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2007年6月

2007/06/28

メトロシティーの歯医者

先日ハイチュー(ストロベリー)を食べていたときのことです。
お口の中にガリッと異物感が。
こっ,これは,もしや最近流行の食品偽装?!
某ホープ社のごとく怪しげな骨片でも混入か?!
まあ,そもそも肉の入っていないハイチューにそんなもの入れたら逆に
高くつくだろう,と冷静になり異物を取り出しました。
果たしてそこにあったものとは,,,
はっ,歯がー!!!!
いやいや,違いますよ。マイク・ハガーじゃありません。
裸で暴れまわる市長じゃありません(スーファミ世代にはお馴染み)。
何言ってるのか分からない方は「ファイナルファイト」で検索してみて
ください。

本題に戻りましょう。
そう,銀歯が取れてしまったのです!
面倒なことになりました。
歯医者に行かねばなりません。
上京してまだ一度も歯医者に行ったことがありません(大学の
保健センターで50円でやってくれる歯石除去は経験あり)。
急に歯医者だなんて言われてもどこに行けばいいのやら,,,
はっ,ありました!
数年前まで隣の研究室にいた友達が下北沢の歯医者に通っていた
のを思い出しました。
彼は確か親知らずを抜きに行ったはずなのに,治療が終わっても
虫歯だの何だの何かと理由をつけてかなり長期間に渡って通って
いた気がします。
問いただすと,どうやら担当の美人女医が目当てのようでした。
美人女医がいるなら歯医者に行ってもいいかな,と思って早速その
歯医者の所在を聞いてみました。
今は神戸にいる彼にわざわざそのためだけに一年ぶりくらいに連絡
を取って。

で,今朝早速行ってきました。
今日のさそり座は恋愛運絶好調!
期待は高まります。
受付のきれいなお姉さんを見てボルテージは最高潮!
そしていざ診察室に入って自分の担当の歯医者さんが男性であることを
知ると落胆のあまり倒れこむように診察台へ横になりました。
さらなる衝撃は直後に待ち受けてました。
なんと取れた銀歯の下には虫歯が!
銀歯の下にあるんじゃあ虫歯検査でも見つからないはずです。

早速麻酔をかけられ,削られました。
麻酔のおかげで痛みは全くないんですけど,口の中をいじられるのって
とっても苦手なんです。
すぐに「おえっ」ってなっちゃうんですね。
内科に行ったりしても「はい,口を大きく開けて『え~』って言って下さい」
と言われてのどの奥にアイスを食べるときに使うスプーンみたいなものを
突っ込まれるじゃないですか。あれが大嫌いなんです。
と言うわけで何度も「おえっ」となりながら何とか削り終えて歯型を作って
もらいました。
美人女医ならそういうプレイだと思って耐えられる(むしろ快感?)のですが。
でも「おえっ」となるたびに(多分安全のために)さっとドリルをかわして
作業を中断しながらも,文句を言わずにむしろ励ましながら治療してくれた
歯医者さんには感謝。やりにくかったでしょうね。
次回は出来上がった銀歯を詰めに行きます。
もう「おえっ」ってなる作業はありませんよねえ。。。

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2007/06/27

こんな3号館に誰がした

Nec_0045
これは3号館(我々の研究室がある建物)の各入り口に最近貼られた
注意書きです。
解像度が悪くて読みづらいかもしれないので書き出しましょう。
-------------------
入館の際には,履物の底をマットで拭いてからお入りください。

館内の床・階段が濡れていたために転んで怪我をする事故がありました。
雨の日には,履物の底が濡れたまま入らぬようお願いいたします。

3号館運営委員長
-------------------

ここは幼稚園でしょうか?
ここはお遊技場でしょうか?
ここは子どもの集まる公園でしょうか?
てっきり大学だと思っていました。
あるいは他の高等教育機関だと。
なんてアナキーなフレーズを持ち出すまでもありません。
バカげてる!
外から帰ったらちゃんと足を拭きましょう,だなんて大の大人に向けて
しかもわざわざ張り紙で注意喚起するようなことではありません。
そのうち「横断歩道を渡るときは手をあげて」なんて張り紙でもするの
でしょうか?

