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2006年3月

2006/03/27

先カンブリア時代に逃避したい

向かいの研究室の先輩がメキシコから帰ってきた。
現在日本人に最も愛されている国?
ここ数日,ひさびさに彼のマニアックな話を聞けて癒されている。
この中毒っぷりは修士論文の謝辞にも書いた通り。
彼が研究のため三週間もメキシコに行っていたので最近は禁断症状が
出始めていたところ。
僕の机に飾ってある恐竜のフィギュアを見て全て名前を当ててしまった。
普通出てこないよなあ,,,
プシッタコサウルスとかミクロラプトル・グイとか。
先日後輩と飯を食っているときにたまたまアノマロカリスの話になって
その後輩がアノマロカリスのことを知っていたことに感動したが(さすがに
こいつはオパビニアやハルキゲニアは知らなかった)この先輩には今さら

アノマロカリスって知ってますか?

なんて聞けないよなあ。
ああ,このマニアックさ,たまらん。
ところでその先輩が帰ってきて最初の一言。

メキシコに行ってた俺よりも焼けてないか~??

どきっ。
は,はあ。。。
そう,スノボやらテニスやらで某もんた並みに焼けてしまっている
のである。
やばい,遊んでばかりいると思われる。
まあ,たまには休息も必要!!ですよね?
と言いつつ明日からは東京湾の入り口,神奈川県の三浦半島に
大学の臨海実習のTA(Teaching asistant;先生のお手伝い)に
出かけてくる。
帰ってきたらお花見。
はあ,,,遊んでばかりだな。。。

でも桜の写真を撮りに行きたくてうずうずする気持ちは奇跡的に
今のところ抑えられている。
と言いつつ山のような撮影機材を三崎に持っていく準備。
これがまたとんでもない重さ。
機材だけでリュックは満杯。はて,着替えはどこへ入れようかしら?
おいおい,実習の手伝いに行くんだろ。
写真と言えば,趣味で公開している写真のホームページにコメントが。
何だか冊子を作るからお前の写真を使わせろ,だと。
差出人は,,,

なんと,,,

Air France!

えっ,えっ,え~るふらんす?!
あの泣く子も黙るかどうかは知らないエールフランス?!
怪しいな。
詐欺じゃあるまいか。
恐る恐るコンタクトを試みる。
メールを送ってみたらすぐに返信が。

ふむふむ。

え~っと,,,

うむむ,,,

読めん!

フランス語で送られてきた。
一部は英語で併記されているが,肝心だと思われる部分がなぜか仏語
オンリー。しかも文字化けしてるし。
気合いでフィーリングで解釈してみたところ,どうやら彼は今バカンスに
行っているのだろうという結論に至った。
この解釈で合ってるかどうかは知らない。
せめてフランス語辞典があれば。。。
ともかくどうやら会社のサーバーから自動返信されてるメールっぽいし,
そのうち本人から返信されるのを待つか。
でもこれってもしかしてプロデビュー?!
などと現実離れした考えは捨てて現実世界=研究に打ち込もう。
そもそもこれが今流行の虚偽メールだったら元も子もないし。
どなたかこれ訳せます??

Je serai absent(e) du 20/03/2006 au 03/04/2006.

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2006/03/25

花の命は短い

研究室にフローラルな香りが漂う。
いつものアルパカ氏のシャンプーではない。
正真正銘,花の香り。
昨日は学部の卒業式で,その謝恩会に用意された花が行き場を
失ってなぜかうちの研究室に飾ってある。
花とは無縁なむさくるしい部屋も束の間のリラクゼーション空間に。
しかし昨夜コップに張った水にさした花束は今朝には早くもしおれ
始めている。

ところで今年は桜の開花が早い。
東京でも来週には見ごろを向かえるそうな。

困った。

来週は臨海実習のTA(Teaching asistant=雑用係)のバイトで
東京にはいない。
写真が撮れない!
なんでまたこんなに早く咲いたんだ!
面食らっているのは何も旅行会社だけではない。

今日は天気がいいし桜もちらほら咲いてるし絶好のお出かけ日和。
なのに,なのに,,,
今日も研究室にこもって実験。
最近はまりつつあるフレッシュネスバーガーのクラシックバーガーを
食べながら恨めしそうに外を眺める。
そしてふと思う。
しまった,あと一週間ちょっとで健康診断だ!
今年もまた健康診断の前だけ健康な生活法で乗り切るか。

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2006/03/24

Friends will be friends will be friends....

卒業式から一夜明けて。
セレモニーは予想通り,つまらなかった。
一人ずつ名前を読み上げるって,小学生じゃあるまいし。
それにしても普通は最初の一人は全文読むけど二人目以降は
略すだろ。
「学長の名前だけは読ませていただきます」
だとかわけのわからんことを言い出して,本当に
「以下同文」
と言った後にちゃんと学長の名前を読み上げた。
こんなところでおべっか使ってんじゃねえよ。
さすがに途中からは全て省略するようになったが。

そして謝恩会。
もちろんみんなデジカメを持っていて写真を撮る。
そんな中,一人だけ報道カメラマンみたいな装備で撮っていたら
やはりかなり浮いてしまった。いい塩梅。目立ちたがり屋なので。
知らない人と話していたら,
「最初,プレスの人かと思っちゃったよ~」
そりゃそうでしょうね。

