に恐縮。
そもそもそんなにポイント持ってるのか。
「これでいい写真撮って見せてくれよ」
はい,もちろん。

さっそく試し撮り。
CRW_6074
レンズEF-50mmF1.8 F11 絞り優先 ISO100 オートWB RAW

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2005/09/23

ファンシー・バーベキュー

昨日書いたとおり,昨日はイギリス人研究者トーマス氏の歓迎会という
ことでボスの家に招かれた。
トーマス氏は大学内の外国人向け宿泊施設に泊まっていて,研究室で
合流してボスの家までいっしょに行こうということになっていた。
11時30分には研究室を出ようという話で,それより前に来ると彼は言って
いたのだが,案の定遅刻。
「一応,10時には研究室にいるから」と伝えておいたことなど全く無意味。
約束の11時30分に突然電話がかかってきて「寝坊したからファカルティー
クラブ(宿泊施設)の玄関で合流して直接出かけよう」とのこと。
すでに波乱の予感が。。。

研究室から電車で約30分。駅からは徒歩15分ほど。
予定より40分くらい早く着いてしまったので,「彼は我々が1時に来ると思って
準備しているからあまり早く行くと迷惑だ。そこの寺でも見物していこう。」と,
イギリス紳士っぷりを発揮。寝坊したくせに。
適当に時間をつぶして(暇をつぶす=kill time,なんだか恐ろしい言い回し)
迷いながらもいい塩梅にボスの家に到着。我々が一番乗り。
アメリカに渡った友人風に言うとなんともFancyな家である。
アンティーク調の家具がそこら中においてあって,クラシック音楽が流れている。
テーブルにはきれいに皿が並べられていて,Fancy restaurantに入ったかのよう。
思わずトーマス氏との会話でも「Fancy」を連発。使い方間違ってないかしら??
ボスの奥様にも初めてお会いした。
写真では見たことがあるのだが,なんとも上品で美しい方である。
ダンディーなボスにエレガントな御婦人,そしてファンシーな邸宅。
あまりに絵になりすぎる。

他のメンバーも続々とやってきてパーティーが始まった。
あいにくの天気なのでメインディッシュのボスお手製タンドリーチキンを外で焼いて,
部屋の中でいただくというスタイルになった。サラダやパイなどコース料理風に。
庭にさりげなく植えてあるハーブを使ったサラダやバジルソース,特製ミートパイに
メインはタンドリーチキンやオリジナルの煮込んだ豚肉。
サフランライスに似た不思議な味付けのライスに極めつけは二種類のケーキ。
もちろん全てご夫妻で作られたものである。
極上のワインも何本も出てきた。
ヤバすぎる(思わずいまどきの若者言葉で)。
これならレストランをオープンできるのでは?!
こうやって書いてると思い出して腹が減ってきた。
ぜひともまた食べたい。

今日はトーマス氏と遊べる最後の日。
実際にイギリスへ旅立つのは明日なのだが,なにしろ成田は都心から遠いので
当日早起きしなくていいように今夜は成田に一泊(いつもこのスタイル)するらしい。
ボスが車で東京駅まで送ることになっていて,もちろん僕も便乗する予定。
秋葉原にでも行こうという計画になっている。
新しくできたヨドバシカメラを冷やかしに。
彼は今回の滞在でカメラのレンズ(けっこういいやつ)をすでに二本も買っている
(散々見せびらかされて自慢された)のでさすがに今日はもう買わないだろうが。
昨日の夢のようなランチとは一転,今日はジャンクな昼飯になるかも。
メイドカフェ?!まさかな。ふふっ。。。

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2005/09/22

逆家庭訪問

月曜からうちの研究室に遊びに来ているイギリス人研究者のトーマス氏。
今日は彼の滞在中の最大のイベント,ボスの家でバーベキューである。
ボスの家に行くのは初めて。
いつかホームパーティー開いてくださいよ,と後輩のホッケーバカと一緒に
お願いし続けて一年半。
少なくとも我々二人にとっては悲願であった。
どれくらい喜んでいるのかというと,普段はメールも電話も業務連絡程度
(それすら無視されることも多い)のホッケーバカが先日電話をかけてきて,
いつになく長話をしたくらい盛り上がっている。
電話越しに彼の目がきらきらしているのが伝わってきた。

うちのボスは凝り性である。
興味を持つとまるで子供のように熱中する。
そのひとつが「研究」で,今の仕事はまさに天職である。
だから研究と遊びの境界がない。
例えば得意の料理も言うなれば研究の延長なのである。
たまに研究室で飲み会を開くと,ボスの手腕が発揮される。
前回,研究室の屋上でバーベキューをしたときには,めちゃくちゃうまい
サラダをさりげなく作ってくれていた。
自宅で燻製を作ったりもするらしい。
研究室には使い方のわからない料理器具がたくさんある。
きっとボスの家には見たこともない道具がたくさんあるに違いない。

昼からの予定で,もうすぐトーマス氏が研究室にやってきて,一緒に行く
ことになっている。
あいにくあまり天気はよくないが(イギリス人は皆きっと雨男に違いない),
早くも興奮してきた。

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2005/09/21

ウニコレ

昨日,ボスが「遊び」に使いたいから,とお茶の水女子大のとある先生に
ウニをもらいに行くことになったので月曜からうちの研究室に滞在中の
イギリス人研究者トーマス氏とともに三人で出かけた。
「遊び」と言っても周りから見ればちゃんとした実験である。
うちのボスはよく研究のことを「遊び」というのだが,彼にとっては遊びが
仕事,つまりそれだけ好きなことを仕事にできているのである。
そして昨日もらいに行ったウニというのが,日本ではなかなかレアなやつ
で(ハワイなどでよく取れるらしい)お茶大の先生が小笠原まで取りに
行かれたらしい。
ジンガサウニ,と言っても普通の人には馴染みがないだろう。
ウニ標本コレクターの僕としてはぜひともコレクションに加えたかった種類
である。

実験用には取って間もないものを使ったほうがよいので,小笠原から船で
戻ってきたばかりのお茶大の先生を芝浦で拾ってすぐさまお茶大へと向かった。
恥ずかしながらそのとき初めて知ったのだがお茶大ってお茶の水にはない。
ボスの車でお茶の水駅を通り過ぎてもなかなか着かないのでボスに聞いたところ
発覚したのである。ふむふむ,よい勉強になった。
研究室に着くと,当然,学生は皆女性である。
なにしろうちの研究室は全員,男。むさくるしい。
「いい環境ですね」と言うと「実験がはかどるだろうな」とトーマス氏。
男の考えることなんて万国共通か。

うちのボスの目当てはウニの精子なので,さっそくサンプル採集の作業が始まった。
貴重なサンプルをクーラーボックスに詰め込んでご満悦な様子。
このサンプルで一週間くらいは「遊べる」のである。
しかもお茶大の先生からうれしい一言。
「ジンガサウニ持って帰る?いくらでも差し上げますよ」
ああ~,感謝感激!ウニコレクターにはたまらん。
しかし驚くのはこれだけではない。
なんとこの先生,「バクダン」という巨大なウニまで持ち帰っていたのだ。
もちろん超レア物。
二つあって,一つはくれるとのこと。
しかし,その瞬間ボスの目が光った。
ボスが特権を行使し,バクダンはボスの手に。うむむ。。。逆らえない。
うちの大学の別の研究室にも同じくウニコレクターの某先生(髪がぼさぼさ)がいる
のだが,彼に自慢してやろうと,うちのボスとお茶大の先生とで盛り上がっていた。
大の大人が揃いも揃って(自分も含めて)ウニコレクションでまるで子供みたいに
大盛り上がりだなんて変な世界である。
今度,後輩のホッケーバカにも見せびらかしてやろう。
彼もまたこの盛り上がりを共感できるマニアックなやつである。
きっと目をきらきらさせるに違いない。
jingasa
左:ジンガサウニ(トーマス氏撮影)
右:バクダンをぶら下げて大喜びのボスとトーマス氏

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2005/09/20

そば屋?