3号館運営委員長と言えば,となりの研究室の先生です。
さっそく事情を聞いてみました。
苦笑いしながら,
「いやあ,何か滑って転んで『滑りやすい床が悪い』って事務に文句
言ってきたやつがいるらしいんだよ」
と,経緯を教えてくれました。
転んだぐらいでいちいち報告すんじゃねえよ。まったく。
しかも「滑りやすい床が悪い」だなんて,呆れてしまいます。
小学校に無茶なクレームをつけてくるバカ親が最近何かと話題になって
いて,とても憤りを感じているのですが,まさかこんな身近にそんなバカ
がいたとは,,,情けない。。。
意味のない麻疹対策だとか小学生レベルの注意喚起だとか,この大学
はこの先一体どうなってしまうんでしょう。
平成世代の波が押し寄せる大学。
先述のバカ親の子どもたちもいずれ入学してくるんでしょうね。
カエルの子はカエル,バカの子はたぶんもっとバカ。
大学,というよりこの国の行く末を案じています。

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2007/06/21

リンゴとハチミツ学会

無事決定しました!
八月にアメリカに行ってきます。
ヴァーモントで開かれる学会で発表することになったのです。
何だかカレーのイメージしかありません。
ボストンの近くです。
ボストンからチャーターバスが出ているそうで,一時間半ぐらいで
着くそうです。
以前ニューヨーク州内を移動するのにバスで五時間以上もかかった
ことを考えれば近いものです(アメリカって広い!)。
会場となる大学はものすごくド田舎にあるようです。
写真を見た感じだと森の奥深くにある城のごとく,です。
そもそも車じゃないとアクセスできないような場所なのでいったん
会場入りすると一週間軟禁状態です。
しかも知らない人と相部屋。
学会と言うより合宿の趣ですね。

発表内容の要旨を提出して,受理されるのを待ってました。
参加人数に限りがあるので,まさかのリジェクト(参加不可)の可能性も
あったのです。
でも会期は夏休み真っ只中。
折りしもボストンと言えば某日本メジャーリーガーが活躍する地。
そうなんです,飛行機のチケットがとても取りづらい!
早めにチケットを予約しておかなければならないんです。
参加が確定する前にとりあえず押さえておいたのですが,押さえられる
のは一週間だけ。その後はキャンセルするとキャンセル料30000円が
発生するんですね。
ボスも行くんですけど諸事情により別行動で,彼はキャンセル料を払う
覚悟ですでに予約を確定したようです。
結局学会側からの返事を待たずに清水の舞台から飛び降りる覚悟で
私も予約を確定しました。
もちろんキャンセルするとキャンセル料は自腹です。
その直後に学会からメールが届き,無事参加が認められました。
よかった,よかった。

もちろん出張旅費手当てが出るのですが,それにしても高い!
夏休みですから。
自腹じゃとても行く気になりません。
さらに気になるのが最近の円安ムード。
ポンドに対する円安はちょっとえげつない事になってますね。
米ドルに対してはそこまでひどくないようで一安心。
夏に向けて円高ムードになってほしいです。
でもよく考えたらどうせ軟禁状態なのでほとんど金を使うことないん
ですよね。食事は支給されるし。
しかも出張旅費をもらう都合上,学会の前後に他の場所に遊びに
行ったりできないんですよ。
だからますます金を使う場がない。
でもお土産ぐらいは買うだろうから円高に越したことはないんです。

学会参加が決定したお祝いに,かわいい後輩がマックスコーヒーを
買ってきてくれました。
私がマックスコーヒー好きだと勘違いしているようです。
そしてその行動の裏に「お土産買ってこい」という魂胆が丸見えです。
マックスコーヒーぐらいでどの程度のお土産を期待しているのかしら。
日本食を扱うスーパーでもあれば,ヴァーモントのバーモントカレーを
買ってきてやろう。
何も言ってこない,かわいくない後輩には「砂」かペットボトルにつめた
「空気」ぐらいで十分でしょう。

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2007/06/19

Bathガス爆発?