興奮冷めやらぬまま,二次会にも誘われたのだが,隣のマリオ
先生の部屋で軽く飲もうという話もありそちらに参加した。
就職してしまう同期もけっこう多くて,顔を合わせるのはこれが
ほとんど最後の機会になってしまうであろう人々も多い。
それで少し迷ったのだが,マリオ研の友人は昨夜の夜行バス
で旅立ってしまうというのでこちらを優先した。
二年来のつきあいだし,その間,苦楽を共にした仲でもある。
まあ特に送別会というノリでもなく,いつもどおりに軽く飲んだ。
ハチ公にまたがるという案は本人が拒否したので却下。
最後なんだからそのくらいやれよ,と非難の嵐。
その代わりと言っていいのか,駅までみんなで見送り,改札口で
万歳三唱,そして拍手で見送り。
この歳で人目を気にせずこんなことをしてくれるなんていい先生
だよな~。素面だと相当恥ずかしいだろうな。。。

他の研究室の人と飲むとよく指導教官の悪口を言う人がいる。
ボスと人間性が合わず,折り合いの悪い人というのは決して
少なくはない。
ただ,この先生に関してはその心配はない。
歴代の教え子の中でマリオ先生を恨む人はいないだろう。
非常に包容力のある人だ。
僕にとっては直接の指導教官ではないが,それに近い立場の
先生である。
このような人とめぐり合えたことは幸せなことだと思う。
それはもちろん巣立っていった友人にとっても同じこと。
今度遊びに来たときには渋谷から皆で騎馬を組んで研究室まで
運んでやるから,楽しみにしとけよ。

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2006/03/23

ランウェイ

今日は卒業式。
おめでとう!と言われるほどたいしたものでもない。
どうせ来年もこの研究室にいるし。
生活はたいして変わらず。
肩書きが変わるだけ。
まあ,本日で晴れて修士(マスター)の学位を取得。
別に英語圏に行って敬称がミスターからマスターに変わるという
わけでもないが。
なんでドクター(博士)だけは特別扱いなのかしら。
そんなに敬称がたくさんあっても面倒なだけか。
マスターならなんかちょっとマスター・ヨーダみたいなノリがあって
かっこいいかなとも思えるけど,学部卒だとバチュラー(学士)か。
それはちょっと嫌だな。

セレモニーにはさらさら興味ないがその後のパーティーは楽しみ。
修士の卒業生で主催する謝恩会。
昨日は買出しを手伝った。
夕方の学位伝達式が終わった後,その流れで謝恩会。
で,たまにはドレスアップしてみようかと。
学会発表なんかはいつも某エモン・スタイルだし。
学会にもよるけど,僕がふだん行くような庶民の学会では大半の
人がカジュアルな格好で発表している。
若者ははりきってスーツを着ている人も多いが。
別にドレスコードがあるわけでもなし,こんなお洒落とはほど遠い
集団の中で格好つけてもしょうがあるまい,というわけでいつも
スーツは着ない。
学会の夜はたいてい居酒屋に行くのでスーツが汚れるのが嫌と
いう理由もある。

まあ今回はパーティーだし,華やかな格好をしていこうかと。
エレガントに。
はづきさんから卒業祝いにポケットチーフと靴下が送られてきた
のでそれも身につけて。
さて,ポケットチーフの挿し方をどうしよう。
ほどよい華やかさならやっぱりパフドかな,とも思うがなにしろ
普段スーツを着る習慣がないのでうまく着こなせるか不安。
無難にティービーフォールドかな。

心配だった天気も順調に回復。
雨の心配はあるまい。
せっかくドレスアップしたときに雨なんて降られたらたまらない。
ひさびさに靴を磨いて念のため防水スプレーで防御。
自慢の革靴は数年前に清水の舞台から飛び降りる覚悟で買った
もので,普段着用に買ったものである。
しかし買った直後に研究生活が始まり,水気の多い研究室には
怖くて履いて来れない。
東京に来てからは研究室でスリッパを履くようになったので時々
履いてやってはいるが,この頻度では靴がかわいそう。
今日こそ日の目を見るときである。

こんな感じで卒業式とファッションショーを勘違いしているような
気がしなくもないが,幸い細かいことは気にならない性格。
自分の世界に浸ろう。
一応,朝は実験していたのでまだカジュアルな装い。
そろそろ着替えるかな。

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2006/03/22

オスギ杯

実に二年ぶりのテニス。東京に来てからは初めて。
もうすぐ巣立っていく卒研生の一人,オスギがテニスサークルに
所属しているということもあり,ボスが研究室のテニス大会を企画。
彼がいる間に一度テニスしたいね,といつも言っていた。
それでまあ追いコンのノリで急遽開催が決定。
ボスは趣味での経験者。
僕はこう見えて(どう見えて?)高校時代テニス部。
先輩のアルパカ氏はほぼ未経験。
以前いた研究室で,実験の合間に頻繁にごくまれに研究室の人々と
テニスをしていた(基本的に皆初心者)。
アルパカ氏はなぜか古~い(研究室で発掘した)ウッドラケットを
使うと普通のラケットを使うよりうまい。
通常,昔のラケットは使いにくい。
不思議だが,彼らしくてよい。天性の才能?

