年の瀬
最近始めた新しい実験。
まずは装置開発から。
装置開発とは,市販の顕微鏡を製作者の意向を無視する
形でカスタマイズすること。
この研究室で研究する醍醐味である。
設計をデザインしたら光学部品を発注したり工場にこもって
金属の塊を削ったりして部品を作る。
そもそも水銀ランプ用に設計されている蛍光顕微鏡に,
無理矢理レーザーを組み込む。
さらにレンズ系を組み込むことにより励起光の光学系を
切り替えることが出来る仕様に。
まあそんな細かい話はこの際どうでもいいか?!
先頃,この装置のプロトタイプが完成した。
さっそく予備実験。
おもしろいほどうまくいく。
しかも得られた結果は期待通り,すなわち多くの研究者の
期待を裏切るものだった。
うまくいけば業界の常識を打ち破れるに違いない。
装置はまだプロトタイプで性能を高めるためにまだまだ
手を加える必要があるが,出だし絶好調。
--どうでもいい話------------------------------
先ほどチョコレートだと思っておもむろに口の中に入れた
大きな黒い塊が実はキャラメルだった。
歯にくっつく,くっつく。
いくらもごもごしてもなくならない。
チョコボール(キャラメル)を一箱一気に食った感じ。
10分たった今も,お口の中は大惨事。
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さて,今年も残りわずか。
裏ボスである先輩の提案で明日は大忘年会。
先輩曰く,「大」忘年会とは規模のことではない。
要は気持ちの問題。
彼のボルテージも最高潮。
研究室のオフィシャルな忘年会は先週あったが,明日は
この先輩に私と後輩を合わせた少人数の飲み会。
この三人で飲むのは久しぶり。
ちなみにこの三人は我等が研究室の黄金期を担う三銃士
である。
今年もいろいろあったが,嫌なことは忘れて,過去は振り
返らず,思い出を美化して,来年もがんばろう。
それでは皆さん,よいお年を。
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