本当にびっくりしました。
夕方,大学生協で買い物した後,研究室に向かってキャンパス内を一人で
歩いているときでした。
突然轟音が鳴り響き,地面が揺れました。
夕立でも来そうな空だったので,雷がすぐ近くに落ちたのだと思いました。
辺りは一時騒然となり,みんなどこから音が聞こえたのかときょろきょろして
いました。
交通事故にしては衝撃が大きすぎる。
まるで爆弾が爆発したかビルが崩壊したかのような衝撃でした。
近くに工事現場はたくさんあるのでそういった場所での事故かとも思いました。
結局何だったのか分からず私は研究室に戻りました。

しばらくするとキャンパス上空を飛ぶヘリコプターの音が聞こえてきました。
4~5機は飛んでいて,ただならぬ様子です。
キャンパス上空を通過して渋谷方面に向かっていました。
報道のヘリコプターでしょう。
ひまそうだった後輩ととりあえず渋谷方面の山手通りに出てみました。
救急車が二台通りましたが,「音源」はすぐ見える距離にはないようです。
そこで六本木方面まで見渡せる研究棟の屋上へ向かいました。
たくさん飛んでいるヘリコプターは全てある円周上を旋回していました。
そう,「音源」は明らかにその円の中心にあるのです。
そしてその「中心」こそが渋谷の東急本店辺りでした。
しかしそこに何があるのかは見えませんでした。
この物々しさ,どうしても「テロ」が頭をよぎります。
でも電車は普通に走っていたので厳戒態勢が敷かれているわけではない
ようで,少し安心しつつも,でも結局何が起こったのか分かりません。

直後にインターネットのニュースを見て驚愕。
皆さんご存知かと思いますが,渋谷の温泉施設で大爆発。
渋谷に歩いていくときによく通る高級住宅街です。
私が爆発音を聞いた場所からは1kmほど離れていますが,それでも地面が
震えるほどだったので衝撃の強さは相当のものでしょう。
残念ながら犠牲者も出たようです。
まだ情報が不足していて状況が完全に把握できてませんが,とんでもない
ことが起こったのは確かです。
少し精神が錯乱気味です。
軽い興奮状態が続いていて,なかなか平静を取り戻せません。
とにかくもう少し情報が入ってくるのを待つ他ないようです。

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2007/06/17

筑波山無酸素登頂

先日,つくばの某研究所に勤める,大学時代の友達のところへ遊びに行って
きました。
彼女の家には常時焼酎がストックされていて,大学時代は夜中によくふらっと
遊びに行ったものです(うちから歩いて5分くらいの所だったので)。
つくばの家を訪ねるのは初めてです。
着いてみてびっくり。
周囲で一番立派なマンション。
無駄に日本庭園らしきものがあるロビー!
無駄に広い玄関!
無駄に広いリビング/寝室!
無駄に大きなベッド(セミダブル)!
無駄に大きな机(よく見ると福岡時代から使ってたやつ)!
無駄に大きなパソコン(テレビより大きなワイド画面)!
無駄=生活のゆとり。完璧なまでに無駄の省かれたウサギ小屋のような
我が家とは大違いです。
いやはや,社会人の底力(とつくばの物価の安さ)を見せつけられました。

来月一緒に富士山に登ることもあって,足慣らしに筑波山に登ってきました。
彼女の車で行ったのですが,後でよく考えると彼女の運転する車に乗ったのは
初めてでした。
福岡時代は完全にペーパードライバーだったのに今や毎日運転しているん
ですね。ある意味,つくばは人を大きくするようです。ちなみに知る人ぞ知る
彼女の小学生時代のあだ名は「ジャンボ」です。
筑波山の麓に着くと,駐車場の客引きにびっくりしました。
土産屋の人たちが必死に自分のところの駐車場に車を誘導しようとするのです。
何とも異様な光景で,でも日本はやっぱりアジアなんだな,と何となく思える
光景でもありました。