適当にペアを替えながらダブルスの試合。
なんとなく予想はしていたが,ボスはうまい。
豪快なサーブ。
彼のサーブには殺意を感じる。
CRW_7105
「僕は本当に趣味程度しかやったことない素人だから」
って絶対ウソだよな。
テニスの前日は研究室に現れなかったし。
山にこもって修行していたとしか考えられない。
学生相手に容赦ない。ウサギを倒すのにも本気でかかってくる。
大人気ないけどそこがまた憎めない。
ヘアバンドとリストバンドを身につけてくる(=本気モード)という期待
は裏切られてしまったが。

気になるのは一球ごとに何かスピリチュアルな力を感じること。
もちろん物理的に豪快でパワフルなサーブなのだが,
「実験しろ~」
「学位はやらんぞ~」
とサーブを受けるたびに聞こえてくるのは単なる空耳アワーだろうか。
テニス中もスピリチュアルに威圧されてる。。。

サーブに圧倒されたとはいえ負けるわけにはいかない。
精神統一。

あ~~~~~~~~

何やつ?!
声の方向を見上げると,,,
テニスコートの隣の建物の屋上で演劇部らしきやつが発声練習して
いるではないか。
ああ,,,うるさい。
惑わされるな。精神統一。

あっ,えっ,いっ,うっ,えっ,おっ,あっ,おっ,

ああ,,,鬱陶しい。。。
負けてはだめだ。

らりるるれれ~

え~,,,なんか人増えた。。。
精神の限界が近づいてきた。

隣の客はよく柿食う客だ。
隣の客はよく柿食う客だ。

知るか。
そんな大声張り上げて何報告してんだよ。
精神をかく乱され惨敗。
このスピリチュアルな攻撃に耐えるとはさすがはボス。
山にこもってきただけのことはある。
しかし終了後そんな偉大なボスにコート整備をさせてのんびり
くつろぐ無礼極まりない学生たち。
そう,我々完全にダークサイドに歪められている。
CRW_7132

まあなんだかんだで楽しかった。
かなり日に焼けて顔がひりひりしたが。
こんな季節から日焼けしてるといつも遊んでばかりいるやつだと
思われてしまうと心配(まあ実際そうなんだけど,,,)。
その後は優雅にフレンチを堪能し,恵比寿へビールを飲みに。
スポーツの後のビールはやっぱりうまい!
なかなか充実した一日だった。
懐に目をやりさえしなければ。
財布が軽い,軽い。
経済危機!
それはさておき,せっかく誘ったのに無断欠席しやがった後輩の
ホッケーバカの処分をどうしたものかと考えている。覚えてろよ。

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2006/03/20

There Can Be Only One

ちょっと前に借りて見た映画の話。

ハイランダー 悪魔の戦士(原題『Highlander』1986・英)

勘のいい方なら僕がこの映画に興味を持つに至った経緯を推測するのは
難しいことではあるまい。
初めに断っておくと,一般的にはかなりつまらん映画の部類に属すだろう。
ということでよほどひまでない限りはおすすめしない。
でも個人的にはけっこう好き。

簡単に説明すると,不死身の超人たちが戦うファンタジーというのかSFと
いうのか,まあそういう映画。
彼らは基本的に不死身なのだが,唯一弱点があり,首を切られると死んで
しまう。
世界各地に何人かこのような超人が潜んでいるのだが,彼らは日々戦い,
最後に生き残った一人が「宝」を手にするのだとか。
「最後に残るのは一人だけ」というのが合言葉になっている。
はっきり好きか嫌いか意見が分かれる映画だと思う。
監督:ラッセル・マルケイ,主演:クリストファー・ランバートと聞いていったい
どれほどの人が分かるのだろうか。
唯一の大物?で,脇役で出ているショーン・コネリーがまたいい!
彼の演じるひょうひょうとした生き様にはあこがれる。
そして宿敵クルガンの絵に描いたような「悪者の声」がたまらん。
どっから声出してんだ??

監督はミュージックビデオ畑の出身ということで,なるほど,まさに80年代の
ミュージックビデオを彷彿とさせる作りにはなっている。
でも個人的な趣味として,ボーカルの入った音楽を映画に使うのは好きでは
ない。いきなり映画と無関係な第三者の主張が入るとややこしいからだ。
と言いつつ,この映画を見た理由の大半はこの音楽なのだけど。

なんだかんだでけっこうはまってる。
さすがにDVDを買おうとまでは思わないが。
なぜかけっこう印象が強くて,ぼーっとしていると,いろいろな場面が頭の中に
思い浮かぶ。
永遠に生き続ける宿命を背負ったことの重苦しさ,哀しみ。
Who wants to live forever~♪

話は変わるがこれまたつまらなそうな感じがたまらない「フラッシュ・ゴードン」
を見たいのだがなかなかビデオが見つからない。
先日は大手チェーン店に行ったのだが見つからなかった。
店員に聞くのはなんだか小っ恥ずかしいしなあ。
「ハイランダー」と「フラッシュ・ゴードン」はしばしばセットで見られる。
性格の全く異なる両者の接点,,,分かる人にはすぐ分かるだろう。

さて,現実の世界にそろそろ戻ろう。
Don't lose your head~♪
ああああああ,,,,,やってらんねえ。。。
外はめちゃくちゃ天気いいのに。
こんな日に実験室にこもってやってるんだから何か成果がほしいところ。
Just gimme the prize~♪

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2006/03/19

スイング!スイング!スイング!

