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2010年4月

2010/04/30

雨上がりの白川郷

一緒にセミナーをしている研究室の下っ端の会のイベントで,
白川郷に行ってきました。
言わずと知れた,飛騨の世界遺産。
合掌造りの建物が並ぶ村です。
2ヵ月間日本に滞在しているカナダからの留学生の希望で
行くことになりました。
渋い趣味のカナダ人だと思ったら,どうやら白川郷が舞台に
なっている某アニメ(元は同人ゲーム)の影響らしい。
ただのアニメオタク(日本大好き)でした。

朝は天気が悪かったのですが,ちょうど到着と同時に雨が
上がり,何とも幻想的な風景を見ることができました。
かなり朝早かったのでほとんど人もいなくて快適でした。
Crw_2076 Crw_2105 Crw_2127 Crw_2146
世界遺産に登録されるだけのことはあって,とても素敵な
場所でした。

帰りは郡上八幡に寄り道して,食品サンプル(レストランに
よく飾ってあるやつ)を作る体験をしてきました。
これが意外と難しい。
天ぷら3種とレタス。
思い通りにできず悔しいのでいつかリベンジしたいと思います。
Crw_2201

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2010/04/27

研究の価値観

昨日は研究開発系の事業仕分けでしたね。
仕分けられる側の私としてはとても他人事ではありません。
が,結果的にはかなり甘い内容でした。
「事業仕分け」と聞くと,研究予算が減らされてしまうような
印象があります。
前回の仕分けでノーベル賞受賞者を始め,研究者が一斉に
猛反発したのもそのためでしょう。
そのあたりのことを意識したのでしょう,枝野行政刷新相も
「研究費を削減すると言っているのではなく,組織の無駄を
削減するのが目的」といった趣旨の発言をしていました。
これが真意なら大いに賛成です。

ただ「費用対効果」に関する議論には多少疑問もあります。
仕分け人の求める「成果」とは何でしょうか。
ノーベル賞の受賞や,暮らしに直結するような医学や工学の
研究であれば,「成果」は分かりやすいでしょう。
でもそれだけが成果なのでしょうか。
理学系研究の本質は真実を追求することであって,必ずしも
物質的利益をもたらすものではありません。
利益に直結しないものを排除するというのは合理的かも
しれませんが,合理性の追求は必ずしも豊かな生活とは
直結しません。
少しまわりくどい言い方ですが。
例えば,「国宝」を考えてみてください。
我々が国宝を保存しようとする理由は,売れば金になるという
金銭的財産だからではないはずです。
文化を守ることが人間的な豊かさにつながると考えるからでは
ないでしょうか。
税金を使って研究を続ける以上,我々科学者も日ごろからもっと
社会に科学の重要性を訴える必要があるのでしょうね。

費用対効果,という点では事業仕分けそのものの費用対効果が
割に合わないような印象も受けます。
都市再生機構に関する議論なんて,是非に及ばず,と思えて
仕方がない。
誰の目にも大半の事業は無駄でしょう?
パフォーマンスでしかない低レベルな議論に金と労力を費やさず,
ばっさり切り捨ててしまえばいいじゃないですか。
いちいち個別の事業の担当者の言い訳を聞いて回るより,もっと
抜本的な改革を進めてほしいですね。
リーダーがアレなので難しいのかもしれませんが。

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2010/04/22

体重計で立ち止まる勇気

先日の結婚式での最大の懸案,それはスーツでした。
2月に弟の結婚式で約1年ぶりにスーツを着たときのこと。
ズボンが閉まらない!
無理やり閉められなくもないが,かなり苦しい。
結局ホックを開けたままはくという荒技に出ました。
一応ベルトで隠れているけど発覚すれば,,,あわや大惨事の
事態を何とか切り抜けました。
先日の結婚式では無理やり閉めて行きました。
空腹時はいいのですが,料理が進むにつれ,,,帰りの新幹線で
我慢できずにホックを外してしまいました。
結婚して痩せたと言われるよりはマシ,とは思いながらもさすがに
危機感があります。
元々やせている方ですが,腹周りだけ出るなんて悲惨です。