梅雨入り直後とは思えない晴天と猛暑のせいか,登山道入り口の筑波山神社
はそれほど混みあっていませんでした。
もちろんケーブルカーなんぞには頼らず登山道に入りました。
とにかく暑い!
小まめに水分補給しながら,途中昼飯休憩(のつもりが話し込むこと30分)を
はさみつつ2時間弱でケーブルカーの山頂側の駅に到着。
無駄に30分も話し込んでしまったことを差し引くと,なかなかいいタイムです。
筑波山には男体山と女体山という二つの山頂があります。
猫の耳のように二つのピークがあって,ケーブルカーの駅はその谷間です。
それぞれの山頂には片道15分ほど。
けっこう遅めの時間だったこともあり,男体山には行かず,女体山を経由して
別のルートで下山することにしました。
そしてこれが女体山頂から眺めたパノラマ写真。
右側に見えるのが男体山です(写真が横に長すぎるので縮小表示すると
いいかも)。
Mttshukuba2a
天気がよく,抜けるような青空がとてもきれいでした。
Crw_9301 Crw_9305
かなりなめてかかっていたのですが,意外と登り応えがありました。
標高は900m弱。
素人には手ごろに楽しめる山ですね。
さすがに高尾山じゃ物足りないですからね(あれは山と言うより丘です)。

筑波山と言えば,ガマの油。
ということで土産屋にはカエルグッズがたくさんあります。
「筑波まではるばる来てくれたし,お土産に」と,ケーブルカーの山頂側の駅
付近にある土産屋でカエルの置物を買ってもらいました。
ありがとうございます。
このカエルが何とも愛らしいのです。
下山した後,麓の土産屋で同じものが50円安く売られていたことにつっこんでは
いけません。
Crw_9329
------------------------------
撮影情報
ボディ:Canon EOS kiss D
レンズ:SIGMA DC18-125 F3.5-5.6
絞り優先,ISO100,RAW,PLフィルター使用
※カエルの写真のみ
レンズ:Tamron 90 F2.8 マクロ

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2007/06/15

懲りない事務方

やっちゃいました。
またもや土日だけキャンパスを封鎖するそうです。
麻疹対策で。
一体誰がこの馬鹿げた決定を下しているのでしょうか?
愚の骨頂です。
二日間閉鎖して何の意味があるのか!
マスコミが食いついて批判してくれることを期待しています。
そもそも長期間キャンパスを閉鎖したところで決定的な打開策になるとは
とても思えません。
だって休講になったからといって学生たちが家でおとなしくしてますか?
大学に来なくたって繁華街を遊び歩けば結局同じことです。
まあ麻疹にかかりやすい世代の人たちが密集している大学内よりは
多少はマシなんでしょうけど。
どうせやるなら全国一斉に,しかも全学生を自宅軟禁にするぐらいの
覚悟でやってもらいたいですね。

さて,前回の閉鎖のときは私はあっさり検問を突破しましたが,後輩は
あっけなく御用(?)となり学内に入れませんでした。
お役所仕事な警備員に冷酷に突っぱねられたそうです。
私はたまたま運がよかったか,もしくは研究への熱意が彼女より勝って
いたから入れたのでしょう(後者であってほしい)。
今回は入れるかな?
大嫌いな警備員と一戦交えてもいいのですが,ストレスたまるし,あまり
スマートな方法とは思えないので今回は素直にボスの許可証をもらおう
かと思います(前回はボスが出張中だったのでもらえず)。
所詮はお役所仕事の警備員です。
手ぶらでは冷たくあしらわれても,お上の書類を見せればひれ伏すほか
あるまい。黄門様の印籠のごとく。
許可証を高々と掲げて優越感に浸りながら入構しようかと思います。

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2007/06/14

研究室のダークサイド

隣の研究室の修士一年目の後輩二人が先日,ある話をしたそうです。
一人はインド人留学生で卒研のときからいました。
もう一人は他大学から進学してきた,「眠そうな顔」が私にはとても他人事
とは思えない,きな粉マニアの女の子。
ここに来た当初,彼女の卒論発表を見させてもらいましたが,卒研のくせに
驚くほどの実験量で,かなりのセンセーションを巻き起こしました。
何しろ隣の研究室の後輩たちはいつもだらけて全然実験してませんから。
研究室には毎日来るんですけど大半の時間はゲームしたり音楽聴いたり
して遊んでます。
彼女がやってくることでよい変化がもたらされるのでは,と期待しました。
で,いざふたを開けてみると,彼女も一緒にだらだらしています。
これが現実。
どうやら彼女はダークサイドに落ちたようです。
そりゃ,周りがだらだらしてるとついついだらけちゃいますよね。
社会主義の成れの果てのようです。
で,先日の後輩二人の話というのは研究生活についての話だったそうです。
インド人の「卒研なんて二週間ぐらいしかやってないよ」という言葉を聞いて
彼女は気がついたそうです。
あっ,このままじゃダメだ,と。
今日は朝からちゃんと実験しているようです。