昨日に引き続き今日もスイングしながら実験。
金曜の夜食った1ポンドのハンバーグのせいで昨日一日べたべた
して気持ち悪かった口の中もようやくすっきり。
本当にハンバーグが原因なのか?
証拠はないけど確信はある。
「店の照明,暗すぎませんか?」
という後輩の指摘は的確。
きっと明るくするとヤバイような肉使ってんだろうな。
見えないことが幸せなときもある。
知らぬが仏。
なまじ解像度の高い良いレンズで女性の顔をアップで撮ると後で
修羅場に突入してしまう現象と似ている。

気分がスイングしていることはハンバーグとは関係ない。
そもそもスイングしている気にはなっているが「スイング」のリズムが
よく分からない。
ロックの「シャッフル」のリズムとは違うと言えども違いが分からない。
でもまあ細かいことは気にしない。
本当はブルースのほうが好きだけど気にしない。
映画「スイングガールズ」を見てスイングした気分に拍車をかけるが
ごとく昨日の朝,研究室に宅配便が届いた。

そう,,,

願ってもなかった―

マクロレンズとスピードライト!

カメラの師匠・イギリス在住のトーマス氏からの思いがけないプレゼント。
なんだろう,,,誕生日でもないし,,,あっ,卒業祝い?!
まあ名目はなんでもいい。
ありがとうございます。
仲介してくださった兄弟子・imfk氏にも感謝。
さっそく取り付けてみる。
NEC_0369
おおお~!

こ,これは,,,

まさしく―


バカだ~!!


ああ,この「やりすぎ感」がたまらん。
大げさすぎるバカっぽさが憎い。
調子にのって撮りまくる。
手ごろな被写体がなく,仕方ないのでしぶしぶ隣の研究室の後輩を撮る。
男なんか撮ってもおもしろくないっつーの。
と散々練習台にしておきながら暴言。
冗談。つきあってくれてありがとう。
その後もあれこれ試してみる。
意味のない写真ばかり。
まあ練習だから。
そしてまた一つ,
つまらぬものを撮ってしまった。
CRW_7071

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2006/03/18

フルスイング

朝から研究室でスイングしている。
事の発端はさかのぼること昨夜。

後輩のしろっぺと友人のこうでぃん氏といっしょに渋谷まで食事に行った。
ひさびさに超大盛りハンバーグの店へ。
1ポンドのハンバーグ。
この大きさでは一度に焼けないので四個のハンバーグとして出てくる。
フレッシュネスバーガーで大きさを売りにしているハンバーガーの重さが
確かクオーター(=1/4)ポンド。
まあ単純にハンバーグ四人前ってこと?

さかのぼりすぎた。
食事から帰った後のこと。
向かいの研究室の映画鑑賞会に誘われた(勝手に参加した)ので乱入。
会議室のホワイトボードをパクッてきて借りてきてプロジェクターで上映。
研究室でレイトショーの始まりである。
夏に一度屋上で壁に投影してドライブシアター風にして見たことがある。
暖かくなったらぜひまたやりたいものだ。
しかしこうなると5.1chサラウンドシステムがほしいところ。
特に昨夜の上映会ではそれを感じた。

スイングガールズ

公開当時に一度映画館で見たことがある。
よくできた作品。
関口にlovin' youな後輩のセレクトなのだとか。
あまり書くとネタバレになるのでやめておこう。
昨夜もうずうずしていた。
今回初めて見ている先輩たちが「つっこんでくれ」といわんばかりの,もはや
前フリとしか思えないようなコメントばかり言うものだから。

「こんなの食べたら絶対に食中毒になるよね~

「ええっと,それは,,,

危ない危ない。
しゃべりたくてしょうがない。
ネタバレしないように内容を紹介しよう。

世の中には2種類の人間がいる。
スイングしてるやつと,してないやつだ!!

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2006/03/16

レンズとスピードライト

思わず吹き出してしまった。
野菜ジュースを飲みながらパソコンに向かっていたときのこと。
あわや未曾有の大惨事である。
イギリスの出張から帰ってきたimfk氏からのメール。
我々のカメラの師匠・トーマス氏に会うことは聞いていたが,
なんと彼からプレゼントを預かってきたとのこと。
中身は,,,

マクロレンズとスピードライト!

どっちものどから手が出るくらいほしかったもの。
さすがはトーマス氏。ブルジョワジー!

ちょうど卒業シーズン。
記念写真を撮る機会は多い。
室内撮りにはやっぱりスピードライトがあると心強い。
バウンスも可能らしい。
普通に買うには貧乏学生ではなかなか手が出ない。
すぐにでも欲しかったのでimfk氏に無理をお願いして宅配便で
送っていただくことにした。

そしてマクロレンズ。
タムロンの90mm F2.8等倍。
これも憎い!
マクロ専用のレンズというのは持っていなかった。
しかも等倍!
AFに問題があるらしいがマクロでAFなんて使ったことがないので
問題なし。
もうすぐ桜の季節だし,桜のマクロ撮影でもやってみるか。
桜は広角で撮るのもよいが,接写もけっこう好きである。
ちなみにこれは一年前の桜。

IMG_3743

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2006/03/15

いつだって進歩は遅すぎる

単館上映系としてはもっとも有名な映画かもしれない。
一つの映画館の歴史であり,
一人の映画技師の人生であり,
一人の少年の成長する様である。

ニュー・シネマパラダイス(原題「Nuovo Cinema Paradiso」’89伊・仏)

基本的に映画は短期間に繰り返し見ない主義なのだが,この映画に
関しては繰り返し見た。
時代背景や文化,隠れた風刺などが理解できなかったから。
もちろんおもしろかったからでもある。