昨日,イギリスからやってきた研究者トーマス氏と一年ぶりに再会した。
昼,荷物持ちとして空港まで迎えに行ったのだが,相変わらず半端じゃ
ない量の荷物。
当初はこれらを一人で運ぶ予定だったらしい。自殺行為だ。
飯でも食おうということでけっこういい値段の寿司をおごってもらった。
彼はイギリス人なのだが,寿司大好き。
居酒屋などでも魚の名前は漢字で書かれていてもたいてい読める。

大学内の外国人向け宿泊施設があって,そこに泊まっている。
ここには何度も来たことがあって,彼のお気に入りの「Fish restaurant」
つまり居酒屋があるのだが,夜はそこに行こう,と誘われた。
六時頃に連絡するよ,と言われたのだが,六時半になっても連絡がない。
ここまでの書きっぷりだと英語で完璧に意思疎通が図れているように
思われるかもしれないが,実際はテキトー。ノリで理解している。
もしや六時に飲みに行こうというのは思い違い?!と不安になっていると
七時前にようやく連絡が。よかった,ちゃんと正しく理解できていた。

しかし目当ての「Fancy fish restaurant(アメリカの友人風)」はNational
holidayにつき閉まっていた。残念。
そこで,こうでぃん氏の提案でそこから少し離れた場所にあるそば屋に
行くことにした。全員,未体験の店。
狭い店内はけっこう混んでいて,何より驚いたのは,そのガラの悪さ。
土方のおじさんみたいな人たちばかり。
夜は居酒屋風になるらしい。
厨房にいる若者がこれまたガラの悪いこと!
絶対,割烹着の背中に「喧嘩上等」とか書いてるよ。。。
店主らしき男性もなかなか迫力のあるお顔。
しかし意外と腰が低い。
案外,とてもいい人だ!顔は怖いけど。
トーマス氏の大好きなサンマの刺身など注文。
これがまたうまい。
料理はどれも最高にうまかった。ガラは悪いけど。
トーマス氏もご満悦。
そしてまた全額おごってもらった。
そして,たった今,彼が研究室にやってきた。
昼飯でも食いに連れてってくれるのだろうか。
ちゃんと昼飯を抜いて待っている。ふふっ。。。

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2005/09/19

機関車先生

最近このブログではどうも周囲の人々への批判が目立つ。
よくないな~。
顔が見えないと人は攻撃的な性格が現れるというようなことはよく
言われるが,そんな感じだろうか。
別に最近,特にイライラしているわけではないのだが,書き始める
とついつい暴走してしまうのである。
インターネットは恐ろしい。

暴走と言えば,特急(セガール映画)。特急。機関車。。。
今日は機関車みたいな名前のイギリス人研究者が遊びにくる。
以前いた研究室の助手の方と共同研究をしていて頻繁に日本に
来ていたため知り合った。
熱烈なカメラ好きで,僕が本格的にカメラに興味を持つきっかけを
作ってくれた人である。
師匠のようなもので,よく写真を添削してもらっていた。
英会話も練習できて一石二鳥。

彼のカメラへの金のつぎ込み方は半端ではない。まさに大人買い。
彼も僕もキャノンのボディを使っているが,僕のような貧乏学生は
キャノンの純正レンズなんて高嶺の花で手が届かない。
若干安い他社のレンズを使っている。
安いと言っても貧乏学生にしてみれば清水の舞台から飛び降りる
ほどの決意が必要である。
値段と実用性を考慮して,性能面ではある程度妥協しなければ。
しかし彼はキャノンの純正レンズを惜しげもなく買い揃えてしまう。
彼のレンズコレクションを見ているとのどから手が出そう。
危うくレンズによだれを垂らしてしまいそうになる。

彼はたまたまうちの研究室のボスとも知り合いで,日本に来たとき
はいつもこちらの研究室にも立ち寄っている。
今回も,帰国前の数日間東京に滞在するとのこと。
これから羽田まで迎えに行く。
実は彼は相当日本に慣れているので案内人など必要ないのだが,
いつも山のような大荷物をかかえているので,荷物持ちとして。
先日メールしたときに「いっしょに昼飯でも食おう」と言っていたので,
経験的に今日は昼飯おごってもらえる確率97%である。
ポーターのチップにしては豪華だ。

月見でもしようかと思いきや今日の東京はあまり天気がよくない。
あ~,言えない,言えない。
彼のツルツルにはげ上がった頭を見ながら「月が見えなくてもあなた
がいれば大丈夫ですね」だなんて,とても言えない。

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2005/09/18

嘆かわしい

いい加減,ティムバートン×ジョニーデップの無限ループを抜け出さねば。
「冗長な映画は嫌いだ」というコメントが冗長になっていると,まさにそれは
「ミイラ取りがミイラ」になりかねない。
今朝,インターネット上の新聞記事で情けない記事を見つけた。
大学生の多くが,有名な文学作品や俳句などに出てくる言葉の意味を理解
できない,という調査結果。
大学生の活字離れが深刻化していることが背景にあるとの見方である。

う~ん,でも問題は本当にそれだけか?
活字離れしてたってこの新聞記事に出てくるフレーズは全て学校で習ってる
はずだろ。
だいたい本をよく読むやつだって「枕草子」や「奥の細道」を読むとは思えない。
もちろん僕はこの記事に載っていた問題には全て答えられるが,正直なところ
普段は本なんてめったに読まない。
「枕草子」なんて中学だか高校だかで習ったとき以来,読んでない。
そのとき習った記憶が未だに頭の中に残っているのだろう。
不思議なもので,昔習ったことをけっこう覚えている。
大学に入るまで「歴史」の授業が大嫌いで,成績もいつも悪かったのだが,
なぜか今はけっこう歴史に詳しい。
特に勉強したわけではないのだが,学校で習ってきたことを思い出せるのだ。
そんなに覚えられるなら何で学校のテストのときに思い出せなかったんだろう。
不思議だ。脳で何か起こってるのか?

大学は理学部,大学院でもタンパク質の研究をしている。
まさに理系の王道。
高校時代も,もちろん理系。
なのに得意科目は英語と現代文。苦手科目は数学。
そんな成績を見た高校の先生方は口をそろえて「文系に行け」である。
まったくばかげてる。
英語と国語ができて数学ができなければ文系?
好き嫌いは無関係?
成績の傾向で勝手に人の進路を決めるな。
このときばかりは素直でない性格が幸いだった。
周囲の反対には全く耳を貸さずに大学進学。
自分の興味は理系分野なのに周囲は文系を勧める。
この頃から「理系」と「文系」を区別することに反感を持つようになった。
高校のとき文系に行った知り合いの大半がその選択理由として「数学が
苦手だから」を掲げていた。
だからと言ってお前らが英語や国語ができるとは思わないが。

だんだん話が逸れてきたが,まあ,いつものこと。
研究生活に身をおいているので,一応それなりには頭を使っているつもり。
もしかするとそれで脳が活性化されて,古い記憶がよみがえっているのか?
そういえばちょっと前に友人に「脳年齢を測る」というゲームをやらされたが,
最高の「脳年齢20歳」をたたき出した。天才かも。
でもけっこうキレモノの予感がする後輩のしろっぺは脳年齢45歳。
案外,当てにならないかも。
大学に入ってから実感したのは,頭なんてのは使えば使うほどよくなると
いうこと。
高校時代の脳はまだまだ未熟だったんだな,というのがよくわかった。
物事に対する理解力や,新しい知識の吸収力なんてものが年々高まって
いるのが実感としてわかる。
先の新聞記事の,活字離れが国語の理解力低下を招いたというのは,
案外正しいのかもしれない。
せっかくサルにはない頭を持ってるんだから使わなければ宝の持ち腐れ。
世の大学生も人生を浪費せずに教養を積むべし。


リンク: @nifty:NEWS@nifty:「蛙」?知らない大学生35%(読売新聞).