最近もっと腹周りが出ているのが奥様。
妊婦なので当然ですが。ですが。。。
少し前の検診のときに,太りすぎの警告が出されたそうです。
深刻なレベルではないのだけど,注意が必要らしい。
妊婦は2人分食べなきゃ,なんていうのも今は昔。
最近は太りすぎないように産科で指導されるそうです。

そんなメタボ危機に見舞われる夫婦。
臨時家族会議が招集され,メタボ対策特措法案が可決されたのです。
その一環として体重計を購入!
体重など気にしたことがないので以前の体重があやふやなのですが
1年前よりたぶん2キロぐらい増えています。
体脂肪は以前の数値がさっぱり分からないのですが,思ったよりは
低くて,体年齢も18歳と表示されました。
自分の腹に手を当て,18歳はさすがにウソだろう,と思わずには
いられないのですが。

とりあえず最近は食事制限です。
実は少し前からやっていましたが。
ご飯を3杯ぐらい食べていたのを1杯に減らしていました。
と言いつつ,その1杯が「まんが日本昔話」みたいに山盛りだったのが
よくなかった。
最近はちゃんと普通の1杯で我慢しています。
引っ越し後は自転車の通勤経路に急坂が含まれるようになったので,
日々トレーニングです。
休日はマリオカートでイメージトレーニングです。
Nec_0488 Nec_0489

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2010/04/21

サプライズカレー

気まぐれにカレーを作ってみました。
市販のカレー粉とガラムマサラを使っているので本格的ではないの
ですが,とりあえず味だけは本格的なものを目指してみました。
慣れない料理で非常に手際が悪く,やたらと時間がかかってしまい
ましたが,一応それらしいものは完成。
Nec_0490
気になるお味は,,,ちょっと薄い。水っぽい。
辛さはちょうどいいのだけど,スパイスの風味が少し物足りない。
とはいえ,市販のカレー粉やガラムマサラを使っているので,辛さ
そのままにスパイシーさだけ追加,というのが難しい。
少しずつスパイスを追加していきたいと思います。

偶然にも研究室の秘書の方がカレーを作ってみんなにふるまって
くれました。カレー三昧。
研究所で年に二回,パーティーが行われていて,いろんな研究室が
それぞれ屋台を出して料理をふるまいます。
うちの研究室は今まで食べるのみでしたが,今回はカレー屋を出店
しようということで,その試食会でした。
ただの試食会だと思っていたのですが,,,実はボスのサプライズ
誕生日会を兼ねていることを開始直前に知らされました。
技術員の方の手作りケーキも。
嬉しそうなボスをご覧ください。
思わず飛び込みたくもなりますよ,そりゃ。
Nonacurry_sa Nonacake_sa
しかし気をつけねば体重三ケタの大台は目前に迫っています。
そして三十路の最後の一年。
研究室で唯一独身のボスに春は訪れるのでしょうか。

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2010/04/19

3Dデビュー

家から歩いて20分くらいの程よい距離に大きな公園があります。
日曜日に天気もいいので散歩に行ってみました。
考えることはみんな同じで,けっこう大きな公園ということもあり
たくさん人が(というか公園に向かう車が)いました。
妊婦と2人なので何をするというわけでもなくただ歩いて,公園の
中にある広場でサンドイッチを食べただけ。
広場にはたくさんの親子連れ。
目の前では10歳ぐらいの少年が父親とキャッチボールをしていて,
これがなかなかの腕前でした。
感心しているとお腹の中のちびすけが「俺にもやらせろ」と言わん
ばかりに暴れだしました。
10年早い:こんな時にこそ声に出して読みたい日本語。

夜はかなり久々に映画を観てきました。
最近は映画館に行くのが億劫でDVDばかりでしたが,何となく
突然思い立って観に行きましたよ。
子どもが生まれようもんなら当分映画館などには行けないし。

アリス・イン・ワンダーランド

言うまでもなくティムバートン監督の最新作。
音楽も役者も常連で固めてあります。
失敗するはずない,,,のに失敗してしまった(と私は思っている)
スウィーニー・トッドのリベンジなるか?との期待を胸に映画館へ。
しかし何だかどうも。
そもそも元ネタを全然知らずに観に行ったのも悪いのでしょうが,
あまりおもしろいとは感じませんでした。
ストーリーがあまりに単純すぎて,ひねりがない。
好みが分かれるでしょうね(そもそもティムバートンの映画は
はっきり好みが分かれそうですが)。
しかしあまりに唐突なアヴリルラヴィーンのエンディング曲は
さすがに浮き過ぎです。