若造にはなかなか難解だ。
掘り下げるとかなり深い。
この映画をよく理解している人の話を聞いてしまったことを後悔している。
先入観なく自力で理解したかった。
もちろん彼の解釈は「解釈」であって必ずしも正解ではない。
今でも自分なりに解釈できない問いかけ。

ある国でパーティーがあり国中の美女が集まった。
中でも王女はひときわ美しかった。
護衛の兵士は王女を一目見て恋に落ちた。
一介の兵士と王女では所詮はかなわぬ恋。
しかし兵士は勇気を出して自分の思いを伝えた。
王女は兵士の思いの深さに驚き言った。
”私のバルコニーの下で100日間待ち続けてください。
そうすれば私はあなたのものになります。”
兵士はバルコニーの下に飛んでいった。
10日が過ぎ,20日が過ぎ,雨の日も風の日も,
兵士は待ち続けた。
90日が過ぎ,兵士は干からびて白くなり,涙を拭くこともできず,
眠る気力もなくなった。
そしてついに99日がたった。
あと1日。
しかし兵士は立ち上がり,椅子を持って去ってしまった。

深く考えると実に難解な映画である。
「映画を賛美する映画」とする評価もあれば
「実は映画を批判する映画」との評価もある。
個人的にはこのように二極化して議論できるテーマではないと思う。
冒頭の美しい海こそ「現実世界」の象徴であるとする解釈を耳にした
ことがある。
そして「青い目の女」こそ支配階級の象徴であるのだとか。
そうすると「王女と兵士」の話についてもアルフレードの言わんとする
ことも分からなくはない。
シチリアという環境がよく分からないのでこのような解釈を言葉の
上では理解できても実感できない。
まだまだ人生経験が不足していることも大きいだろう。

先日の研究室の歓送迎会で先輩のアルパカ氏がこの映画のセリフを
引用し贈る言葉としていた。

一度研究室を出たら長い間戻ってくるな。
郷愁<ノスタルジー>に惑わされるな。

新しい道へ踏み出そうとする後輩への言葉だ。
彼が進もうとする道は,彼には向いていない。
行くべきではない。
誰もがそう思っているが,本人にそれを伝えるのは容易ではない。
彼の指導教官であるマリオ先生やアルパカ氏のように公衆の面前で
そのようなことをやってのける人は素晴らしい。
後は彼がこれらの言葉を真摯に受け止められるかどうか。
向いてないとはいえ,やると決めたからには中途半端に投げ出しては
ならない。帰る場所があるだなんて思ってはだめ。
これまでの彼を見ていると常に「逃げの姿勢」を感じる。
そして卑屈になっている。
自分にコンプレックスを抱かせる相手に遭遇したらどうするか。
人を貶めたり出し抜いたりして相対的に「自分のほうが優れている」と
感じていたのでは成長しない。
そうすればするほど周りからは「哀れなやつだ」と思われるだけ。
それで勝ったと思っていると次また同様の困難に直面したときに結局
同じことの繰り返し。
彼に必要なのは内面の変化。
おせっかいだとは思いつつ,苦渋を味わいつつ,更生させようと努力を
続けてきた。
自発的な啓発を促してきたつもりである。
結局願いは届かず,最近はもう放棄してしまったが。
自分自身の人付き合いの未熟さを知る結果となった。
最後に友人として,やはり「ニュー・シネマパラダイス」から贈る言葉。

自分のすることを愛せ。

他人との比較ではなく,自分自身の,内面から溢れる自信を身につけて
くれれば,と願っている。

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2006/03/14

生誕23周年

思い返すと昨日は何もしていない!

なんとも怠惰な一日。

向かいの研究室の後輩が誕生日だった。
全然知らなかったので特にプレゼントも用意できず,誕生日会にだけ
参加しておいしいとこ取り。すみません。
そう言えば先日のスキー・スノボに彼も来たかったらしい。
言ってくれればよかったのに!
参加人数はむしろ少なくて困っていたし。
そもそも向かいの研究室の方々には全員きちんと勧誘したつもりだった
のだが,彼にはちゃんと伝わってなかったらしい。
重ね重ねすみません。

朝から日本橋に買い物に。
日本橋三越のラグジュアリーな感じ,大好き。
気分はセレブ。庶民な財布。
貧乏人の物欲は破滅への一歩。恐ろしや。
ちなみに研究室の後輩・しろっぺは日本橋在住。生意気な。
昼前に寝ているしろっぺを電話で呼び起こす。

今ライオンの前にいるから迎えに来い。

今起きたので10分待ってください,と言うので時間を計ったら14分。
とりあえず教育的指導を施しておいた。
そしておすすめの居酒屋のランチに案内してもらった。
案内させたのではない。パワハラではないはず。
和風カレー。
「けっこう量多いですよ。」
と忠告するしろっぺ。
しかしいつも半端じゃない量の店ばかり行って感覚が麻痺しているらしい。
量についての感想は,,,割りと普通じゃん。
味はかなり良い。
普通のチキンカレーと思いきや,この鳥肉はおそらく焼き鳥。
炭火焼き鳥丼とカレーをあわせたような不思議な味が癖になる。
しろっぺの家を見せてもらって,自動照明が生意気だったのでセンサーの
設定にこっそり細工を施してやって研究室へ向かった。ふっふっふっ。。。
そもそも彼はガス検知器が照明のセンサーだと勘違いしていたらしい。

さて,まじめに実験しようかと思った矢先。
廊下で向かいの研究室の先輩に遭遇。

「ホットケーキ焼いてるよ!」

どうして断ることができようか!いや,できない。

思い返すと昨日は何もしていない!