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2005/09/17

まだまだ引っぱります

ティムバートン×ジョニーデップ特集,しつこく三日目に突入。
「チャーリーとチョコレート工場」の余韻がなかなか冷めないので。
本当にいい。子供向け映画なんかには納まりようがない。
ぼーっと眺めていれば子供だましの茶番劇なのだが,随所に盛り込まれた
ティムバートン・ワールドに気づけば彼の並外れたセンスに感服するはず。
一貫したテーマもいい。
主題がはっきりしていて,いろいろ盛り込みながらもジャスト2時間にすっきり
まとまっているところが好き。
他の監督に作らせればきっと2時間半の冗長な作品になってしまうだろう。
何度も言っているが,2時間を超える映画は基本的にダメ。
見所を詰め込めばいいというものではなく,やはりコンパクトにまとめられた
映画こそ,いい作品であると思っている。
昔のチャップリンの映画なんてまさにそう。
彼の初期の作品は30分くらいで終わってしまう短いものが多いのだが,
その中に軽快なコメディーと痛烈な社会風刺が込められていて,彼の
センスには魅了されてしまう。

昨日の記事では「彼,天才だから言うことなし」と片付けてしまったが,やっぱり
書きたい。ジョニーデップについて。
ティムバートンと組むと,いつも顔色悪いし「mama~」って歌い始めそう(どうせ
誰も共感してくれないけど)な気がするのだが,彼の存在こそいまやティム
バートン・ワールドにはなくてはならないものだろうと確信している。
彼の「変わり者」キャラがいい。イカれた感じがたまらない。
しかし,そんな中でも「チャーリー~」で子供たちを密かに見定める彼のまなざし
にはかなりのインパクトがある。
あまり言うとネタバレになってしまうが(まあどうせ単純なストーリーなのですぐに
先の展開は分かってしまうが)「優勝者」を選別しているという,伏線的なシーン。
全くセリフがなく表情だけの演技で,しかもほんの一瞬である。
が,彼の目力は半端じゃない。
散々,派手な変わり者を演じておきながら,一転,とても繊細な演技をこなして
みせてくれる。
そう,「派手さ」と「繊細さ」の演じ分けが非常に巧みである。あっぱれ。

どうしても後輩おすすめの「シザーハンズ」を見てみたいので,懲りずに近所の
レンタルビデオ屋に行ってみた。そう,前回行ったら見つからなかったのだ。
ああ,やっぱり何度行ってもないものはない。なんだよ,この店。
仕方なく「マーズアタック」を借りてみた。
何年か前に一度見たときにはさっぱり理解できず,ちっともおもしろくなかった。
今ならもしかすると理解できるようになっているのでは,という淡い期待は,
その2時間後にもろくも打ち砕かれたのである。
う~ん,やっぱこの映画は難解だ。ちょっと理解できない。
失意の中,一晩経過した今。何かがおかしい。
自分の中で何かが芽生えようとしている。
昨夜「マーズアタック」を見てからずっと頭の中で噛み砕いて消化しようとしていた
のだが,なんだかよく分からない,こみあげてくるものがある。
この映画,けっこうおもしろいかも,と思い始めた。
もう少しティムバートン・ワールドに浸ってからもう一度見ると理解できそうな予感が
してきたのである。またひとつ経験値を積み上げた。

ところで,(映画中で)ジョニーデップって何であの奇抜な丸メガネが似合うんだろう。
「スリーピーホロウ」でも確か変なメガネかけるシーンがあったよなあ。
今回も変てこな丸いサングラスをかけるシーンがあるが,妙に似合ってる。
あれ,どこで売ってるんだろう。ちょっとほしい。
実験でよくレーザーを使うのだが,一応「レーザー保護メガネ」なるものがある。
NEC_0267
人間を焼き切るほど強力なレーザーを使うことはないが,それでも目に直接入ると
危険だから。とは言うものの面倒だしかっこ悪いので(誰も見てないけど)一度も
使ったことがない(ちなみに時々使っている先輩のアルパカ氏は妙に似合う)。
しかし「チャーリー~」でジョニーデップがかけてた保護メガネなら使ってもいいかも。

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2005/09/16

顔色悪いな~

昨日見た「チャーリーとチョコレート工場」の感想。
率直に,手短に述べよう。
最高。かなりよかった。以上。

これではあんまりなのでもうちょっと書こうか。
数日前に「スリーピーホロウ」を初めて見てティムバートン×ジョニーデップに
はまりそうな予感がしたのだが,それがまさに的中。
「チャーリー~」でも彼らの独特の世界が遺憾なく発揮されている。
原作が子供向けの本(ハリーポッターのライバルらしい)ということで,映画も
子供騙しというか,いたってシンプルなストーリー展開。
序盤に張り巡らされた伏線も伏線になってなくて(思いっきり表面に出てる)
先の展開がいとも簡単に読めてしまうのである。
まあ,ある意味「水戸黄門」的な安心感はあるのかもしれないが,ストーリー
だけ見ると正直ちっともおもしろくない。
ベタな「勧善懲悪」に最後は結局「心温まるヒューマンドラマ」かよ。
しかし,ただでは終わらないのがティムバートンの腕のすごさ。
ところどころに散りばめられたパンチの効いたブラックユーモアがたまらない。
まさにビター&スイートなチョコレートのような映画である。
ああ,今うまいこと言ったよ。名コメント(←自画自賛)。

そう,随所にブラックユーモアが盛り込まれていて劇場内では時折笑い声も。
しかし笑いが沸き起こるのはガキでも笑う,ユーモアというよりギャクに近い
コミカルなシーンに限られている。
もっとおもしろいシーンがたくさんあるのに誰も笑わない。
おかげで,一人で笑うと恥ずかしいから笑いをこらえるのに困るじゃないか。
人と笑いのツボがずれていというよりも,まわりの客がユーモアに気づいて
いない(理解できていない)様子。
特に,すぐ近くの席でポップコーンかじってた頭弱そうなお兄ちゃん。
お前にはちょっと難しかったか。隣の彼女も。
ミニシアターだと客層ももうちょっといいんだけどな。。。

ティムバートンの敏腕にも圧倒されるのだが,ジョニーデップ始め,役者陣にも
感服せざるを得ない。なんともスキのないキャスティング。完璧だ。
ジョニーデップに関してはもう言うことがない。この人,天才だ。
チャーリーの祖父・ジョーおじいちゃん役のイギリス人俳優・デイビッド・ケリーの
かもし出す「茶目っ気」に心が和んだ人は多いはず。
ディープ・ロイの1人20役(!)で演じるウンパ・ルンパがいい味出してる。
身内ネタで申し訳ないが,このウンパ・ルンパが,うちの大学生協の,ある店員
(通称セガール)にそっくりなのである(また一人空似アワーかもしれないが)。
個人的にはジョニーデップ扮するウィリー・ウォンカとウンパ・ルンパ族が出会う
シーンが大好き。
全体的にそうなのだが,この場面では特に「バカっぽさ」が強調されてていい。
一歩間違えれば差別的とも取れる(他にもそんなシーンがあった)が,そこは
彼らの意向を信じて,素直にユーモアとして楽しもう。

