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2008年10月

2008/10/14

まだまだ続くよ映画祭

朝,寝ぼけて友達に電話をかけてしまいました。
用事があって朝起きたらメールを送ろうと思っていたのですが,そんな
潜在意識が早朝に覚醒してしまったらしく,眠っている体が勝手に
電話をかけたようです。
どうも疲れているらしい。
そんな時には,そうです,映画です。
というわけで前回の紹介以降に観た映画をいくつか紹介。
全部DVDです。
リンク先はたいてい音が出るので注意。

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

ティム・バートン監督でジョニー・デップ主演,さらにヘレナ・ボナム=カーター
まで出演!
失敗するはずのないキャストですよね。
でも公開時に何となく映画好きの「勘」により,観るのを敬遠してしまった。
ようやく重い腰を持ち上げて観てみると,,,やっぱり大失敗!
これはマズイ。
一番悪いのはダラダラと単調なストーリー展開でしょうか。
映像も単調。
ティム・バートン監督のよさがあまり見られません。
ストーリー的にもビジュアル的にもやりすぎなぐらいコントラストのはっきりした
演出が彼の素晴らしさだと思っているだけに。
がっかりです。

セックス・カウントダウン
(※リンク先は英語サイト。原題「Sex and Death 101」)

珍しく,レンタルビデオ屋で発見するまで存在を知らなかった映画。
タイトルとパッケージを見ると,いかにも下ネタ満載のお色気コメディだという
感じがします。
この手の映画はとても好きだし,少し前に観たダーウィン・アワードでの
好演がとても気に入ったウィノナ・ライダーも出演!
迷わず観ました。
でも,でも,,,所詮は映画好きの嗅覚に引っかからなかった映画です。
見事に期待を裏切られました。
発想はとても好きなんですけどね。
演出はひどい。
色気も笑いも中途半端。
ただ,伸び代のある作品だと思います。
監督の今後に期待。

アメリ

立て続けにがっかりな映画を観て気持ちを立て直すのに時間がかかり
ました。
とにかく絶対にハズレのない映画を観ようというコンセプトで選んだ
映画です。
フランス語が全く分からないので面白さが半減ですが,それでもかなり
のめりこんでしまいました。
何だか元気になれますね。
公開当時から気になりつつも何で今まで観なかったんだろう,と後悔
してしまうほど,いい作品でした。

ライフ・イズ・ビューティフル

これもイタリア語が全く分からないのが残念。
ニュー・シネマ・パラダイスを思い出させるような雰囲気の映画です。
第二次世界大戦中のユダヤ人の強制収容という重いテーマなのですが,
本質的には前出の「アメリ」と似通っている気がします。
人を幸せにするイタズラ!私のライフワークでもあります。
幸せをつかもうとするときも絶望の底にいるときも,とにかく人生を明るい
ものに変えてしまう主人公の生き方が素晴らしい。
救われようのない絶望的な状況でも思わず笑ってしまいます。
ただ,笑いながらもとても悲しくなってしまいます。
この悲しい笑い,チャップリンの「ライムライト」を思い出します。
ラストシーン。
もう言葉が出ません。
喜びと悲しみが入り乱れて,感情の昂ぶりを抑えられません。
ぜひ皆さんも体感してみてください。

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2008/10/09

続・クラゲと語る

ちょうど一年ほど前のこと。
あるセミナーに参加したときのことを書きました(参照)。
目当ては下村脩氏の講演でした。
そして昨夜,最も尊敬する研究者の1人である下村氏のノーベル賞受賞は
とても感銘深いものでした。
まるで自分のことのように,心の底から嬉しいニュース。
思わず涙ぐんでしまうほど。
いずれ受賞するだろうとは言われていましたが(「化学賞」は意外ですが),
いざこのときがくると何だか不思議な気分です。

応用的・実践的な科学の発展は「基礎研究」の幅広い裾野の上にあって
こそ成り立つものです。
目先の応用研究だけに力を注いでいればいつか必ず行き詰る。
何の役に立つのか分からない研究があるとき突然脚光を浴び,技術の
進歩に不可欠な研究になる。
GFPの発見なんてその典型。

今回のニュースで嬉しかったことの一つは,世の中の人が少なからず
こういった基礎研究に興味を持ってくれたこと。
以前書いた下村氏の記事へのアクセスが昨夜から急増しています。
GFPって何だろう?と思って調べる人も多いようです。
今すぐに基礎研究に大量に資金が投入されるなんてことはさすがに
期待できませんが,長い目で見て,このニュースがこの先の基礎研究の
活性化のきっかけになれば,それはとても嬉しいことです。
基礎研究をしやすい環境が整っていくことを望みます。

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2008/10/01

映画祭は続きます

少し前に狂ったように映画を観まくったと書きましたが,実はまだじわじわと
続いています。
この忙しいのにどこにそんな時間があるのかって?
睡眠時間を削ればほら,奇跡の2時間が生まれるのですよ!
さすがに映画館に通うほどの余裕はないので全部DVDです。
見逃して気になってた作品や往年の名作を観たのでいくつか紹介。

ペネロピ

呪いで豚の鼻になってしまったペネロピの呪いを解くためにはそんな彼女を
受け入れてくれる結婚相手が必要!
大雑把に言うと「美女と野獣」の実写版です。かなり大雑把に言うと。
ファンタジーの要素が強い人間ドラマです。
とにかく映像がきれい!
映画好きの友達が同じ感想を言っていました。
演出や映像の雰囲気がまるでティム・バートン監督の作品にそっくり。
「スリーピー・ホロー」が好きな人ならきっとすんなり入り込める作品です。
かなり満足度は高い。
一番好きだったのは,最後の最後で,,,ジェイク!
まんまとやられた!引っかかった!
不覚にもオチが読めませんでした。最高の終わり方です。
赤いスニーカーがほしくなりました。

スタンド・バイ・ミー

いわずと知れた名作です。
なのでここで多くを語る必要もないでしょう。
クリスにあこがれつつも,実際には少年時代の私はゴーディのポジション
でした。すごくそっくり。
そんな懐かしさがあります。

ダーウィン・アワード

忙しかったせいもありますが,怖くて劇場に足を運ぶ勇気がなかった作品。
だって,ものすごく惹かれるのと同時にものすごいB級の香りが漂っている
のです。
「ダーウィン賞」って知ってます?
くだらない死に方をした人(=バカ)に送られる賞。
バカの遺伝子を人類の遺伝子プールから抹消して,人類の進化に貢献した
ことを称えて贈られる賞だそうです。実在するらしい。
例えば,高層ビルの一室で,窓ガラスの強度を証明するために窓ガラスに
向かって体当たりしたらガラスが割れて落下して死んでしまった男。
このエピソードは確か予告編にも出ていますが,そんなエピソードを集めた
短編集だと思っていたら全然違いました。
キャスト・ストーリー・演出,全て最高です。
特に「カメラ野郎」の演出が秀逸!
客観アングルと「カメラ野郎」の主観アングルとをうまく組み合わせたカメラ
ワークは素晴らしいセンスです。
姿はほとんど映らないのですがときどき主観アングルに切り替わったとき,
「おまえ,いたのかよ!」って突っ込んでしまう感じがたまらない。
オチもたまらなくバカっぽくて大好きです。
好みの分かれる映画かもしれませんが,今年度上半期に観た映画では
一番おもしろかった。

最近少し気持ちに余裕があるので映画にはまっているのです。
また細々と紹介していきます。

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