なんとも怠惰な一日。

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2006/03/11

桜咲く

先週の金曜日だが,大学院博士課程の合格通知が届いた。
向かいの研究室の飲み会に乱入していてすっかり忘れていたが
「合格通知送付」とカレンダーにしっかり記入されていた。

やった~!合格だ~!!

,,,と喜ぶほどの感動もなく。
だって何もしてないし。
願書を書いただけ。
同じ研究科を受験する場合,基本的に試験はない。
修士論文の発表会が一応,口述試験を兼ねているらしい。
ちゃんと顔写真入りの受験票も届いていたが,結局使うことは
なかった。謎だ。切手代返せ。。。
試験がないので検定料3万円も払う必要なし。
噂では入学金も不要だとか。
これまたカレンダーにちゃんと記入していたのだが(偉い!),昨日
入学許可通知が送付されているはずなので詳細も分かるだろう。

もうすぐ修士課程を終え,博士課程へと進学。早いものだ。
まわりの先輩たちは口をそろえて

「じゃあ,今はかなり楽な時期だね~」

「かなり遊べるね~」

そりゃあ論文提出のしがらみからは暫し逃れられるから,行事予定
だけを見ればひまな時期でしょうよ。

でもねえ,,,


そんなに言われたら逆に不安になりますよ!!


だって,そう言う皆さんは現在,めちゃくちゃ忙しそうじゃないですか!
この時期は確かに燃え尽き症候群というか五月病というか心が上の空
になって現実逃避したくなる。
たぶんここで気が弛むと二年後くらいに後悔するんだろうなあ,,,
などと思いつつ三日間もスノボを楽しんできたばかり。
今日は今日で研究室の歓送迎会。

朝まで飲むぞー!!

って,おい!そうじゃないだろ。
まあ息抜きも大事!抜きっぱなしな気もするけど。。。
こないだスノボで学んだターンのコツ。
ひざを伸ばして~,曲げて~,伸ばして~,曲げて~,,,
そう,テンポよく,リズムをつかむのが大事。
人生も緩急つけて。無理矢理だな。。。
この一年を振り返ると,長期的に見ればかなり低迷していた時期で
あったというのが正直な感想。
いろんな災いに見舞われて,スピリチュアルな暗黒期。
今年はダークサイドの帳を破ってみせる!!
でも,今日は飲み会。まあ明日からがんばれば,,,ねっ。

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2006/03/10

香る研究室

朝,地下の実験室に入るとフローラルな香りが。
原因を思い当たるのは容易である。
先輩・アルパカ氏の妙に潤った髪を確認するまでもない。
三年来の付き合いである。
彼は家に風呂がないのでときどき実験室の流しで髪を洗っている。

ところで先日髪を切りに行った。
スキー・スノボから帰った次の日。
いつも行っている美容院だが,かなりひさびさ。
記録によるとどうやら最後に行ったのは12月半ばらしい。
さすがに鬱陶しい。
とにかく短くしたい。
刈り上げてもらおう。

入るなり担当の美容師さんの一言。

「あんまり来ないから引っ越したのかと思っちゃいましたよ~!」

ええ,三ヶ月ぶりですから。

とりあえず短くしてほしい旨を伝え着席。
霧吹きをかけながらまた一言。

「これ,伸びすぎでしょ~!」

ええ,三ヶ月ぶりですから。

どのくらい切るのかという話題になり「ほとんど坊主頭」にしてほしいと
言ったらまた一言。

「それでまた半年くらい来ないなんて言わないでね~!」

少なくとも三ヶ月くらいは来ないかも。

雪焼けの真っ黒な顔を当然のごとくつっこまれつつばっさばっさと髪を
切り落とされる。爽快だあ。
お洒落な人々の手の込んだカットの事情は知らないが,少なくとも
お洒落に無頓着な短髪の男のカットなんてものの30分もあれば終わる。
ここまではいつもどおり。
そして髪を洗うためシャンプー台へ移動。
仰向けに横たわって初めて気づいた。
スノボでこけまくって首を痛めていたのだが,この体勢はまさに痛めた
首をさらに痛めつけるのである。
特に襟足付近を洗うときに頭を持ち上げられる動作は首に激痛が走る。
予想外のアクシデント。
というのはちょっと大げさか。
まあ,実際はそんなに騒ぐほどのこともなく無事終了。
テーマは毬栗(いがぐり)。

そのまま研究室へ向かう。
廊下ですれ違った向かいの研究室の忍者風の先輩から一言。

「焼けた??」

髪型よりもそっちですか。。。

実験用のウニを持って歩いていると別の先輩がにやにやしながら一言。

「(ウニと)お揃いだね。」

ええ,本望です。

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2006/03/08

午後は○○おもいっきりスノボ

予告通り,三日間スキー・スノボに行ってきた。
三研究室から総勢五名(含・隣の研究室のマリオ先生)。
大した事故もなく無事に,,,と言いたいところだが,,,

マリオ先生負傷!