この映画はかなり楽しめたのでいくらでも感想が書ける。
というか,どうにも止まらない。
が,これ以上書き続けるとあまりに冗長になってしまうのでそろそろやめよう。
まだ見てない人にはネタバレになってしまうし。
とにかく「スリーピーホロウ」を理解できる人なら間違いなく楽しめる映画だと思う。
この映画が気に入ればあなたも立派な「オカシな人」である。
オーソドックスな映画が好きな人にはちょっとキツイかな。

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2005/09/15

ちょっと息抜き

朝,研究室にやってきて実験用サンプルの準備。
とりあえずセットアップが終わると,サンプルを4時間インキュベート(平たく言うと
冷蔵庫に放り込んでほったらかし)しなければならない。
そのわずかな時間を利用して映画館に行ってきた。けっこうハード。
今日である必要はないのだが,目当ての映画館では木曜はメンズデーで全て
1000円になるというありがたいサービスをやっているので。
で,見てきたのは,数日前から興味津々だった「チャーリー」である。
もちろん「ごめんくさい」とかいうセリフはないし,3人のエンジェルも出てこない。
「チャーリーとチョコレート工場」である。

かなりおもしろかった。
数日前に「スリーピーホロウ」を初めて見たときに感じたティムバートン×ジョニー
デップにはまりそうな予感はまさに的中。
長々と語りたいところだが,間もなくインキュベートが終わるので行かねば。
これから夜中までぶっ通しで実験。やってられっか。
初めて予告編を見た「ティムバートンのコープスブライド」も期待大。
アニメだがジョニーデップもしっかり声優で出演してるし。
というか,主人公,顔は全然違うのにもはやジョニーデップにしか見えない。
さすがはティムバートン×ジョニーデップ・マジック!
ああ,実験やらねば。。。

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2005/09/14

偶然にも

昨日,CDを買うかどうか迷っていると書いた。
大方の期待を裏切らず,今朝,渋谷のタワーレコードに行った。
いや,これにはわけがあるのだ。
偶然シャンプーを切らしていて買う必要があったので渋谷に行っただけである。
決してCDを買いに行ったわけではないのだが,偶然タワーレコードがあったので
入ってしまっただけなのである。あくまで偶然。
まあシャンプーなんて家の近所でも大学の生協でも売ってるし,タワーレコードに
たどり着くまでには多数のドラッグストアを素通りしているのだが。
そもそも,そんなに言い訳するほど後ろめたい事か?!

新譜コーナーにボンジョビとクイーンが並んでいた。
狙ったかのような配置。うん,まあ狙ってやってるか。あちらも商売だし。
しかしボンジョビの輸入版がない!まさか日本先行発売?!
よく見たらちゃんとそう書いていた。しまった。
消費者金融ではないが,事前に良く確認しましょう。
わざわざ高い邦版なんか(ましてやDVDつき限定版など!)買うかっつーの。
輸入版が出るまで待とうか。でもここまで来て「また今度」ってのもな~。

とりあえず保留して隣のクイーンを試聴してみる。
以前あれだけ文句を言っておきながらもけっこういい感じ。
「クイーン」を名乗らなければ言うことないのに。
「Keep Yourself Alive(邦題はなぜか「炎のロックンロール」)」が入っていれば
間違いなく即買いだった。
ああ,でもこれも邦版しかない。。。
でも2枚組みでこの値段ならそこまで悪くないか。
限定版の特典「タトゥー・シール」なんかいらないから安くしろ。
これだから東芝EMIは嫌いである(お門違い?!)。
消費者を馬鹿にしている感じが気に食わないので実名を挙げるが,東芝EMIに
avexとSony Musicを加えた三社が,個人的には「三大むかつくレコード会社」
である。

上記の二つの隣に,これまた偶然にも(絶対狙ってるだろうが)ストーンズの
ニューアルバムが。
正直,ストーンズはそれほど好きではないのだが,試聴してみるとかなりいい!
しまった,聴くんじゃなかった。。。
また対立候補が落下傘でやってきた。先の衆院選挙じゃあるまいし。
三つ巴の候補に翻弄されて結局,決断を下せずに泣く泣くレコード屋を後に。
暑い中わざわざ渋谷まで出てきて買ったのはシャンプーだけ。
そういえば,後輩のホッケーバカがストーンズのニューアルバムに反応してたな。
彼が偶然買って持ってきてくれる,というシチュエーションもあり得なくはない?!

偶然と言えば,昨日の夕方偶然窓の外を見ると夕焼けがきれいだったので,
カメラを手に研究室の屋上に出てみた。
すると,向かいの研究室の先輩も偶然カメラを持ってやってきた。
こんなところで知り合いに会うとは。しかも同じ目的で。
残念ながらまだ現像(RAWファイルの現像,フィルムではない)してないので,
写真はお見せできない。
お気に入りの赤いポロシャツがあるのだが,彼の研究室の美しい先輩も昨日,
真っ赤なポロシャツを着ていた。
しまった,昨日赤いポロシャツを着てくれば「おそろいですね」とか何とか言って
でれでれできたのに。。。何言ってんだか。

以前の研究室にいた頃,他の研究室の先輩で,大学内で頻繁に出くわす人が
いた。あまりに頻繁に会うのできっと彼女はストーカーに違いないと思っていた。
そういえば彼女も赤いポロシャツを持っていて,いつか会ったときに思いっきり
かぶっていたことがあったっけ。
彼女も現在東京に住んでいてうちのすぐ近く(たぶん電車で20分かからない)に
住んでいるのだがもうかれこれ一年半会ってない。
一時期病んでるようだったが,さすがにもう元気だろう。
隣の研究室には赤メガネ族というのがいるので,赤ポロシャツ族というのを
作ろうか。

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2005/09/13

CDほしい

今朝,ワイドショーになぜかボンジョビが出てた。
新アルバムのプロモーションで来日しているはずなのに,その番組では
一切プロモーション活動はせず,プライベートで遊んでいる感じ。
ジョンのラーメン好きは前にも聞いたことがあるが,今朝もテレビ局の
社員食堂でラーメンに釘付けになっていた。
う~ん,何しに来たんだ??

とにかく知らない間にボンジョビの新アルバムが明日発売らしい。
かつてはかなり熱狂していた時期もあったが,最近はそれほどでも。
とは言うものの,ほしい。
しかし経済的余裕が。。。
最近はDVD付き2枚組みというのがはやっているのだろうか?
しかしどうせ1~2回聞いたらほこりをかぶってしまうことになるのは目に見えて
いるので,買うとしても通常の輸入版(一番安いから)だろう。

とりあえずレコード店のホームページで内容をチェック。
ふむふむ。。。
えっ,何?!
明日は復活したクイーンのライブCDも発売かよ!
以前,散々クイーンの復活に文句を言っておきながらもいざCDが発売されると
とりあえず手に入れたくなるのである。
しかも曲目を見ると,けっこうマイナーかもしれないがとても好きな隠れた名曲(?)
「Fat Bottomed Girls」が収録されている。
ああ。。。なんで同じ日に発売するかな。
どちらか一ヶ月くらいずらしてくれればいいのに。