隣の研究室は先生がとてもゆる~い人だというのもあるのですが,最近は
とても学生が少なくて,修士一年が最上級生という状況がさらにゆる~い
ムードを作り出しているのだと思います。
まあ無理もないと思います。
自分のことを棚にあげて言うと,彼らの技能はまだまだ未熟だし,特に気に
なるのが研究者としての考え方だとか姿勢だとかいう基本理念がなって
ないと思うのです。
私が修士でここに来た頃は周りにはドクターの先輩がちらほらいたし,
学会なんかで培った人脈でとにかく身近なところに先輩研究者がたくさん
いるという状況が意図せずとも維持されてきました。
これはとても重要なことだと思います。
修士の未熟な時期に研究室内で天下を取ってしまうと,何だか自分が
ちゃんと自立できているかのように錯覚してしまうと思うのです。
注意してくれる人がいないだけで,本当はけっこう間違いだらけのはず
なんですけどね。
まさに裸の王様です。
なので余計な世話とは思いつつも時々釘をさしに行ってます。
煙たがられようとも教育係として様子を見に行くのです。
本当は自分が遊んで欲しいだけですけど。
今日も行きます。キャッチボールしに。雨が降らなければ。
関東もいよいよ梅雨入りでしょうか。
うなぎを食べてビールを飲みましょう。

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2007/06/12

大リーグボール研究会

一週間ほど前だったかしら。
いつも通り後輩たちとキャッチボールに興じていたんですよ。
ラグビー部のイカツイやつらの目を盗みながら人工芝が気持ちいい
ラグビー場に忍び込んで。
ラグビー場の周りは土手が盛られていて茂みになっています。
一応いつも申し訳無さそうにラグビー場の端っこ,つまり茂みのすぐ
近くで投げてます。
で,ついうっかり投げてしまったんですよ。消える魔球を。
消すことはできても出すことができないんですね,この魔球。
必死に茂みを探す努力も虚しく捜索は打ち切られました。
開始3分くらいの出来事で,かなりショックでした。

でもいつまでも落ち込んでいるわけにはいきません。
ここは一つ,頼れる先輩っぷりを発揮するために新たなボールを
買いに行くことにしました(古いボールは拾った物)。
わざわざ渋谷のハンズまで行って目に飛び込んできたのは,,,
色つきのボール!
半分が青く塗られていて(しかしかなり雑な仕上がりです),自分で
投げたボールの回転がしっかり目で見えるという優れもの!
うっかり消える魔球を投げても発見しやすそう,という効能も期待
できそうな予感!
でも値段は無色のボールの二倍!
色塗っただけで(しかも雑な仕上がりで)値段が二倍とは何とも
ぼろい商売です。
「私の将来の夢」リストに「ボール職人」が追記されました。
そして「頼れる先輩」を演じなければならないという強迫観念に
駆られた私は痩せ我慢して二倍の値段の(でも雑な仕上がりの)
色つきボールを買って帰ってきたのです。
このボールで変化球に磨きをかけます(消える魔球の次は増える
魔球に挑戦だ!)。
再来月にもしかしたらボストンに行く可能性が急浮上してきたので
さっそくレッドソックスあたりで軽くメジャーデビューしてきます。
Nec_0046

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2007/06/09

再会,再会

先日,我等がキャンパスでちょっとした学会というか会議がありました。
とてもマニアックな会合なのでかなり小規模でしたが,同業者なのでたいてい
顔見知りということもありついでに研究室に遊びに来る人もたくさんいました。
以前いた研究室の方々や,三崎の女王様など,なかなか賑やかでした。
昼はキャンパス内にある小洒落たフレンチレストランで食事をして,午後から
会議。
つい最近似たような顔ぶれでやはり小さな会議があったので,特に真新しい
情報は得られなかったのですが,研究者の皆さんと交流するといつもよい
刺激があって楽しいものです。

で,夜はもちろん飲みに行きますよね。
そのメンバーがおもしろい。
最初いた八人のうち,三崎の女王を除く七人が九州出身,あるいは九州の
大学にいたという「九州関係者」だったのです。
だからといって九州トークで盛り上がる,というほどのことでもなかったけど。
imfk氏の連れてきた卒研生がまた好青年でよかった。
あんな素直でかわいい後輩がほしいです。
うちのひげっ面のひねくれた後輩にもれなくその気持ちを伝えておきました。
まあ何だかんだで仲いいんですけどね,不思議と。ひねくれ者同士?