一回か二回滑り降りた後,リフトを登っているとマリオ先生が寝転がって
いるのが見えた。
転んだ後ふざけてそうしているのだろうと思っていたが,それにしても
なかなか立ち上がらない。
たまたま近くにいた後輩のしろっぺ(今回ボード初体験)が生まれたての
小鹿
のような足取りで近寄っていって会話をしている様子が見えたので,
まあ大丈夫だろうと一安心。

しかし,,,

結局しりもちをついたはずみにかなり派手に腰を痛めたらしく,ほとんど動けない
状態になっていることが直後に分かった。
マリオ先生はスキーはかなりのベテランなのだがボードは全くの初心者。
推定年齢50代後半ということもあり一同,不安が募る。
とりあえずパトロールの元で応急救護(と言っても湿布を貼るだけ)を受け,宿へと
引き返していった。
まあ我々は完全にダークサイドに堕ちて薄情なのでその後も滑り続けたが。

二日目,三日目も結局マリオ先生は一日中宿にこもってマンガを読むことに。
最初は「ゴルゴ13」を読んでいたが飽きて「静かなるドン」を読み始め,最終的には
30巻くらいまで読んだらしい。
せっかくこんなところまで来てマンガを読みあさるなんて,かわいそうに。。。
と言いつつ一日中ほったらかしで遊び続ける我々。
しかも帰り道も運転させて。。。

まあ三日目にはかなり動けるようにはなっていて(かなり動きは遅いが),
「もう一日あればスキーくらいならできるのに」
と残念そうな様子。
たぶんもう二度とボードはやらないだろうな。
実際スキーは(自分はやらないのでよく分からないが素人目に見ても)かなりうまい
ので,こんな失態をやらかすこともないだろう。
今回行ったところは,去年も同じ場所だったが,割合としてはほとんどボード。
スキーをやってる人はほとんど見かけない。
そして20歳前後の学生風の若者が大半を占める。
だからマリオ先生みたいなおじさんがスキーをやっていると(しかも真っ赤なウェア)
かなり目立つ。
去年,マリオ先生がいない所でたまたま聞こえた,全く知らない人たちの噂話。

おい,マリオみたいなおっさんがいるの見た?
しかも超うまいの!

やっぱ目立つよな。
今回,黄色い服を来たおじさんスキーヤーを見かけたが,これがまたうまい!
顔が真っ黒に焼けていて僕は勝手にみのもんたと呼んでいた。
たぶんマリオ先生を見た若者たちもこんな心境だったんだろうな。


ところでこの三日間は面倒なので顔も洗わず歯も磨かなかった。
幸い,繊細な心を持ち合わせていないので少々の不潔は気にしない。
こんな人里離れたところでかっこつけてもしょうがあるまい。

もちろん日焼け止めなどという小洒落たものは使わない。
帰路,高速のサービスエリアのトイレで一日ぶりに鏡を見た。

なんじゃこりゃー!!

鏡の中にみのもんたがいた。

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2006/03/04

A Kind of Magic

ひさびさに興奮している。
たった今,かなり興味深い実験データが得られた。
事の発端はほんの遊び心。
ウニの精子を実験材料に使っているのだが,彼らの鞭毛(尻尾)を
薬品で動けなくしてみようというサディスティックな遊びである。
「まさか効かないよなあ」
というふざけた手法を試したところ,効いてしまったのである。
しかももう少し調子に乗って実験を続けると,自分の考えている仮説
を裏付けるようなデータが取れた。
ああ,これぞ研究の醍醐味!
全く持って予期せぬ発見であった。
まさに一種の魔法を手にしたとでも言うべき心境。

このところ研究に対するモチベーションはかなり高まっていたのだが,
結果がついてきていなかった。
実験をやればやるほど不可解なデータばかり得られて,自分で出した
データを説明できないという,もどかしい状況が続いた。
未だにうまく説明できない。。。
スポーツにおけるスランプなんかもそうかもしれないが,こういうときは
思い切ってしばらく実験をやめてしまうのがいいのかも。
しかしそうは言ってもねえ,,,
何日も実験をやらないというのは意外と勇気がいる。
考えようによっては実験をやり続けるよりも苦しいことかもしれない。
しかし幸か不幸か明日から三日間,スノボの旅に行くことになっている。
実験を休まざるを得ない状況なので,今はむしろ好都合だ。
三日間,研究のことは忘れよう。
人間関係が悪化したアーティストが好んで使う「充電期間」なる言葉が
まさに(本来の意味で)ふさわしいのかも。
スノボは一年ぶり。
と言っても初めてやったのが一年前。
そのとき,意外と素質があることが判明した。
とりあえずバンクーバーに向けて練習するかな。
帰ってきたら研究に大きな進展があればなあ,,,などと甘い期待を寄せつつ。
千年吹き荒れる嵐も,じきに過ぎ去るのだろうか。

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2006/03/03

秘密の窓から逃走したい

忙しいときというのは同時に暇なときでもある。
研究に忙しいときに限って無性に部屋を掃除したくなったり街に
買い物に出かけたくなったり。
つまり逃避衝動に駆られるわけである。
とは言え現実に向き合わねばならないのでたまに夜更かしして
ビデオ鑑賞する程度の逃避が最近の楽しみ。
先日見たのは,,,

シークレット・ウインドウ(原題:Secret window,2004米)