金がないならレンタルするかファイル交換ソフトで違法ダウンロードすればいいじゃ
ないかという人もいるかもしれない。
わかる人にはわかると思うが,ほしいのは曲ではなくてCDなのである。
CDを買うことに意義があるのである。
ましてや違法ダウンロードなんてもってのほか。
あの手の著作権の侵害はアーティストへの侮辱である。
そのアーティストが好きで聞くのだから,ちゃんと敬意を払って正規ルートで
入手するようにしている。
まあ「友達に借りて録音」なんてのはご愛嬌で,悪いことだとは思わない。
実際,友人にもらったベットミドラーの「Rose」はお気に入りだし。
誰彼かまわずファイルをばらまき,拾い集める輩がはびこっているから,レコード会社
がコピーコントロールCDなんていう忌々しいものを作り出すようになるのである。
ちなみにあの円盤は「CD」を名乗っているが,実はCDの規格外,つまりCDではない。
よく見ると,普通CDには「CD Compact Disc」というロゴが入っているのだが,あの
円盤にはそのロゴが入ってない。CDによく似た「円盤」なのである。
だいたいファイル交換ソフトを使える程度のパソコンの知識があればコピーコントロール
をすり抜けることなんて簡単。
実際,コピーコントロールCDから音楽ファイルを吸い出して聴いてるし。
もちろん,ばらまくためではなく,iPodで音楽を聴くためにはこうするしかないのだ。
コピーコントロールに苦しめられるのはむしろファイル交換ソフトなんて使わないような
パソコン素人だろう。
つまり違法にダウンロードしているやつらには特に害はなく,正直者が馬鹿を見ている。
まあ最近はようやく各社がコピーコントロールを止め始めたので,よかった。
彼らの利益が伸び悩んでいたのは違法ダウンロードが原因と言うより,彼ら自身の
プロモーションや彼らの抱えるアーティストなどに問題があったのだと思う。
事実,コピーコントロールされてなくても売り上げを伸ばすアーティストはいたのだから。
結局「良いCD」というのは,皆,金を出して買うのである。

得意の脱線だ。。。新しく出たCDの話題だったはず。
コピーコントロールについてはまだまだ言いたいことがあるのだが,やめておこう。
ああ。。。CDどうしようかな。買おうかな。
2枚買うのは,正直,経済的にきつい。
ほしいものがありすぎて出費がかさみまくってる。
自動販売機でもあさろうか。小銭を馬鹿にしてはいけない。
拾った金で買ったチョコレートでチャーリーはチョコレート工場に行けたのだから。

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2005/09/12

一目惚れ

アートオブスターウォーズ展に行こうとの誘いをかれこれ三週間以上も
無視し続けている無礼極まりない後輩のホッケーバカは,ティムバートン
とジョニーデップが大好きである。
ティムバートン監督・ジョニーデップ主演というゴールデンタッグに,彼は
よだれをたらして喜ぶ。犬みたいなやつだな。
で,その名コンビの「チャーリーとチョコレート工場」が何かと宣伝されて
いるのでとりあえず同コンビの「シザーハンズ」を借りようとビデオ屋に。
ホッケーバカが絶賛していたが,実は見たことがなかったので。
ちなみに彼は研究以外の話をするときは目がきらきらしている。
どれどれ。。。えっ,置いてない?!ここは家の近所の小さなビデオ屋。
ぐるっと超狭い店内を見回したが「シザーハンズ」が見つからない。
ティムバートンコーナーにもジョニーデップコーナーにもない!
なんてこったい。
仕方なく,タイトルだけは知っていた「スリーピーホロウ」を借りることに。

別に何かを期待したわけではなく,ただの暇つぶしに借りただけ。
しかし見始めて間もなくとんでもない精神状態に。
なんだ,この映画は!
すごく好き!!
この世界観!!
ああ。。。ジョニーデップの存在感がたまらん。
ルックスだとか演技力云々ではない。
彼の放つただならぬオーラに完全にやられてしまった。
ストーリーはファンタジックサスペンスとでも言えばいいのだろうか,まあ
ベタといえばベタなのだが,全体的な雰囲気がまさにストライクゾーン。
しかも独特な世界観を二時間以内に凝縮してコンパクトにまとめている。
いつも批判しているが,近頃の映画は欲張りすぎてだらだらと長い傾向
があり,非常に憤慨している。「泣き所」を詰め込むな,拝金主義者たち。
「無駄」を大胆にカットし,エッセンスだけを凝集するのも,才能である。
ティムバートン×ジョニーデップには間違いなくはまりそうだ。

もう何年も前に見た(やはりホッケーバカ絶賛の)ティムバートン監督映画
「マーズアタック」は全く理解できなかったが,今見ると面白く感じるのかも
しれない(ジョニーデップは出てないけど)。
今度ぜひ見てみよう。
新作「チャーリー~」も予告編を見る限りかなりマニアックなオーラを放って
いる。実は「スリーピーホロウ」を見る前から,この予告編にはかなり興味を
もっていた。
予告編から予想される世界観が僕の脳波と共鳴したのである。
ああ,気になる。見に行こうかな。

話は変わるが,「スリーピーホロウ」の村人たちの英語ってなまってる??
もしやオランダなまり??
なまりをちゃんと聞き取れるようになっているのなら,きっと英語力もそれなり
に上達しているに違いない!
ああ,でも単なる空耳アワーだったとしたら。。。
いかんいかん,ポジティブに。
上達している。上達している。(←自分に言い聞かせている)

ああ,でも,何で??何で??
ジョニーデップがフレディーマーキュリーに見えてしょうがないのは何で??

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2005/09/11

研究交流

金・土と特定領域の全体会議というのがあった。
まだ学生なので研究の経済面についてはあまりよく知らないのだが,
この特定領域班に選ばれた研究室にはどこからか研究予算が下りる
ようで,その定期報告会,つまり学会のようなものである。
「特定領域」ということで似たような分野の人たちが集まっていること
もあり,発表を聞きに行った。
もちろんうちのボスも班員なので,発表していた。となりのマリオ先生も。
ちなみにマリオ先生は二日目の朝一番の発表なのに,一日目の夜,
明け方まで他の先生たちと飲んでいたらしい。
発表本番は挙動不審だった。

昔から人の顔や名前を覚えるのが苦手だ。実際のところ興味ないし。
何度か学会には顔を出しているのでさすがに先生方の顔は覚えてきた。
うれしかったのは,逆に,ある先生に顔を覚えられていたこと。
ちなみに名前は認識されていない様子。
もう一回ぐらい発表すれば名前も覚えてもらえるだろうか。
ちなみにこの先生は天敵である。
うちのボスのかつての先輩で,奇抜なファッションが目を引く女性研究者
なのだが,個人的には彼女の目はカエルをにらむヘビの目に見える。
その先生の前では石のように固まってしまうのである。怖い。
まあ冗談はさておき偉大な先生である。

覚えられているがためにピンチを招くこともある。
「初めまして」と言おうと思った矢先に,
「以前お会いしましたよね?」と言われたとき。
「え~っと,そうですね(え~?!誰だっけ??)」
見覚えあるような気はするんだけど。。。
カマかけてみよう。
「確か去年のポスター発表,聞きに来てくれましたよね?」
「はい,あれから進展してますか?」
あ~,よかった。当たってた。
安心するのもつかの間,
「確か年末に口頭発表してましたよね。
で,質疑応答でけっこうつっこまれてましたよね。」
あああああ。。。そんなとこまで見られていたのか。
まあ話しているうちに誰なのか思い出せてとりあえず危機は回避。
こんな事件が二回もあった。

こういった研究者の集まるマニアックな集会に行くとたいていいつも
良い刺激を受けて帰ってくる。
その後,三日間くらいは「研究がんばろう」と思えるのである。

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2005/09/10

あきれたドラマ

憤慨している。
ふだんドラマの類は一切見ないのだが,最近やたらと宣伝していたので
ちょっと気になって「零のかなたへ」というドラマを見た。
途中から見たのだが,見始めて間もなく気分が悪くなった。
そもそもサブタイトルの「winds of god」ってのが意味がわからん。
なんでそこで英語使うかな。
稚拙な合成シーンなど技術面でもかなり不満はある。
金がないなら中途半端な作品を作るな。
どうしても作りたいならもっと頭をひねれ。