そして今回,初めて3Dで映画を観ました。
技術的な問題でしょうが,CGの部分はなかなかよくできていると
思います。
ただ実写部分が今一つ。
連続的な3Dの奥行きというより,いくつかの平面レイヤーが
奥行き方向に配置されているだけのように見えてしまいました。
そして全体的に,奥行き方向はよくできているのに,飛び出して
くる側の立体感が物足りない。
いつも裸眼の私にはそもそも眼鏡をつけて観るというのが実は
けっこう疲れます。
そしてどうしてもちょいちょい眼鏡を外して元の映像がどんな
風に映し出されているのかを確認したくなる好奇心が鑑賞の
邪魔をしてしまいます。

それから一つ,重要な点に気付きました。
長くてややこしいのでよほど興味があるのでなければここで
やめた方が賢明です。

カメラのフォーカスの問題です。
例えばある人物にフォーカスしている場合,背景はボケます。
実はこのフォーカス面とピンボケ部分のコントラストで,人間は
奥行きを感じている部分もあるのだと思います。
現実の三次元世界では当然ながら「ボケ」など存在しておらず,
人間が目(レンズ)を通して二次元平面に像を投影するときに
ボケは生じるのです。
3D映像でボケている部分を注視すると,すごく変な風に見える。
普通はそんな見方する人はいないでしょうが,潜在的にはこれは
現実世界との見え方の違いを反映しているのです。
究極の3D映像とは,見る人が注視する場所(ピントの合う位置)を
変えたときに,それに合わせてピントの合う位置とボケる場所が
変わるものでなくてはならない。
見る人が動けばそれに合わせて見え方も変わらないといけない。
ホログラフィーのイメージ。
まあ,現段階ではほとんど無理でしょう。
でも人間の想像できるものはたいてい実現可能だと言いますから
もしこのまま3Dの映画やテレビが定着すれば近い将来,そんな
技術も可能になるのかも。

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2010/04/13

君が大好きなあの人と

こんなに素晴らしい披露宴は二度とないかもしれません。
そう思えるような披露宴でした。
大学院生のとき,たまたま向かいの研究室だったという,それだけの
理由で仲良くしてもらっていたお姉さまの結婚。
絶世の美女であることは言うまでもなく,日常のちょっとした会話の
端々に飛び出るコメントの切れのよさもまた魅力的です。
でもどこか抜けていたり,意外と頑固な一面もあったり,親しくなるに
つれて彼女の持つ人間味に惹かれるようになりました。

もう2年近くが経ちましたが,私が博士の予備審査に向けて四苦八苦
していた頃。
ちょうど結婚に向けて式場の予約など具体的に動き出していた頃でも
あります。
仕事がうまくいかず気持ちが塞ぎこんでダークサイドに陥りかけて
それはもう苦しい時期でした。
そんな時に夜な夜な電話で愚痴を聞いてくれて,時には気づいたら
朝になっていた,なんてこともあったり。
あの頃私の心の支えになっていたのは間違いありません。
結婚に向けて最後の一歩,背中を押してくれたのも彼女でした。

彼女が具体的に結婚を意識していると聞いたのもその頃です。
近頃多くの女性が直面する課題でもあるようですが,そして他の多くの
男性と同じく心苦しく思うのですが,結婚とは一筋縄ではいきません。
正直なところ,私は他の相手を探したほうがいいと思っていました。
でも彼女は粘り強く問題に立ち向かい,乗り越えました。
恩師の先生も披露宴の挨拶でおっしゃっていましたが,この粘り強さと
頑固さというのが,よくも悪くも彼女の持ち味なんだと思います。