その翌日は隣の研究室の後輩が遊びに来ました。
この春卒業して証券会社に勤務してます。
大学院で,重力が生物に与える影響を調べていた彼が今では日本橋で
証券マンです。
仕事帰りだからか,何だか疲れているように見えました。
久々に二人で話し込んでいろいろ聞きましたが,人間関係が大変みたい。
大学院の研究室にいるような人々と証券会社に勤務するような人々とでは
やはりかなり性格が異なるようで,彼の肌には馴染まないようです。
証券会社というと何だかエリートな雰囲気を感じていたのですが,彼の話を
聞くと,言い方は悪いけど随分と低俗な人たちだな,という印象を受けました。
まあ外資系の大企業だと本当にエリートなのかもしれませんけど。
これまた言い方が悪いんですけど,不動産屋のような雰囲気を思い浮かべて
しまいました。
基本的にはタバコを吸わないはずの彼がものすごくタバコ臭かったのがかなり
印象的でした。
まさに職場の低俗な雰囲気を象徴していると思います。
このご時世にきっちり分煙もできない社内環境だなんて!

で,せっかく彼が遊びにきたのでもちろん隣の研究室で飲みますよね。
やっぱり彼の話はおもしろいし,一緒にいると楽しい!
まあ話題はもっぱら会社ネタです。
これからもいろいろとネタを仕入れて(できれば陰謀ネタを聞きたい)ちょくちょく
遊びに来てください。
そういえば社会人の常識で勤務中に机にひじをつくといけないそうです。
いつもだらだらと伸びきったりあぐらをかいたりいろんな姿勢でパソコンに向かう
私には会社勤めはいばらの道となるでしょう。
自分用に「だらだらしやすい机」を設計して作ったのを研究室で愛用してますが,
そういう変なところで努力を惜しまないんですね。
彼が机にひじをついていて上司に怒られた話を聞いて,
「自分だったら『ちゃんと仕事してるのに何が悪いんですか?』と言いそうだ」
と言ったら,
「言いそう~!」
と言われました。しかも周りの皆にも納得されました。
やはり社会復帰は難しそうです。

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2007/06/04

踊る大研究室 the movie キャンパスを封鎖せよ

ついに来ました!
我等がキャンパスも麻疹で閉鎖です。
もれなく流行に乗っていますね。
でも,中途半端に土日の二日間。
それって意味あるの?と,そんなことで立ち入りを規制されることに
苛立ちが募ります。
しかも告知されたのが金曜の夕方。
手際が悪すぎる!
大学院生は指導教員の許可があれば入構できるとのことでした。
まあそうでもしなけりゃ生物系の研究室では暴動が起きるでしょう。
予防接種を受けていないと許可はおりないそうですけど。

うちのボスは出張中なので許可をもらわずに土曜日,大学に来て
みたんですよ。なんとか入れるかな,と。
いつも使っている裏門(盆暮れ正月だって閉まることはない)が閉鎖
されているのを目の当たりにするとボルテージも上がってきます。
「そっちがその気なら」と心の中でシャドーボクシングを始めました。
もうすでに警備員と一戦交える気満々で正門に回りました。
過去に別件で警備員とケンカして以来,彼らのことは大嫌いです。
正門もいつもより厳重に警備されていました。
私のボルテージも最高潮です。
絶対に突破してみせる!