何より気に食わないのがドラマの内容(ストーリー)。
何が終戦60周年記念だ。
戦争を茶化しているとしか思えない最低のドラマだ。
スタッフは先の大戦についてどれほど考証し,何を感じとったのか。
もちろん僕も戦争とは無縁の世代であるが,それでも日本の経験した戦争
に興味はある。
数年前から世界情勢に興味を持つようになり,なぜ戦争が繰り返される
のかを知るには過去の戦争を知ることから始めねば,と思い近代史に
興味を持つようになった。
ドラマの舞台にもなっていた知覧の特攻隊基地跡にも行ったことがある。
僕がそこで感じたことからは,どう考えても今回のドラマは生まれてこない。
文章が下手でうまく批判できないのが残念なのだが,とにかく憤慨した。
ああ,なんだか語気が荒くなってる。みっともない。
自分の書いた文章でよけいに腹が立ってきて(業界用語でポジティブ
フィードバックという)このままでは収拾がつかなくなりそうなので今夜は
もう寝よう。

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2005/09/09

夜景を撮ろう

先日,写ルンですについてあれこれ書いたら素人には内容が難しすぎるという
苦情があったので,今回はもっと簡単に。
普通のコンパクト・デジカメできれいに夜景を撮る方法を紹介しよう。
夜景を撮るのは実は簡単で,以下の二つの大原則を守れば誰でもきれいに
撮ることができる。

1.フラッシュ厳禁。
2.カメラをしっかり固定する(三脚があればベスト)。

まずは「1.フラッシュ禁止」について。
素人でマニュアルモードで撮影する人なんてほとんどいないと思う。
そこで,まずは「夜景モード」に設定しよう。
これで,たいていフラッシュは自動的にオフになる。
夜景モードがない場合は,「フラッシュ禁止」に設定する。
なぜなら,フラッシュを使用すると,明るすぎて顔が真っ白にならないように
カメラの頭脳が自動的に画像を暗く撮影してくれるというありがた迷惑な機能
がたいていのカメラには備わっているからである。
そもそもフラッシュなんか使っても夜景を明るく照らせるはずもないので,
電池を無駄に浪費し,うっとうしい光が周囲の景観を損ねるだけなのである。
実は夜景と人物を同時に写したいときには,あえてフラッシュを使用する,
スローシンクロという技があるが,それはもう少しカメラの仕組みを知ってから
使うべきものである。
初心者はとにかく夜景撮影でフラッシュを使ってはダメ。

次に「カメラの固定」について。
夜景のように暗い被写体を撮影するときにはどうしても手振れしやすくなる。
夜景のきれいな場所には必ず出現する,大きなカメラを持ったおじさんたちを
観察すればわかるだろうが,彼らは必ず巨大な三脚を使っている。
しかし,けっこう高価だし,よっぽど「夜景を撮影する」という強い意思がなければ
あんな荷物をもって歩きたくはないだろう。
小型カメラで何かのついでに気軽に夜景を撮りたいのであれば,数百円で
売っているポケットサイズの卓上三脚でもあればずいぶん違うだろう。
三脚がなくても,例えば手すりやブロックの上など,平らなところにカメラを
置けば,それだけでもほとんど手振れは抑えられる。
三脚を使っていても,シャッターボタンを押す瞬間にブレてしまうことがある
ので,あればリモコンスイッチ,なければセルフタイマーを使い,撮影時には
カメラに触らないようにすればブレは軽減できる。

思ったより小難しくなったかもしれないが,要するに「夜景モード」で,カメラは
しっかり固定する。それだけで見違えるようにきれいな夜景が撮れるだろう。
小型のデジカメで下のような写真を撮るのはなかなか大変かもしれないが,
試す価値は十分にある(下の写真は四枚の写真を合成したもの)。
夜景を見る機会があればぜひ一度お試しあれ。
ちなみにこの写真,見る人が見ればわかるかもしれないが,実は観覧車が
止まっているという(たぶん)レアな写真である。
yokohama

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2005/09/08

本日の写真

台風が通り過ぎた。
と言っても東京は直接の影響はほとんどなく,昨日の午後に激しい風と雨が
あった程度。
夕方には風は残っているものの,もう晴れていた。
ふと窓の外を見るとなんともきれいな夕焼け!
大慌てでカメラを手にして研究室の隣のビルの屋上まで猛ダッシュ!!
ここは新宿のビル群を遠目に一望できる穴場で,お気に入りの場所である。
しかし屋上は変な柵に囲まれていて,目で見るには問題ないが,写真を撮る
にはかなりの障害になる。
普通のひし形の金網なら望遠にすれば写らなくなるのだが。
そこで,さらに給水塔の上にまで登りつめるのである。
こんなことをしてもいいのかどうかは知らないが,実際ここまで登ると目の前に
絶景が広がるのである。
ただし足場が悪くて三脚は非常に使いづらい。
よってノイズ増加を覚悟で感度を上げて手持ち撮影。
慎重に撮れば夕焼けならぎりぎり手振れせずに撮れる。
そのときの写真が,これ。
う~ん,なかなか満足。
CRW_5868
一夜明けて,期待通り台風一過の青空。
洗濯物を干したところで,研究室に行く前にちょっと写真でも撮りに行くか。
と言っても暑いし,あまり遠くまで行く元気はないので,近場で案外今まで
見落としていた渋谷をちょっとだけ撮ってきた。
相変わらず朝っぱらから人が多い。
そして暑い。
脳が溶け始めたところで早々に退散。
最近はまっている合成パノラマ写真に仕上げてみた。
Shibuya1

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2005/09/07

Hurrahhhh!!!!!!

ついに読み終わった。
「ブリジットジョーンズの日記」の原作本(英語)。
四月に購入してから半年近くもかかってしまった。
特に最後の二日間を読むのに二ヶ月もかかった。
あまりに間が空いたので,机の上に置いていた本にはうっすらほこりが体積していた。
怠慢だ。。。

何度も書いているが,とにかく英語がくだけすぎていて非常に読みづらい。
「英語には必ず主語がつく」なんて言い出したのはどこのどいつだ?!
変な省略や俗語が多くて大変。
そんなときに役立つのが「リーダーズ英和辞典」の入っている電子辞書。
以前いた研究室のボスの薦めにより購入したのだが,この辞書はかなり使える。
収録語数が半端じゃないので,けっこうマニアックな専門用語が載っていたりする。
ああ。。。いつの間にか辞書の話にすり替わっている。。。
とにかく読みにくかった。
科学論文なんてのは,(内容は小難しいけど)英語としては非常に読みやすい。
専門用語だって自分の研究分野であれば自然と覚えてしまうので辞書を使わなくても
たいてい読むことができる。
ちゃんとした小説ならもうちょっと読みやすいのだろうが,なにしろ日記形式で書かれて
いるので,慣れるまでにけっこう時間がかかる。

最近,身の周りでブリジット・ムーブメントが巻き起こっている。
DVDを何度も何度も繰り返し見ている,アメリカに渡った友人については言うまでもなく,
愛しのはづきさんまではまってしまったようだ。
土曜の夜にDVDを借りて初めて見たらしいのだが,昨夜にはもう2枚組みを購入したらしい。
理解不足も手伝っているのか,原作より映画のほうがおもしろい。
個人的にはイギリス英語のほうが聞き取りやすいし。
そういえば原作本の中でブリジットがよくママに「What?」なんて言わずに「Pardon?」と
言いなさい,と怒られるのだが,ふむふむ,「What?」ってのは行儀が悪いのか。
いつも「Pardon?」と言うのが面倒でついつい「What?」と言ってしまうので気をつけねば。
紳士的に。I beg your pardon?
イギリス英語といえば,再来週,あるイギリス人研究者が遊びにくる。
非常におしゃべりというか,話好きな人なので英語の練習にはちょうどよい。
もうすでにいろいろと接待の予定が決まりつつあるので今から楽しみ。
ブリジットで覚えた略語表記を無理矢理使ってみよう。
It's v. g. news he's coming. I want to see him a.s.a.p.