苦しい時期の話を聞いていたせいか,失礼ながらご主人にはあまり
いい印象がありませんでした。
実際にお会いしたのは披露宴が初めて。
印象が変わるのに時間は要しませんでした。
この方とならきっと幸せになれると確信できました。
いつも言っているのですが,信頼関係を築き仲良くしていくためには
喧嘩は必要だと思います。
自分と他人とでは考えが違って当然で,喧嘩が起こらないということは
つまりどちらかが我慢している状況だと思うのです。
薄っぺらい関係ならともかく,これから家庭を築いていこうという深い
関係の中で喧嘩をしないことなんてありえないこと。
喧嘩のない結婚に意味はない。
困難にはぶつかって乗り越えなければならないし,それができることを
お二人は結婚によって証明したわけですから,これからもきっとうまく
困難を乗り越えていくのでしょう。

最後に,幸せをおすそわけ。
写真を載せてしまうとアクセスが殺到してサーバーがダウンして
しまう恐れがありますので(笑),絵画風でお楽しみください。
Crw_1981a

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2010/04/08

胎動

布団を敷くのは私の仕事になっています。
先日,毛布だけ間違えて自分のと奥様のとを逆に敷いてしまって,
面倒だからそのままにしていたのですが,それに気付いた奥様は
不満な様子でした。
どうも私が普段使っている毛布なんか使いたくないらしい。
面倒だから取り替えたくない,と言ったら自ら取り替え始めました。
そこまでして私の毛布を使いたくないとは,,,まるで年頃の娘です。
わが子が男子で少しよかったと思った瞬間。

ところで,なんかこう,もっと,

ぼふっ!

という感じだと思っていました。
でも実際には

もにょっ!

とか

ぽこっ!

とかいう感じでした。
突然何を言い出すのかって?胎動の話です。
息子は最近お腹の中で活発に動き回って,というか暴れまわっている
ようで,タイミング良くお腹(もちろん最近気になる自分のお腹ではなく
奥様のお腹ですよ!)をさわると手に感触が伝わってきます。
どうやら,やんちゃで足癖が悪いようです。
タイミングが悪いと全く動きません。
寝ているのかもしれないと思い,お腹越しにモールス信号を送ると
起きて動きだしたりします。
父と子,男と男の会話です。
その後しばらくテンションが上がって暴れ続けるらしく,余計なことを
するなと奥様には叱られますが。

一か月前の映像ですが,実際にお腹の中で動き回っているようです。
もじもじしたり,むにゃむにゃしたり,ノリノリだったり。
Img004 Img005 Img006

ちなみにこれは未来予想図。
雨の降っていない時に傘を差しながら泣くというシチュエーションが人生で
いったい何回あるのかは知りませんが。
何ともかわいいですね(自画自賛+親バカ)。
Img030

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2010/04/01

1年寝かせたスパークリングワイン

異動の季節です。
うちの研究室にも今日からポスドク研究員が一人増えました。
共同研究で何度も会っているので不思議な感じですが。
ちなみに新人も含めてメンバー全員が既婚者です。ボスを除いて。。。
ボスに春は来るのでしょうか。
新人さんにはお子さんもいます。
先日,うちのポスドク番長にもお子さんが生まれました。
我が家も夏には。。。
世間で騒がれる少子化に少々疑念を抱く今日この頃。

先週末に奥様と東京に行ってきました。
東京にいた最後の1年に合コンゼミ 真面目なセミナーでお世話に
なった某女子大の研究室の送別会に参加するためです。
この日のために(かどうかは知りませんが)1年前にケアンズで買ってきた
スパークリングワインを持参しました。
貴腐ワインのスパークリングで,果実酒のように甘いのが特徴です。
もったいなくてなかなか飲めなかったのですが,こういうときにこそ
ぜひ開けようかと思いまして。

東京にいた最後の1年,つまり博士論文執筆の年というは精神的に
かなりきつく,しかも周りに全然人がいない環境だったので,頻繁に
この研究室(歩いて約20分)まで気分転換に行っていました。
突然冷やかしに来られて迷惑だろうに皆さんお茶につきあってくれて,
無事博士号を取得できたのは彼女たちのおかげでもあるのです。
この春博士号を取って中学校(だったと思う)の先生になるという異色の
キャリアを歩む後輩(実は彼女のおじさんは私の中学時代の理科の
先生)からはプレゼントまでいただきました。
感謝されることは何もしていない,というかこちらこそお世話になって
いるのですが。

前から知っている人たちは次々と卒業し,ずいぶん研究室のメンバーも
入れ替わりました。
とは言え相変わらずふらふらと遊びに行きそうですが。

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