公開当時はそれほど興味はなかったのだが。
当時ジョニー・デップのよさを知らなかったこともあるが。
それにしても,,,

主演ジョニー・デップ × 原作スティーブン・キング

って,監督の影うすいなあ。。。
監督・脚本を務めたデビッド・コープの「パニックルーム」(製作・
脚本)はけっこう好きなんだけどな。
まあ確かに主演と原作の二人に比べればちょっとインパクトが
弱いのは正直なところかも。
どうでもいいけど以前国際学会でなんとスティーブン・キングと
同姓同名の研究者と会ったことがある。
周りに映画好き(あるいは小説好き)がいなくて,その話をしても
誰もスティーブン・キングを知らなかった(そんなバカな!)ので
盛り上がりに欠けたが。

そういう自分もそれほどスティーブン・キングの作品を知っている
わけではない。
小説は全く分からないので映画化されたものに限って話を進める
が,もっとも有名なのはやはり「スタンド・バイ・ミー」だろうか。
それ以外には基本的にホラーのイメージが強くて敬遠していた。
ホラーは大嫌いだから(夜中にトイレに行けなくなるので)
何だっけ,あの映画。「シャイニング」だったかしら?ピエロのやつ。
あのピエロ気持ち悪すぎ。絶対夢に出てくるから見られない。
こんな感じでとにかく興味がなかった。
と言いつつ彼の原作だとは知らずに「グリーンマイル」を見ていた。
「グリーンマイル」はあまり好きではない。
あれは監督が監督だしね。エンターテイメント性が強すぎる。

話は戻って「シークレット~」。
サイコ・ホラーとでもいうのだろうか,このジャンル。
けっこうおもしろかった。
原作とは結末が違うらしい。
原作を知らないが,映画の結末はかなり衝撃的だった。
この手の映画はどうも苦手。
というのも,たいていの映画は途中ですぐに結末を見抜いてしまう
のだが,この映画は最後の最後まで予測できなかった。
似たような映画で「シックス・センス」を見たときも最後のオチを
見抜けなかった。
かなり頭のキレる映画好きの友人も見抜けなかったらしい。
どうも相性があるようだ。完敗。
別に幽霊が出るわけでも怪物が出るわけでもないが,人間の
内面に忍び寄る恐怖。たまらん。
そしていつものこだわりだが,2時間以内にきっちり納まっている。
最近の冗長な映画にはうんざりだから。
しかし夜寝る前に見る映画じゃないな。夢見が悪い。。。

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2006/03/01

うつろなブランチ

東京は朝から雨。
春先や初夏の雨はけっこう好きだが,冬の冷たい雨はどうもね。
三月になったというのに春の訪れをなかなか実感できないこの頃。
朝,研究室に行く前に行きつけのカフェに向かった。
だいたい週に一回くらいのペースで通っている。
オーナーと思しきおばちゃんが週一回,水曜日だけ店に現れるので,
その日を目指して行っているのである。
気さくな人で,サービス精神旺盛。
今日は店に入るなり,

「ごめんね~,今日はホットケーキ切らしちゃってるの」

おばちゃんとはすっかり顔見知りで,注文せずとも分かるらしい。
別にホットケーキが取り立てて好きなわけではないが,朝食メニューは
これしかないので「いつもの」注文なのである。

「どうしよう,代わりにオムライスでも作ろうか」

裏メニュー??
願ってもないこと。
サラダやスープまでサービスしてくれて,朝からランチメニュー並みの
豪華さ。アメリカの友人の言葉を借りれば「fancy brunch」である。

このオムライスのケチャップがまたうまい!
いつもホットケーキを頼むと本来はついてないのだがオムレツをサービス
してくれる。
ふわふわのオムレツもさることながら,添えられているケチャップがいい。
今朝のオムライスにももちろんこのケチャップが使われていた。
カゴメのケチャップとは明らかに違うので前から気になっていた。
ちょっと聞いてみよう。

「このケチャップは何か特別なものなんですか??」

自家製かと思ったがそうではないらしい。
一応どこかから買っているものらしくて,おばちゃんもこの味を再現しようと
試行錯誤しているらしいが難しいのだとか。
刻んだタマネギやマッシュルーム,ベーコン,そしてスパイスが入っている
らしいのだが,このスパイスが入手困難だとか。
しかも詳細なレシピは企業秘密だとか。
気さくで話好きなおばちゃんなのでけっこう盛り上がる。
後輩のホッケーバカが好きそうなタイプ。
昨夜も彼と電話越しにこの手の話題で無駄話したばかり。
でもあいつは小洒落たカフェより漁港の定食屋のほうが似合うよな。
一応フォローしておくと,彼は意外とお洒落に気をつかっていたりする。
話が脱線した。
おばちゃんいわく,

「オムライスの味を決めるのはケチャップ」

確かに。

「市販のケチャップと違っていやな甘みがないでしょ?」

うむうむ。

「ケチャップは炒めご飯とかパスタとかいろいろ応用がきくから便利なのよ」

その後も他愛のないおしゃべりを延々とし,暫し一人で論文を読んだり外を
眺めたり,そしてまたおしゃべり。
そんな感じで昼になり,他にも客がやってきて落ち着けなくなってきたので
そろそろお暇。
日曜の昼下がりのような怠惰な時間である。
基本的に日曜も研究室にこもっているので,僕にとっては水曜の朝が案外
くつろぎの時間になっていたりする。
外は寒いけどストーブの心地よい暖かさの中,しとしと雨の通りを眺めると
何となく春の訪れを感じるような錯覚に陥る。
朝からまどろんでばかりもいられず,そろそろ現実に復帰しよう。

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