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2005/09/06

スーパー・タイフーン

かなり大型の台風がついに九州に上陸したらしい。
素人目に驚いたのが,今回の台風の「目」の大きさ。
気象予報士も驚きの大きさらしい。

アメリカで猛威をふるったハリケーン・カトリーナと今回の台風は規模が同程度
ということで何かと比べられることが多い。
比較する上で大きなポイントになっているのが「最大風速」であるようだ。
最大風速ではカトリーナの方が上回っている,ということがテレビでよく言われて
いるが,やや疑問が。
アメリカと日本では「最大風速」の定義が異なる。
アメリカでは1分間の平均風速が最大のものを「最大風速」としているが,日本
では10分間の平均風速から最大風速を求めている。
よって,アメリカ式のほうが最大風速は大きくなりやすいのである。
算数が苦手な人にはわかりづらいか?!
例えば陸上の100m走の「最大時速」を求める場合。
ゴール直前の1秒間の平均速度のほうが,スタートからゴールまでの平均速度
より速くなるのはイメージがわくと思う。
簡潔にうまく説明できないので,よくわからない方は要するにアメリカと日本では
「最大風速」の測り方が異なるとだけ理解していただければよい。
つまり,アメリカのハリケーンと日本の台風を「最大風速」で単純に比較するのは
あまり意味のないことなのである。
どちらか一方の測定基準に換算して同じ条件で比較してくれる気の利いた番組
はないものか。
まあ台風の被害は単に風速だけで決まるものではないのでそんな微妙な風速の
差を比較することこそ無意味かもしれないが。

九州ではすでに浸水などの被害も出ているが,台風がもたらすのは災害ばかり
ではない。
この夏,深刻な渇水に見舞われた四国・早明浦ダムでは0.5%だった貯水率が
この台風で一気に40%にまで回復する見込みだとか。
ところで一昨日夜の東京の集中豪雨もこの台風の影響らしい。
一夜明けて昨日のニュースを見るとかなりの被害状況だ。
と,他人事のように言っているが実は我が家は神田川のすぐ近く。
退避勧告の出ていた地域もそう遠くはない。
昨日の記事にも書いたとおり我が家は高台にあるし,神田川は氾濫しなかったので
そんなことになっているとは全く気づかなかった。
普通の大雨くらいにしか思わなかった。
各局ニュースで取り上げられた,道路を泳ぎ,水が引いたあとに取り残された金色の
鯉が印象的だった。
夕方の時点ではまさか道路を鯉が泳ぐなんて誰も予想していなかっただろう。
確かに雨が降りそうなな感じではあったのだが,本当に急に降り始めた。
えっ,雨?と思った次の瞬間には文字通り「バケツをひっくり返したような」雨である。
しかしこの急な集中豪雨による水害は東京では毎年のように起こっている気がする。
毎年恒例。もはや年中行事である。
今回の台風はかなり速度が遅く,走って追い抜かせそうなほどだが,なるべく早く通過
してもらいたいものだ。あっ,でもダムの上ではピンポイントで雨を降らせつつ。
そして今度こそ台風一過の青空を期待して(前回はすっきりしなかった)カメラの手入れを
しているのである。晴れたらどこを撮りに行こうか。

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2005/09/05

Harbox

実は数日前からこのページの左下に変なのが住みついている。
名はウニスケ。
いつも見てくれてる常連さんは新着記事しか見ないだろうから案外気づいていないと
思われる。
どうやら気に入られたらしいのだが,つかみどころのないやつで,まだあまり仲良く
なっていない。
気が向いたら遊んでやっていただきたい。
よく意味不明なことをして一人で遊んでいるが「?」をクリックすると近寄ってくる。

特に害はないようなので居座らせてやっているが,案外役に立つこともある。
こいつがやってきてから,アクセスカウンターが表示できるようになったこと。
しかも同じ人は二度はカウントされないので正味の来客数がわかって便利。
自分のブログやらホームページにも住まわせたいという方はこちらから。
って別に宣伝しているつもりではないのだが。
むしろソニーは嫌いである。
まあ,あまり細かいことは気にせず使っている。無料だし。

話はがらりと変わって,昨夜の東京の集中豪雨はすごかった。
夜,実験を終えて家に帰った五分後くらいに急に雷と激しい雨が。
もうちょっと帰るのが遅かったら大変な目にあうところだった。
我が家は若干,高台にあるのでこれまで同様,浸水被害は全くなかった。
うちのすぐ近くに神田川の地下調整池というのがある。
環七通りの地下に巨大なトンネル(アクアラインより太いらしい)を作っていて
神田川が増水したらそこに水を流して対処するらしい。
この調整池で「一時間あたり50ミリの雨にも耐えることができる」と言うが,
昨夜の雨はその二倍も降ったんだから氾濫するのも無理ないか。
そもそも氾濫したのは調整池より下流で合流する善福寺川と妙正寺川なので
この調整池の機能とは別問題か?!
まあ,よくわかってないのでこれ以上のいい加減な推察はやめよう。

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2005/09/04

美術鑑賞

目黒区美術館で「アート オブ スターウォーズ エピソード3展」を見てきた。
人の少ない平日に行こうとしていたのだが,今日が最終日であることを昨日
知って,急遽行くことにした。せめて人の少ない午前中に。
家がわりと近くてスターウォーズの話で盛り上がれる後輩のホッケーバカも
メールで誘ったのだが,かれこれ二週間以上無視され続けているので,
結局一人で行ってきた。

内容はかなり満足。1000円も払った甲斐があった。
実際に映画の撮影で使われた小道具の数々。
しかもなんとも絶妙なセレクション。
最初に目に飛び込んできたグリーバス将軍のブラスターに早くも心奪われた。
写真撮りたくてうずうずしていたのだが,案の定,撮影禁止。
少し進むと実物のチューバッカが!チューバッカでかっ!!
こんなに大きかったのか。。。
ウーキーが二体並んでいたのだが,パネルを見なけりゃどっちがチューバッカ
だかわからん。。。マニアならすぐにわかるのだろうか。
素人が見ても二体の顔つきが若干違うという程度にはわかるのだが。
そしてこの展示会の目玉でもある,パドメが出産した手術台とダースベイダーが
誕生した手術台!!
ああ。。。渋すぎる。。。暫し時間を忘れうっとり。
いかんいかん,よだれがたれそうだ。
手術台の隣に立ってたダースベイダーのコスチュームはなぜかエピソード4のもの
らしいのだが,それでも生で見るとかなりの圧迫感。
ああ。。。手術台持って帰りてえ。。。持って帰ってベッドにしたい。。。
もちろん主要キャラのライトセーバーも展示されている。
ああ。。。これももって帰りてえ。。。
学会発表でレーザーポインター代わりに使いたい。
この展示会場にはダークサイドの誘惑が多すぎる!!