これは実録,警備員とのやりとり。
警備員(以下,警)「どちらへ行かれますか?」
私「研究室ですけど。」
警「院生ですか?」
私「院生です。」
警「先生の許可はもらってますか?」
私「先生は出張でいないんですけど。」
警「所属は?」
私「所属って?」
警「理系ですか?」
私「理系ですけど。」
警「じゃあどうぞ。」
私「あっ,どうも。」

えっ,これだけ?
まさに拍子抜けです。
絶対に頑なに入構を拒まれるだろうと思って,
「メンテナンスに行かなきゃ数百万円の機械が壊れるんですけど(ウソ)
責任とってもらえます?」
「指導教員の許可なら必ずもらえますけど電話します?(巻き舌,
ケンカ口調で)」

なんてセリフを考えてたんですけどね。
ええ,ええ,もうただただ拍子抜けです。
しかし身分証も予防接種の経験の有無も確認されませんでした。
そんないい加減な!
別の意味で警備員に不信を抱きました。

金曜の夜に,「土日に研究室に行きたいんですけど入れるようだったら
教えてください」と隣の研究室の後輩に言われていたので「意外と
すんなり入れたよ」と教えてあげました。
彼女は日曜に大学に来たようです。
そしてこんな悲しいメールが送られてきました。

無事突破!

できませんでした…
誰も入れないんだよ,
そう書いてあるでしょって言われて,
仕方なく家に帰ってきました。

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2007/06/01

精子の動く音を聞いたことがありますか?

はめられました。
ああ,はめられた!
いやはや,研究室公開の話。
今日は一般向けに(主に学部生や高校生)研究室が公開される日です。
オープンキャンパスの研究室バージョン,といった感じでしょうか。
で,客寄せ(?)のために我々の研究室と隣の研究室と合同で,隣の
研究棟(研究科全体としてはこちらの方がメイン)の正面玄関ロビーに
出店(?)というかちょっとしたブースを出すことになりました。
隣の研究室は独自に毎年やってるんですけど。
実験に使うマウスとかメダカとかウニとかを展示するのです。
こういった生き物を見て「かわい~」とはしゃぐ女の子をすかさず研究室に
いざなう,キャッチセールスまがいの悪徳な勧誘です。
もちろん隣の先生の下心丸出しな作戦です。

さて,今年は我々の研究室も便乗して,ちょっとした実験デモを行います。
我々の研究室と隣の研究室は基本的には精子の運動メカニズムを解明
する研究を行っています。
動物の種類にもよりますがメジャーな動物の精子の鞭毛(尻尾)は数十Hz
から数百Hzという振動数で蛇のように運動します(屈曲運動と言います)。
この屈曲運動によって精子は泳いで卵にたどり着くんですね。
ちなみにHzとは1秒間に振動する回数のこと。
例えばウニ精子の鞭毛は約30Hzで運動するので1秒間に30回も鞭毛を
振っていることになります。
このHzという単位を聞いて,「音」を思い浮かべた方はなかなか独創的な
センスをお持ちかもしれません。
立派な変人です(褒め言葉ですよ!)。
実は今回我々がデモを行うのは,顕微鏡に取り付けた特殊なセンサーで
精子の鞭毛の振動数を測定し,音に変換するという実験です。
長さがせいぜい50ミクロン(1ミクロンは1/1000ミリ)しかない精子の
「動く音」を聞こうというわけです。
なかなかおもしろい実験だと思います。

さて,デモの内容を長々と説明しましたが,いつの間にやらこのデモを
行う役を私一人が押し付けられていたのです!
昨日の朝,突然ボスに宣告されました。
そしてそのボスは「じゃ,そういうわけで」と言い残して三日間の出張に
出かけていきました。
ええ,そんなあ!そんなひまないっつーの!
昼から高校生やら学部生やらの相手かあ。。。めんどくさい。
きっとロビーのソファーでぼけーっとしていることになるんだろうな。
いやいや,まじめに頑張らねば。全てはうまいビールのために。
ちなみに隣の先生は夕方から飲む気満々です。
「研究室公開」が飲む理由にはならんだろ,なんて思ってはいけません。
理由なんてどうでもいいのです。
ただただ飲みたいのです。
それがなければ研究室公開なんてめんどくさいことやってられません。
部屋のドアを開けておいて,通りかかった人をみんな捕らえて飲もう!
ドアを開けっ放しにして飲むのは3号館の夏の風物詩になりつつあります。
Urchinsperm
暗視野顕微鏡で観察した,ムラサキウニ精子の泳ぐ様子。

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