新たな発見があった。
フルCGだと思っていたシーンで,実はけっこう実写の特撮が使われていたということ。
最近の映画の何でもCG化の傾向が嫌いなのでうれしかった。
クライマックスのアナキンvsオビワンのシーンの溶岩も実は実写。
リアリティーを追求するために,素材を工夫するというよりも照明を効果的に使っている
のだそうだ。
製作スタッフの「何でも作ろうとすると偽物っぽくなってしまう」というコメントが印象的。
リアルなものを作るというよりも偽物をリアルに見せる,という粋な発想に感服。

最後のダークサイドの誘惑はこの手の展示会の出口に必ず設置されている関連グッズ
売り場で待ち受けていた。
かなり小さな売り場で,特に目を引くようなものもない。
プラモデルでもあればついつい誘惑されそうなものだが,せいぜいレゴしかない。
そういえば子供の頃スターウォーズのプラモデルを友達と競って集めていた。
特にスターデストロイヤーを手にしたときの感動と興奮はよく覚えている。
今回の展示ではこのような戦艦の類は一切なかったが,それもそうか。
戦艦は全てCGで描かれているのだろうから。
同じくクローントルーパーも一体もいなかった。
エピソード3ではクローントルーパーは全てCGで描かれていてスーツは作られていない
という話を聞いたことがある。これは正直驚いた。
ああ,また話がそれてる。
そう,とくに誘惑を受けることもなく出口に向かおうとしたそのとき,突然後ろ髪をつかむ
強烈なフォースが!!
なんとこの会場限定の,ダースベイダーのiPodケース!!
しかも今日は最終日。再入場不可。
今買わなければもう買う機会はない。
ほしい!!
4000円か。。。
買っても絶対飽きるよな。
しかもデザインが好みではない。
何とかフォースに安定をもたすことができ,財布を傷めず,無事に美術館を後にした。

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2005/09/03

大失態

ああ。。。やらかしてしまった。。。
昨日のボスとのディスカッション。
最近はデータもまとまってきていて,今日のディスカッションも誰もが(二人きりだが)
よい感じに終わるだろうと確信していたそのとき!
実はこれまでの実験で手を抜いていた部分が発覚してしまった。
どうもボスと話がかみ合わなくて,実はボスは「当然やっているだろう」と思っていた
作業をやっていなかったことが明るみに出たのである。
ちょっと知識のある方のために説明すると,蛍光染色した精子を観察する際に余計な
バックグラウンドの蛍光を除去するため,プレパラートのガラス面に吸着していない
精子を洗い流す,かん流(韓流ではない)という他愛もない作業である。
ボスは温厚なジェントルマンとして有名でこれまでも,そして今回もあからさまに激怒
するようなことは決してないが,それでも今回はショックを隠しきれない様子。
「何でやらなかったの?」と今年一番の落胆しきったボスに胸が痛む。
某国のお騒がせデュオでなくても「Gomenasai」と叫びたくなる。
「いや,特に理由はないです。。。」はあ。。。

すぐにいつもの穏やかなボスに戻ったが,信用は完全に失墜。
温厚で寛大なボスにますます心が痛む。
これまでのデータに致命的な影響を及ぼすかどうかは,もう一度データを取り直して
みないとわからないので,とりあえず再実験。
同じデータが得られることを祈りながら。
ああ。。。いかんいかん。
そういう観念をもって実験するとデータを恣意的に解釈してしまうかもしれない。
心をニュートラルに保たねば。難しい。

来月初めには学会が控えている。
そして再来月には大本命の国際会議(しかも口頭発表!)が。
なんとしても挽回せねば。気を緩めるわけにはいかない。
ところで,「汚名挽回」って平気で言うやつがけっこういる。
汚名を挽回してどうするんだ?!
汚名は返上するもの。挽回すべきは名誉だろ。
などとどこかの首相みたいに論点をずらしている場合ではない。
戦わなきゃ,現実と。

精神の支えとしている研究生活・十七条の憲法にまた条項が増えた。
「手を抜かない」

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2005/09/02

コーヒー大好き

昨日の昼下がり,ちょっと用があって渋谷に出ていた。
たまたま友人のこうでぃん氏も渋谷にいることを知っていたので,電話で呼び出して
強引にお茶につき合わせることにした。
実は彼は東京に住み始めて六年目になるというのに,スターバックスに行ったことが
一度もないらしい。
いや,東京に住んでいなくてもいまどきスターバックスに行ったことがないというのは
なかなか貴重な存在である。
そのこうでぃん氏を連れてスターバックスに行くことに。

スターバックスに行くと冬は「本日のコーヒー(Hot)」,夏は「スターバックスラテ(Ice)」
しか頼まないのでいつもどおりスターバックスラテを注文。
甘ったるいのは嫌いで,基本的にはブラックで飲むが,冷たいコーヒーにはミルクが
ほしくなる。
別に本日のコーヒーにミルクを入れてもいいのだが,なぜかカフェラテが好き。
ちなみにカフェオレとカフェラテを混同している人が多いが,カフェオレは普通に
ドリップしたコーヒーにミルクを混ぜた,つまりはコーヒー牛乳。たぶんフランス発。
カフェラテはイタリア発で,エスプレッソに牛乳を混ぜたものである。
注文の話に戻って,いつもはトールサイズが程よいのだが,気分的にショートで。
ちなみに欧米に行くと,このショートサイズというのがメニューにない。
トールが最小サイズなのである。
で,最近は日本でも登場したらしいが,グランデのさらに上のサイズがある。
彼らはその水筒みたいな巨大なカップを普通に持ち歩いているので滑稽だ。

こうでぃん氏は本当に初めてらしく,何を頼んでいいのかわからない様子。
とりあえず真似して同じものを頼んでいた。
こうでぃん氏の今後のためにメニューをもらってテーブルへ。
メニューを見ながら,「僕は何を頼んだの?」と自分が何を頼んだのかもわからない
状況。
彼によると,ドトールには入れるがスターバックスは敷居が高いとのこと。
うむむ。。。違いがわからん。
以前いた研究室に同じようなことを行ってる先輩がいた。
「ドトールなら一人で入れるけどスターバックスはお洒落だから彼女と二人じゃないと
入れない。男同士でなんて絶対無理。」
そこまで洒落た店だっけ??所詮はファーストフードだろ。

ところでドトールとスターバックスは何かと比べられるようだ。
特に上記の人々にとっては安くて入りやすいドトールと高級で入りにくいスターバックス
という両者の位置づけがあるらしい。
個人的にはドトールは嫌い。
味とか値段とかではなく,彼らの喫煙擁護の姿勢が大嫌いで,めったに行かない。
広大な喫煙席が確保されていること,分煙措置が中途半端な店舗が多いことなど。
喫煙擁護で悪名高いスペインでは,分煙というのはヘビースモーカーとほどほどに吸う
人を分けることだ,などと揶揄(やゆ)されているがそれにくらべればまあマシか。
スターバックスのようにタバコを吸うなら外に出ろ,という姿勢はやはりよい。
しかし一長一短で,スターバックスは甘ったるい飲み物に引き寄せられ,ちゃらちゃらした
いまどきの若者が集まりやすいので気分が悪いことが多い。
客層では,ドトールのほうが落ち着いていてよい。
ところで何でいまどきの若者はこうも甘ったるいものが好きなのだろう。
地元で美容師をやっている,典型的な「いまどきの若者」である友人と食事に行ったとき,
なんと彼は一杯のコーヒーに砂糖をスティック二本分も入れていた。
味覚障害か??
そんなに入れて甘すぎないのかと聞くと,「だってここのコーヒー苦くない?」っておい!
コーヒーとはそもそも苦いもんだろ。
彼が飲んでいるのはコーヒー風味の砂糖水である。
本当にいまどきの若者の生態は謎めいている。
と言っている自分も年齢的にはいまどきの若者なのだが。
この業界にいると一般社会の感覚がよくわからなくなるのである。

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